- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048684514
作品紹介・あらすじ
"紅世の徒"とフレイムヘイズの最終決戦。その勝敗の天秤は、"祭礼の蛇"復活により、"徒"側に大きく傾いた。起因となったのは、"蛇"と運命共同体である坂井悠二による『大命宣布』。それは、フレイムヘイズ兵団を敗北に追い込むに足る、フレイムヘイズと"徒"双方の想いを汲み取った、まさに"創造神"たる宣言だった。宣布直後。勝機と見た"徒"らは、"仮装舞踏会"三柱臣の一柱・『将軍』シュドナイを指揮官とした包囲殲滅戦を展開する。圧倒的に不利な状況下で、フレイムヘイズ兵団は、撤退を余儀なくされる。そして、とある討ち手の命が儚く燃え尽きる…。怒涛の最終決戦、決着間近。
感想・レビュー・書評
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前巻よりは、「話」(形) になってるかな。あとどれくらい引っ張るつもりなのかしら?
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今回はちょっと展開がもたついている印象です。
「祭礼の蛇」となった坂井悠二が、が狭間の世界に「無何有鏡」(ザナドゥ)を創造するという「大命宣布」をおこない、使命を失ったフレイムヘイズ軍団は壊走します。シャナたちは、撤退線を支えるためにシュドナイと会戦することになります。
マージョリーとマルコシアスには、もっと景気よく参戦してほしかったように思いました。あとセンターヒルの参戦には、いちおう十分な理由があるとは思うのですが、もう少し参戦に至るまでの心情のプロセスをきちんと描いてほしかったところです。ただ、このあと番外編で、アメリカ大陸での「大地の四神」の戦いが描かれるときに、彼らの行動原理が明かされることになるかもしれないので、今のところは判断を保留しておきます。 -
話が長すぎて何が何やらよく分からない展開に。過去の伏線を記憶しておくのも難しい。大体キャラが多すぎるので名前を覚えるのもやっと。ロシア文学じゃないんだからさぁ・・・。
というのは、置いておくとして、いよいろ佳境。あとはうまく終わってくれるのを願うばかり。 -
9784048684514 251p 2010・4・10 初版
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大戦終了
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フレイムヘイズが格好良すぎる。どうなるのかドキドキしながら読んだが、期待は裏切られなかった。いよいよ終わりまであと少し。駆け足で読みたい。
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作者も校正もきちんと勉強しているタイプではなさそうなので、漢字がたくさん使ってあっても、不思議な固有名詞がたくさんあってもそれはオリジナル名詞と思うことにしている。ふり仮名多いし。
世界や存在にオリジナルが多いので、説明にすごく追われている感じがする。 -
今のままじゃ、悠二に届かない。