ご主人さん&メイドさま: 父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります (電撃文庫 え 2-1)
- アスキー・メディアワークス (2010年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048683258
作品紹介・あらすじ
メイド大好きオタク高校生・五秋陣こと「ご主人さん」と、傲岸不遜な金髪美少女「メイドさま」との主従逆転ドタバタラブコメ、第16回電撃小説大賞"銀賞"受賞作登場です。
感想・レビュー・書評
-
読書録「ご主人さん&メイドさま」3
著者 榎木津無代
イラスト 双龍
出版 電撃文庫
P14より引用
“目を細めて見れば美人と言えなくもないメイドさんの天使のよ
うな営業スマイルを堪能し、五秋陣とその友人はメイド喫茶を後
にした。”
目次から抜粋引用
“日本刀&テニスラケット
割烹着&巫女
貴族&M4
ママチャリ&ネコミミ”
メイドさんが好きで仕方が無い高校生を主人公とした、痛快娯
楽ライトノベル。
帰宅と称して日々秋葉原のメイド喫茶に通う主人公・五秋陣、
ある日本当に帰宅した玄関で待ち受けていたのは…。
上記の引用は、第一章の冒頭の一文。
うまく化粧して上手に笑顔を作ることが出来れば、大体の女性は
美しく見えるものなんじゃないかなと思います。頭で何を考えて
いても、表に出てくることはあまりないでしょうし。
異性の笑顔には、よくよく気を付けたいものです。
気晴らしに読むにはもってこいの一冊だと思います。
ーーーーー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9784048683258 311p 2010・2・10 初版
-
メイド>>>>>>超えられない壁>>>>>ご主人様
-
なんというか、中二病と(メイド)オタク趣味設定のオンパレード。
そういうのが中途半端に出てくるとイヤになるが、これだけ突き抜けてると、もはや笑うしかない。
バカです(笑)
しかも、ストーリーは完璧王道展開。
幼い時の約束やら、
押しかけメイドやら、
とらわれの姫君やら、
その救出やら、
設定だけまともなら普通の恋愛冒険小説。
いや、作者は、そういうののパロディとして狙ったのか?
とか穿ってみてしまう(絶対違うだろうな・笑)
なんにしても、その怒濤の勢いは買う。
笑ったモン勝ちの小説。 -
おバカなのりだが熱い。
テンプレぎみなとこはあるかもしれないが
おもしろかった。
次も期待 -
五秋陣(高校生)が家に帰ると、金髪美少女ポニテ傲岸不遜メイドことメイドさまが出迎えてくれた! 筋金入りのメイドオタクである五秋は単純に我が家にもメイドがと狂喜し、服を破り捨ててパンツ一枚に。こうして五秋はメイドさまと一つ屋根の下で暮らすことになった。
少しずつメイドさまのことがわかってきたある日、彼女の婚約者だというウィリアムズ・エヴァリンス王子が、彼女のことを母国に連れ帰ろうと武装メイドを引き連れて空からやってくる。そう、メイドさまは実は王女だったのだ! メイドさまは命努力と呼ばれる命道を極めたものだけが使うことができる力を駆使し、同じく命努力を武器に襲いかかってくる武装メイドを追い返そうと攻防戦を繰り広げる。根っからのメイドである武装メイドに、メイドさまは押され気味。それを見かねた五秋は真の主人だけが使うことできる護種神力を使い、メイドさまを助けようとする。しかし力及ばず、圧倒的な差で負けてしまい、メイドさまを連れ去られてしまう。
それで黙っているほど、五秋のメイドオタクっぷりは薄くない。メイドさまを取り戻すため、五秋は同じくメイドオタクである高木の力を借り、犠牲にし、母国に向け離陸したウィリアムズが乗った飛行機に飛び込んだ。メイドさまのため、五秋はウィリアムズに護種神力を振るう。
一方、メイドさまも武装メイドと戦っていた。ウリィアムズに無理やり着せられたウエディングドレスから命努力を使ってメイド服に着替え、五秋を想う気持ちを力に代え、武装メイドを撃破する。
その頃、五秋は瀕死の状態だった。ウリィアムズにめちゃくちゃにやられていた。しかし、ウエディングドレスからメイド服に着替えたメイドさま(しかもノーパン)を見て、護種神力がみるみる上昇! かくして、ウリィアムズを撃破したのだった。
壮絶な戦いの末、飛行機は粉々に砕け散った。落ち行く中、メイドさまは五秋に対する自分の気持ちを再確認する。
もうずっと昔、王位継承のことしか頭にない姉や親戚にいじめられ、城を抜け出して公園で一人、時間を潰していた時のこと。五秋が無邪気に笑いかけてくれた、可愛いと言ってくれた。次の日、パレードに来て欲しいという約束を守り、その上パンツ一枚で時計台からダイブしてきた彼……メイドさまは初めてあった時から、五秋のことが好きだった。彼のために命努力を身に着け、日本に渡ったのだ。
巫女メイドに墜落死を助けられた二人の前に、メイドさまの母、つまり女王様が現れる。身分の違いを越え、主従の関係を守ると誓う二人に、女王様はメイドさまとウィリアムズの婚約を破棄。メイドさまは晴れて五秋の専属メイドになったのだった!
(おまけ)後日、五秋は今回の活躍をメイドさまに讃えられ、傲岸不遜なメイドさまに初めて「お帰りなさいませ、ご主人さん」と最高の笑顔で言われたのだった。 -
素晴らしきおバカさ加減。某魁な塾を彷彿とさせる武具や技の数々。そしてテンプレ気味ながら、いい意味で無駄にアツい展開。ただ終始このノリには疲れる人もいるかも。個人的にはアリで。
-
第16回電撃小説大賞銀賞受賞作ということで期待して読んでみましたが、個人的には面白い作品だと思いました。しかし、本の内容は賛否両論ありそうな気がします。基本思考が変態方向であり、メイドメイド連呼し、メイドに対し熱い情熱を持つ主人公。そんな彼の元に突然やってきた「メイドさま」と名乗る謎の金髪メイド服メイド。そんなメイドさまが彼女を連れ戻そうとする人々と戦闘をしたり、ドタバタがあったりと次から次へと色々なことが起きていきます。ギャグ系小説が好きな方にはお勧めできる作品です。
-
第16回電撃小説大賞<銀賞>のこの作品。ある意味で気になる作品名。あの『とらドラ!』の竹宮ゆゆこさんが買う気がそそられるコメントを帯についています。見かけたら、手にとって帯を見てください、買いたくなるから。
そして中身の感想ですが、脱衣系メイドバトルラノベ?とりあえず、壮絶に意味のわからないバトルラノベです。意味のわからない力で、なぜかメイド服を脱がすことで戦いに勝利し、主人公はただのメイドスキー。何を言ってるか話からねぇと思うが(ry
しかし、あんなテンプレな設定になってるなんて思わなかったのでした○