とらドラ・スピンオフ!〈3〉―俺の弁当を見てくれ (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 877
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048684569

作品紹介・あらすじ

北村の祖母が作った超豪華三段お重のお弁当を見て、竜児の主婦魂に火がついた!-表題作「俺の弁当を見てくれ」。忘れものを取りにみんなで忍び込んだ夜の学校で目にする、お馴染みの面々の残念な未来とは-「不幸のバッドエンド大全」。もしも竜児が定食屋を開いたら、お手伝いは北村でお客は大河と実乃梨だけ!?-「ドラゴン食堂へようこそ」。などなど海賊本掲載作から各種商品特典まで、文庫未収録の掌編・短編を完全網羅!もちろん書き下ろしもあります。超弩級ラブコメ番外編、再び登場。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ番外編第3弾。

    さまざまな機会に発表された『とらドラ!』の短編をまとめた本です。能登と摩耶のその後をえがいた後日談的な作品も収められている一方、本編とは異なる結末を迎えたパラレル・ワールドにおける竜児や大河たちの運命をえがいた、著者自身によるパロディといった印象の短編も含まれています。

    実乃梨と亜美の関係など、本編で積み残したままになっていたエピソードについても、もうすこしていねいな補填がなされるものと思っていたので若干期待はずれの感もありましたが、これはこれで十分にたのしめました。

  • いろんな特典やら雑誌に載ったものを集めた短編集。
    久しぶりにあのとらドラのハイテンションな文章を読んで感慨深かった。

    短編集なのでいろいろな話が入っているけど、パラレルや呪い(笑)や黒目術(爆)やらのIF話が面白い。
    彼らの将来の話とか、本編でやって欲しいね。
    それに、ツンデレでない大河は破壊力有りすぎ(笑)
    そりゃ、脳とか心臓とか破裂するよね(笑)

    最後の能登と摩耶の話は書き下ろしらしいけど、こういう話を書かせたら、やっぱり竹宮さんはすごくうまい。
    ちょっとへたれで勇気が無くて、でも、勇気を出したくて、そして、歩き出していく。
    そんな青春話はやっぱりいいなあ。

    とらドラはこれで終わりだけど、次も楽しい話を待っています。

  • 過去の既読本

  • ライトノベル

  • 「とらドラ」ラスト(現在までのところ)の短編、というよりも掌編集(起承転結の「転」すら見いだせないのもかなりある。)。概ねコメディーで展開するが、掌編をコメディのみで展開するのは一般には難しいなぁ、というのが正直なところ。映像に無い一発芸で、笑いをとるのが難しいのと同じで…。特にシリアス「とらドラ」を知ってしまっている身としては…。とはいえ、弁当譚は上手いなぁ。

  • 読みました。

    面白かったです!

  • 初めてライトノベルというものを買い、
    首ったけになってしまったラノベが、とらドラシリーズ。

    どのキャラクターに感情移入するかで心の痛みが変わってくる。
    アニメもノベルも素晴らしい出来でした。
    甘酸っぱいファンタジーでした。

  • スピンオフ第3作品目

  • これまで特典としてさまざまな商品についてきた短編の集まり。
    数ページで終わるものもあればそれなりの長さのものもあり、どのエピソードもおもしろかった。
    特に良かったのは書き下ろしの「ラーメン食いたい透明人間」。
    メインのキャラクター以外の心境を描写しているものは蛇足になりがちだが、能登と麻耶の考えは当時の自分にも覚えがあり、感情移入してしまった。

    「俺の弁当を見てくれ」も竜児の度を越した対抗意識がおもしろかった。

  • 久しぶりにとらドラの世界を堪能しました~☆
    ん~久しぶり!!大河達!!

    でもやっぱ、本編がいいな~とかって思ってみちゃったり…
    短編では満足できないわ~
    スピンオフ2を抜かして読んじゃったから次は2かな~?

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著者プロフィール

作家

「2023年 『心臓の王国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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