デュラララ!!×7 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.06
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本棚登録 : 3577
感想 : 149
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048682763

作品紹介・あらすじ

「僕は何もしてないよ。あれは、ダラーズみんなでやった事だから-」東京・池袋。この街の休日はまだ終わらない。臨也が何者かに刺された翌日、池袋には事件の傷痕が未だに生々しく残っていた。すれ違うことなく街を徘徊するクラスメイトの男女、弟に付きまとう女の動向を窺う姉、最強の男を殺すために強くなろうとする少女、兄のことなど気にせずひたすら無邪気な双子、今後の自分を憂い続けるロシア出身の女性、過去の未練にしがみつくヤクザな男、休日を満喫しようと旅行に出た闇医者、そして安心しきりの首なしライダーは-。さあ、みんな一緒に、デュラララ!!×7。

感想・レビュー・書評

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  • 前巻で出てきたクソ強ヤクザこと赤林と青崎について深掘りされてる『はぐれ者コンチェルト』が個人的な一押し。

  • 新たな人間模様が見れましたね。

    デュラララ!!にはいろいろなカップルがいますが、本作で1つ思いました。
    「波江・美香・誠二…まじ、やべぇ」…と。
    一応恋愛がメインの話のため、この3人だと本物の昼ドラが創作できますね。
    ただし一部R指定は確実です(笑)

    ここにきて静雄さんのモテ期(?)が到来するも、どちらも一癖あり。
    ハードボイルドでかっこいい赤林さんの願いも虚しく、池袋は裏表の境目が曖昧になり。

    次巻からまた馬鹿騒ぎが起こりそうですねー。

  • まあまあ

  • 番外編。
    面白くてすらすら読めた。
    こんな日常的な物語もイイかなぁと思った一作。

  • 短編集みたいな感じであっさり読めた。波江さんと美香ちゃんが怖かった...。最後の方に臨也を刺した人が出てきたけれど、その人に驚いた!

  • 今回は、互いにゆるやかにつながった短編が4編と、次巻への布石となるプロローグ、エピローグが収録されています。

    第1章「逢い引きボレロ」では、矢霧誠二に想いを寄せる張間美香と矢霧波江が対決します。さながら変態の頂上決戦です。

    第2章「はぐれ者コンチェルト」は、粟楠会幹部の赤林のおいちゃんが主役を張っています。彼の人物と、過去の罪歌との出会いが描かれます。

    第3章「取り立てラプソディー」は、露西亜寿司に引き取られたヴァローナが、静雄とトムの取り立ての手伝いをするに至るまでが描かれます。粟楠茜、折原クルリとマイルたちも絡んできて、これも今後の展開の伏線の気配がします。

    第4章「お惚気チャカポコ」は、旅行に出かけてイチャついているセルティと新羅のところに、上の3章の人物が電話をかけてきて2人のムードに水を差す話。セーラー服姿のセルティが慌てているシーンのイラストは、ちょっとした衝撃です。

    プロローグとエピローグは、澱切陣内に刺されて入院している臨也と、旅行から帰ったばかりのセルティの家を青葉が訪れる場面が描かれます。

    ストーリー上での大きな展開はなかったのですが、どこを切っても本シリーズの雰囲気が濃厚に立ち込めているようで、あっという間に読んでしまいました。

  • 短編集だが、ある一日を色々な人の眼から見て多様な切り口から物語を読むよう仕掛けがしてある巻。読んでいて面白かったのはセルティのエピソード。傍から見るとバカップルだろとツッコミを入れたくなる。あと、これからの話は、帝人が作った「ダラーズ」が黒沼青葉に利用され、おかしな方向へと動き出しているという感じ。帝人自身の考え方もどこかおかしな方向へと向き始めているし。この後の展開がどうなるやら。続けて読んでいきたいと思う。

  • 彼が入院している間でも、そこかしこで話は続く。

    弟ラブと、彼女をしている人の激闘。
    ヤクザのあの人が、どうして彼女を気にかけるのか。
    バーテンダーの服を着た人の日常?
    そしてそこから切り取られた状態の、彼と彼女の
    楽しい(?)旅行道中。

    ひとつひとつは日常な感じもしますが
    これが後でどうなってくるのか…。
    ある意味、外伝のようにも思えますが
    動き出すための伏線があるのかと。

  • ---

    23/03/2011 本棚追加

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  • お惚気チャカポコ読めて満足。

    新セル尊い。

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著者プロフィール

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆。小説以外にも『デッドマウント・デスプレイ』(スクウェア・エニックス)などの漫画原作のほか、ゲームシナリオやドラマ原作など多種多様な作品を手掛ける。

「2023年 『シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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