恋敵はお嬢様☆ (電撃文庫 と 11-2)

著者 : 時田唯

• アスキー・メディアワークス (2010年3月10日発売)

作品紹介・あらすじ

「お前ってラノベの主人公みたいだな?」そんな格付けの朝井正也は高校入学と同時に、天然で元気っ娘の高倉いつみに恋をした。初日に出会って隣の席になり、2日目に弁当の手作り玉子焼きをもらい、3日目は夕焼け空の下で一緒に下校-。朝井いわく、フラグは立った。あとはラブレターを出して告白するのみ…!だが何故かその恋路を邪魔してくるのは、クラスで人気の清楚なお嬢様・唐沢齢だった。実は、そのお嬢様の性格は全くの正反対!いつみを巡り、朝井だけが鈴の超弩級な本性を知ることになったのだが、その奥にある彼女の事情と秘密を知っていくうちに…。三者三様の思惑にラブコメ革命が勃発。

感想・レビュー・書評

[gf111さんの感想 · 2018年10月7日]

全般的に中途半端やな。
主人公もお嬢も背景も半端やったんで、盛り上がらなんだ。

[のこさんの感想 · 2015年2月7日]

全３巻完結。お嬢様が実は百合で凶暴で、自分の恋路を邪魔する話。唐沢と朝井の距離感にこころが暖かくなる。

[柏葉さんの感想 · 2013年11月23日]

古本屋で見かけ悪くなさそうだと思い購入。ガチ百合のラブコメではあるのだが、訳ありお嬢様のライバル奮闘記だった。主人公の片思い相手よりもお嬢様を好きになれるかどうかで、この作品を楽しめるかが変わってくると思う。陰ながら努力し将来を諦め、せめて高校生活だけでも大切なものの側にいようとした、そんなお嬢様を嫌いになれるわけがなかった。

[二次元研究所さんの感想 · 2011年7月19日]

9784048684002 　323ｐ　2010・3・10　初版

著者プロフィール

『おことばですが、魔法医さま。』『朝岡ひよりのドキドキカルテ』『金は彼女の回りもの』他、電撃文庫で活躍。

「2022年 『うちの勇者ちゃん達がレベル99になっても初心者の館を卒業しない件について』 で使われていた紹介文から引用しています。」