殺戮ゲームの館(下) (メディアワークス文庫 と 1-2)
- アスキー・メディアワークス (2010年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048684699
作品紹介・あらすじ
ネットで得た情報をもとに集団自殺の廃墟を探していた福永祐樹含むオカルトサークルメンバー11名は、気が付くと密室に閉じ込められていた。そこで待ち受けていたのは、一方的に提示される不可解な"ルール"と、夜を迎える度に一人、また一人と殺されていく悪夢のような現実-。やがて祐樹たちの前に"警告者"が現れ、密室の中で行われる死を賭けたゲームの存在とどこかに"殺人犯"がいることを告げるが…!?疑心渦巻く密室サスペンス、下巻。
感想・レビュー・書評
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密室の中で行われる死を賭けたゲーム。そんな中一番人間らしく振舞えた人物こそが魔物。
井戸のシーンすごく緊迫した感じがしてよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人狼ゲーム系のクローズドサークルもの。
ゲーム要素強めです。。
心理描写が生々しく、引き込まれます。
思考停止の登場人物が多く、少しイラっとさせられましたが、全体的に面白かったです! -
心理ゲームをきっかけに人の暗い部分を描くのが上手い作品。人の死に触れた人々の緊張感、焦燥感、残酷さ、そして崩壊。それらが見事に描かれており好感触。
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おおお....犯人は...ヤツかっ!
って、イマイチ感半端ねー。
上巻は盛り上がったけど、下巻はダメダメだは。
読後感が、なんじゃこらでありました。
やっぱ設定に無理があんのかな。 -
面白い。特に下は一気読み。しかし、登場人物に魅力が無く、その思考は稚拙。
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上巻既読後続きが気になって本屋を巡るが在庫がなく諦めてたところようやくゲットしました!
こういうお話はクローズドサークルっていうんですね。推理しながら読んでましたが裏切り者の存在は全く予想外でした。まだまだ読みが甘い自分...
場の空気といいますか、メンバーがいなくなるたび空気が重く息がつまる感じがすごく伝わって変に緊張して読んでました。
せっかく解決と思ったのに終わってなかったり、まさかのメンバーの死だったり、絶望?を一緒に体験できたので物語への入りやすさはあると思います。
ただ最後が私的にはもう少し詳しく書いて欲しかったかな。あえて語らずがいいのかな。
h28.2.16 -
前半は感情での推理からは後半の感情を抜いた展開になったので、どのような結末か期待があった。
だが、結果として感情論での結末を迎えたことが少し残念。
でもドキドキしながら読めた。