[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)

著者 : 野崎まど
制作 : 森井 しづき 
  • アスキー・メディアワークス (2009年12月16日発売)
3.83
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  • 本棚登録 :1058
  • レビュー :172
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048682695

作品紹介・あらすじ

自主制作映画に参加することになった芸大生の二見遭一。その映画は天才と噂されるつかみどころのない性格の女性、最原最早の監督作品だった。最初はその天才という呼び名に半信半疑だったものの、二見は彼女のコンテを読み始めた直後にその魅力にとりつかれ、なんと二日以上もの間読み続けてしまう。彼女が撮る映画、そして彼女自身への興味が二見を撮影へのめりこませていく。そしてついに映画は完成するのだが-。第16回電撃小説大賞"メディアワークス文庫賞"受賞作。

[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)の感想・レビュー・書評

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  • テンポが良いが、ミステリなのかホラーなのかよく分からない。
    ミステリだと思って読むと現実的ではないと批判があるだろうし、
    ホラーだと思って読むとまあまあなのかもしれない。

  • 一気に読んだ。

    作品の善し悪しではなく好みになるけれど、私の好みではあまりなかった。ストーリーが、というよりも文章が。誰にも感情移入はできなかったからか、結末もそうなのかーと流してしまうというか。

    文字なり映像で人の脳を支配する、というホラーでもある設定が元々あんまり好きじゃないというのもあるのかもしれないなあ…。
    面白くなかったわけでは決してなくて私の好みではなかっただけなので、別の作品を読んでみたいと思う。

  • ミステリとかSFとか枠をはめなければ小説として大変楽しめる。天才は天才であり、必要以上に説明しないのは好き嫌いだろうが、その設定で紡がれる世界観、物語に魅力があるので良し。

  • 憧れの画素(かくす)はこびに誘われて
    自主制作映画に参加することになった二見遭一。
    その作品の監督は、天才の呼び声高い
    最原最早(さいはらもはや)だった。

    野崎まどを全読破しようと読んでみたのですが
    おお~独特…ジャンルはSF寄りなんですかね…?
    会話のやりとりがすごく好みなんですよね…
    コントみたい。

    「天才」最原最早が、どう天才なのかを
    具体的にどんどん出していくのではなく
    抽象的な説明で「天才」だと印象付けていく感じ。
    名前が変なのはライトノベルのお約束なんでしょうか…
    皆でワイワイ楽しく映画制作する青春ものと
    思いきや最後はホラーだった…
    人格を書き換えることができる映画って…
    まさに「神様の映画」ですね。
    56時間も意識が飛ぶほどのコンテって
    怖いけど少し読んでみたい。

  • 図書館で。なんかホラーっぽかった。
    映像のサブリミナル効果ってのは聞いたことがありますが視覚からヒトの意識や考え方を変更させるとかありえないだろうと思いつつありえたら怖いなあ、と。そこがホラー(笑)。ヒロインの考えや感情が全然読めないのが天才の一言で終わってますがそれで良いのかな?

    それよりもそういう事が出来る人間が何の逡巡もなく行使してしまうことが恐ろしい。何様だ、って感じですね。という訳であまり趣味には合いませんでした。結局彼女が望むのは非現実の現実化ってだけなのか?だとしたら巻き込まれた人間はえらい迷惑だなあと思いましたが。表紙とのギャップがすごい(笑)

  • サイコミステリとサイコホラーとかサイコスリラーと言った方が良いのか。青春モノらしい軽妙な会話に、それとなく仕組まれた不穏な空気感がラストに向かって爆発し、恐怖と歓喜の入り混じった奇妙な感覚に襲われた。

    主人公二見が絵コンテに引きこまれていったように、感情移入とはまた違った作品への没入感を味わった。

  • 学生映画制作サークルのお話。
    ほんのりミステリー。

    とても読みやすいです。特に後半はハイペース。

    どう天才でどうすごい作品なのか、がもう少し明確に伝わってくれば更に面白く感じたと思います。
    作中でその部分が自己解決してしまっていたのがちょっと勿体無い気がしました。

    それでも最後にどうなるのかがとても気になって手を休む事無く読みきれるのは凄いと思います。

  • 一人称視点でのストーリー構成が面白いです。ミステリーのような風格も持っており、物語の内容に引き込まれました。最後は余韻を残されて締めくくられていますが、この小説としてはとても深い考え抜かれたラストだなあと思いました。

  • 自主映画の出演をお願いされ、渡されたコンテは
    天才と呼ばれている女の子が書いたものだった。

    すべての指示が入っている絵コンテがあれば
    ものすごくさくさく撮り終われそうです。
    が、それをきちんと自分で理解していなければ
    ものすごく時間がかかりそうです…。

    引き込まれてしまうほどの素晴らしいコンテでしたが
    書いた本人は突っ込みどころ満載の発言をする人物。
    そんな彼女と主人公と、映画を作る2名と、の
    青春ものかと思ったら、まったく別方向へ。
    爽やかだったものはなくなり、どろどろとした
    怖い方向へと。
    結果だけを伝えられたら、それはあり得るのか、と
    一笑してしまうような事が、じわじわと真実味を帯び
    納得させられてしまう状態へ。

    更なる落とし穴は、もう…という現実。
    全ては『元に』還るそうです。

  • 芸大で自主映画を撮ることになる面々。監督は天才といわれる女子学生である。

    タイトルからはまったく予想できないよいミステリーででした。

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