蒼空時雨 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.74
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本棚登録 : 1990
レビュー : 240
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048682909

作品紹介・あらすじ

ある夜、舞原零央はアパートの前で倒れていた女、譲原紗矢を助ける。どこにも帰る場所がないと語る彼女は居候を始め、次第に猜疑心に満ちた零央の心を解いていった。
やがて零央が紗矢に惹かれ始めた頃、彼女は黙していた秘密を語り始める。その内容に驚く零央だったが、しかし、彼にも重大な秘密があって...。
巧妙に張り巡らされた伏線が、いくつも折り重なったエピソードで紐解かれる、新感覚の青春群像ストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 花鳥風月1作目をこれと知らず
    「初恋彗星」を先に読んでいまいちだな…と思ったけど
    「蒼空時雨」は良かった。
    読む順番はあまり関係ないらしい。

    無理矢理感や強引な感じは少々あったけど
    どの世界観も若干リンクしているので
    読めば読むほど世界がつながって素敵だと思った。

    図書館でまだ貸出カードだった頃を懐かしく思った。
    夏音と稜君が好き。

    お次は「吐息雪色」楽しみ。
    ワカマツカオリさんの表紙絵が本当にエクセレント♪
    そして綾崎さんのブログもなかなか好きです♪

  • 土砂降りの雨が降る夜、アパートの前で倒れていた譲原紗矢と言う女性を助けた舞原零央。お金がない。帰るところもないという彼女に、零央は仕方なく居候をさせてあげることにした。

    綾崎隼さんは二冊目。言葉の選び方や表現がやっぱり素敵です~。
    同じ時を重ねている間にふたりの心も寄り添っていくのですが。それではい、終わりといかないのが、この作者さんらしいです。
    まさかの!えええ~。
    意図せず出来上がった三角関係ですが、このメインの三人にはある双子が絡んできます。
    これが紗矢にとってはかなりエグい。
    …はずなのですが、姉の夏音がさらりと流します。
    他のキャラがやったらうそ臭さを感じるかもしれませんが、その前に夏音のお話が挟まれているのでなんとなく頷けてしまう。
    そしてこの夏音のお話が、私は一番好みでした。

  • メインヒロインが苦手な性格で、読むのがしんどかったです。そのせいか、ラストもしっくりこなくて…。どっちつかずモヤモヤ関係のまま終了したほうが、個人的には好みだったかもしれません。

  • ライトノベルですかね。

    最後まで読みましたが、どうしてもオバさんは「ハイハイ」となってしまいますね。
    10代の頃ならガッツリ読んだでしょうけれど…心が錆びたかしらね〜…

  • 「ヤコブの梯子で雨宿り」
    見知らぬ彼女とひとつ屋根の下で。
    いくら男でも見知らぬ人を簡単に部屋にあげるのはどうなのだろう。
    彼女は何か彼のことを知っているようだったが、一体何者なのだろう…。

    「雨、ときどき嘘」
    彼と彼女がついていた嘘。
    お互いが初めから本当の事を話していればこんな事にはならなかったんだろうな…。
    嘘が分かった今、この二人はどうするのだろう。

    「哀しい雨には濡れないで」
    嘘をついてまで隠したかった事。
    ここまで悪趣味な振り回し方をする姉はどうかと…。
    彼女の行動がなければ、もう少し平和にサプライズが成功していただろうな。

    「日の照りながら雨の降る」
    誰にも知られてはならない秘密。
    血は繋がっていなくとも世間からみたら兄妹に変わりないもんな。
    彼の手紙が届き続ける限り、彼女は中々前に進めないのではないのだろうか。

    「君の隣なら雨宿り」
    曖昧にし隠していた真実を。
    彼女がした事は狡いことかもしれないが、気持ちを抑えて接する二人も同じだろうな。
    相手のためと考え行動していても逆に相手を傷つけている場合もあるもんな…。

    「雨がくれたもの」
    自分と向き合い伝える想い。
    一度伝えた好意を否定するのも酷いが、相手を傷つけるとわかっている言葉で突き放すというのは最低な事では。
    自分を守るためとはいえ、ついていい嘘ではないな…。

  • 2017年1月22日紹介されました!

  • いくつかの伏線が心地よく手繰られながらさらっと読めた。
    とにかくジャケ借り(笑)キャラ読みに走りました。

    作品タイトルには時雨。中身は冷たい雨とくもりを行ったり来たりしてた感じ。
    最終的にはきれいにまとまってよかった。

    今回はとにかく名前とジャケットの絵から登場人物を想像するのが楽しかった。
    朱利は黒髪短髪スーツ
    零央は金に近い茶髪黒Yシャツ
    紗矢は(ジャケットは黒髪だけど)ブラウンの超ロング、ワンピース
    稜は黒髪短髪よれた白Yシャツにジーンズ
    夏音はつり目に泣きぼくろ黒髪ショート
    風音は茶髪のミディアム…
    いろいろ設定とは違ってるけど楽しいからいいか(笑)

  • ずっと本棚にしまってあった本だが、ブクログの評価を見て気になり、読みはじめた。

    1日で読み終わってしまったが、個人的には好きな話。夏音の話がとてもよかった。
    次作も読んでみたくなった(o^^o)

  • 物語的にはハッピーエンド
    だけど、どこか切なくてなぁ
    特に朽月夏音の所は不覚にもないてしまった
    ピッタリな言葉を探すなら「儚くて綺麗な」って感じかな

  • すれ違いから始まる恋。

    と、いっても、明るく、キュンキュンするイメージではなくて、しとしと降る梅雨の雨のような雰囲気。キャラ1人1人が抱えている過去が、深くて深くて。

    ワカマツさんのイラスト、切り絵を連想させて幻想的。

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著者プロフィール

2009年に第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞し『蒼空時雨』(メディアワークス文庫)でデビュー。「花鳥風月」シリーズ、「ノーブルチルドレン」シリーズなど、メディアワークス文庫にて人気シリーズを多数刊行するほか「命の後で咲いた花」などの単行本も刊行。講談社タイガでも「君と時計と」シリーズ(全4巻)を刊行。恋愛青春小説の書き手として10代20代女性読者から多くの支持を集めている。

「2020年 『レッドスワンの混沌 赤羽高校サッカー部』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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