[映]アムリタ (メディアワークス文庫)
- アスキー・メディアワークス (2009年12月16日発売)
本棚登録 : 1504人
感想 : 204件
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Amazon.co.jp ・本 (242ページ) / ISBN・EAN: 9784048682695
作品紹介・あらすじ
自主制作映画に参加することになった芸大生の二見遭一。その映画は天才と噂される最原最早の監督作品だった。彼女のコンテは二見を魅了し、恐るべきことに二日以上もの間読み続けさせてしまうほどであった。二見はその後、自分が死んだ最原の恋人の代役であることを知るものの、彼女が撮る映画、そして彼女自身への興味が先立ち、次第に撮影へとのめりこんでいく。
しかし、映画が完成したとき、最原は謎の失踪を遂げる。ある医大生から最原の作る映像の秘密を知らされた二見は、彼女の本当の目的を推理し、それに挑もうとするが――。
第16回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作。
みんなの感想まとめ
独特の世界観と緻密な構成が魅力の作品で、読者に新たな体験を提供します。主人公の二見は、天才監督の作品に魅了されながらも、彼女の秘密に迫る過程で想像を超えた展開に巻き込まれます。作品全体に漂う不思議な雰...
感想・レビュー・書評
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野﨑まどさん。
2025本屋大賞ノミネート作家。
ノミネート作品「小説」は、予約でいっぱいだったので、奇跡的に空いていたこの本を借りた。
野﨑まどさん、なにもの?
この作品の全てがオイラにとっては初めての体験だった。
読後の感覚も今までにないもの。
わからな過ぎて、星を5じゃなくて、4にしちゃうくらい。
いったいなんなのって思われた方にも、一読をお勧めしますと、〆られない本。
あくまでオイラにとっては。
まだ本屋大賞ノミネート作品「小説」の予約をオイラはしていません笑。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今となってはどこまで計算してたのだろうと思ってしまうが野崎まどデビュー作
世にも奇妙な系列でニュアンスは抑えられており読み口は軽やか
後に、まさか、ねえ -
見開きの作者のプロフィールとあとがきも全て計算されているんだと思った。
真面目にふざけているようで、全てが計算通りだとしたら、本当に天才的な発想で書かれた作品だなあ。 -
芸大生で天才映画監督と言われているヒロインと役所志望の主人公達がある映画を作っていく
そんな中ヒロインの映画の作成動機と主人公が主演に選ばれた理由が段々と顕になっていき……迎える結末
読了直後は度肝抜かれて言葉が出なかった…
メディアワークス文庫らしい主人公やヒロインのキャラが分かりやすく立っていて掛け合いも面白く、スラスラと読み進められる
また、登場人物も構成も簡潔で中だるみすること無くラストに行けるので作品としての完成度が高く、満足できた
とにかく結末が衝撃的過ぎて鳥肌立つこと間違いなし -
テンポが良いが、ミステリなのかホラーなのかよく分からない。
ミステリだと思って読むと現実的ではないと批判があるだろうし、
ホラーだと思って読むとまあまあなのかもしれない。 -
一気に読んだ。
作品の善し悪しではなく好みになるけれど、私の好みではあまりなかった。ストーリーが、というよりも文章が。誰にも感情移入はできなかったからか、結末もそうなのかーと流してしまうというか。
文字なり映像で人の脳を支配する、というホラーでもある設定が元々あんまり好きじゃないというのもあるのかもしれないなあ…。
面白くなかったわけでは決してなくて私の好みではなかっただけなので、別の作品を読んでみたいと思う。 -
ミステリとかSFとか枠をはめなければ小説として大変楽しめる。天才は天才であり、必要以上に説明しないのは好き嫌いだろうが、その設定で紡がれる世界観、物語に魅力があるので良し。
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学生映画制作サークルのお話。
ほんのりミステリー。
とても読みやすいです。特に後半はハイペース。
どう天才でどうすごい作品なのか、がもう少し明確に伝わってくれば更に面白く感じたと思います。
作中でその部分が自己解決してしまっていたのがちょっと勿体無い気がしました。
それでも最後にどうなるのかがとても気になって手を休む事無く読みきれるのは凄いと思います。 -
一人称視点でのストーリー構成が面白いです。ミステリーのような風格も持っており、物語の内容に引き込まれました。最後は余韻を残されて締めくくられていますが、この小説としてはとても深い考え抜かれたラストだなあと思いました。
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ホラー小説でした。
真面目ぶって本格本ばかり読んでいる身には、十数年ぶりのライトノベル(寄りの本)でした。ですがライトだからこそできる、紙の小説じゃないとできない表現方法や切り口が面白いですね。
ラストシーンはハッピーな未来が続くのか、それともバッドなのか…自分はバッドエンドだと思ったので、他の人の感想が新鮮でした。
二見くん、HUNTER×HUNTER38巻出たよ…。 -
なんか深夜アニメみたいな登場人物たちだなあと思って読んでたら、最後ですごい引き込まれた。
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読了し、なるほどなぁ、という気持ちにはなった。
確かに伏線の張り方、物語にあった違和感(まさかこのまま終わるなんてありえない)が一つずつ明らかになっていく様はストンと腑に落ちた。
だが、どうしてこうなった? どうするとこうなるのか? という疑問も湧いている。
物語自体悪くないし、面白いとは感じた。縦横無尽に突っ走るアイディアも自由奔放だ。
それ故にこの結末は腹七部程度で終わってしまった印象が強く、物足りなさが残った。 -
野﨑まどさんワールド凄いです。面白い!
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図書館にて借りる、第294弾。
(神戸市図書館にて借りる、第103弾。)
ラノベ感満載だが、お話としても十分楽しい。
中身を一言で表現するなら、やりたい放題。
しかし、決してつまらない訳ではない。
デビュー作なら尚更だ。
星は3.7とする。 -
大学生が映画を制作する青春物語…に見せかけて、ちょいちょいメンバーの記憶が飛んだり卒倒したりと終始不穏さが付き纏う。ミステリというよりSFサイコスリラーとしての面白さは感じた。しかしラノベ特有のボケとツッコミがキツい会話劇が多く、アラサーの身には堪えます…。
著者プロフィール
野﨑まどの作品
