“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店7 (電撃文庫 お 9-10)
- アスキー・メディアワークス (2010年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048684026
作品紹介・あらすじ
咲と刻也、二人は予期せぬ形で出会い、物語は始まりました。ですが、それは本当に偶然だったのでしょうか?出会い、想いを育み、共に歩んできた今まで。そこに大きな偽りがあったとしたら-。この出会いは許されぬものだったのです。都和子は決断します。大きな偽りによって歪んでしまった世界を正すことを。-自らの手で咲の命を奪うことを。咲を守りたい刻也、殺さなければならない都和子。二人の哀しくも激しい戦いが幕を開けます。大きな偽り-咲と刻也の秘密とは?そして、二人を待ち受ける運命とは?これが、二人について語る最後の物語となるでしょう。
感想・レビュー・書評
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【再読】
これまでに出てきたアンティークを駆使して、物語の根幹に触れた最終巻。しっくりきていない部分もあるけど、シリーズを締めるためには仕方ないのかな。個人的にはドンパチやるよりも、じっくり話を進めてほしかった。少し分厚い割には内容が薄いかも。思わせぶりな文章が、この巻はなにかと目についた。そして、魔道書が強すぎる。前巻で倒した(?)ライバル達に全く触れられてなくて、それも可哀想だったな。あの2人はあれで終わりだったのか…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
不思議な力をもつ品物「アンティーク」を扱う物語の最終巻。
刻也と咲の運命は!?二人に関わるアンティークとは!?
この巻のために今までの巻があるよなまとめ方なので懐かしいアンティークがでてきたりと面白かったですね。
でも、やはりこのラノベの魅力は刻也と咲のやりとりが好きだったので最後までそれが出てこなかったのは残念だったな。
まとめるにはこのようにまとめるしかないが、やはりこのラノベらしい要素は欲しかったなぁ。 -
終わってしまったぁ(つД`)ノ
読み終わった瞬間の自分は本気で目がうるうるしてた。この巻は本気で泣けた‼
何を言ってもネタバレになりそうなんでストーリーには触れませんが、凄い悲しくて、でも凄い心が温まる作品だった。
そして最終巻と言うことで伏線回収も行い、ホントにラノベの見本とも言えるような出来だった…
ホント最後までこの作品を書き上げて頂いた御堂彰彦先生に感謝m(_ _)m -
これはオススメできる。
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まさか過ぎる最終巻の展開。
それをちゃんと1巻で締めてくれたのはよかった。
自分の中で最終巻で評価爆上げしたお話だったけど、裏を返せばそれだけ著者を舐めてたことになるので、本当に申し訳ないです。 -
最終巻で単なる恋愛小説になってしまった。
せっかくアンティークという小道具を使い、また伏線をいろいろ設定していたと思われるが、すべてが無駄になった気がする。