七花、時跳び!: Time-Travel at the After School (電撃文庫 く 6-11)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.36
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  • (8)
  • (4)
本棚登録 : 202
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048685498

作品紹介・あらすじ

そもそもの発端は、だ。我が後輩の七花いわく、突然タイムトラベラーになったという。可愛い顔して、あなたマジですか!?と言いたいところだが、これがマジだったりするのだ。過去や未来に自由に跳べるとしたら、どうする?カップメンにお湯を注いで『三分後』に跳んで待たずに食べるとか-え?違う?こんな面白いことはないと、退屈しのぎに彼女と始めた時間旅行は-まぁしょうもないことばかりで。予告しておく。びっくりしたり呆れたりすることはあっても、歴史を動かすような展開は何にもない。なぜなら、僕が主人公だからだ。

感想・レビュー・書評

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  • 残念。
    意味の分からない方向に進み出した。担当編集でも変わったか?

  • ギャグはスベってる感もあるが、タイムトラベルという題材に真っ向から挑んでいるところはなかなか。欲を言えば、ヒロインである七花だけではく、他のキャラももっと描いてほしかった。

  • (111211)
    軽い感じのタイムトラベル物。
    面白くてニヤニヤしながら読めた。
    ガッツリしたタイムトラベル物だと思って読んだけど、
    コレはコレでアリかな~という感じ。

  • 揶揄しているわけではなく、ライトなノベルだった。
    悪ガキ主人公のこの軽さがいいのかもしれない。時間SFなのにやることがかなりどうでもよかったりするので。

  • 流行のネタを使われると一気に冷める。

  • 久住さん、こんな作品もかけたんだ。と、驚きの作品。とにかく七花が可愛い。そして、主人公が振り切ってる。面白かったです。

  • オーソドックスなので、奇抜なものを求めている人にはオススメしない。
    とりあえず、面白かった。
    「未来は変えられるか」という議論からは外れたけど「なるほど」と思った。そういう解釈。
    うん、癒された(ぇ

  • シンプルな時間SFコメディ。これという目新しい設定はないですが、テンションの高さと小ネタで十分楽しませてもらいました。さわやか三組なんてすごく懐かしかったです。そして七花も可愛らしかった。だからこそ、どうしてタイトルを「つばき、時跳び」から借りてきたのかがわからないです。このタイトルが気になって買ったのは事実ですが、全くと言っていいほど「つばき、時跳び」の内容と関係ないし、あとがきでも言及していないのが残念です。もし本当に存在を知らなかったのだとしても、時間SFの作品を調べなかったことが駄目だと思います。

  • スラスラ読めました。全体で繋がってはいますが短編集といった印象でした。
    主人公とヒロインが自分たちの過去や未来にタイムトラベルして、ちょっとしたことをして帰ってくる、そんなお話です。なのでそんなに重たい話ではありません。また他作品のネタも会話中などで出てくるので元ネタがわかればより楽しめます。
    またヒロインはキャラが濃いわけではないですが、真面目な女の子でとても可愛かったです。
    「時間旅行してみたいなぁ」と軽く思ったことある方は楽しめるのではないでしょうか。

  • 10/11/13 読了。
    タイムリープ物は好物なので手を出してみました。

    突然、後輩・七花蓮に芽生えたタイムトラベル能力。
    七花ちゃん自身はこの能力を使うことに消極的なんだけれど
    主にお調子者の主人公・柊和泉が唆す形で活用しまくり、
    で、あっち行ったりこっち行ったりで様々なトラブルがって感じのお話。

    この柊がふつータイムトラベル物ではやらなそうなこと各種を仕出かすんですよ。
    物によっては過去の自分に触ったら消滅とかいう設定のものもあるってのに
    過去の自分を触るどころか殴るわ、お菓子をこっそり取り上げて食べてしまうわ。
    つかタイムトラベルと関係ないところでも、七花ちゃんに対する横暴っぷりとか
    ラノベの主人公でなかったら許されないひでー所業の数々。

    そんな柊ですが最終的には責任を取ったっつーことで、
    めでたしめでたし、なのかなあ?
    とりあえず未来の七花ちゃんが幸せそうなんでいいか。

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著者プロフィール

島根県生まれ。電撃文庫より『トリックスターズ』でデビュー。『星読島に星は流れた』は『2016本格ミステリ・ベスト10』にランクインするなど高い評価を得る。現在注目される若手ミステリ作家のひとり。他の作品に『推理作家(僕)が探偵と暮らすわけ』『怪盗の後継者』など。

「2021年 『異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 嗜虐の拷問官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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