舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキーメディアワークス
3.33
  • (14)
  • (87)
  • (126)
  • (24)
  • (4)
本棚登録 : 622
レビュー : 90
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048685818

作品紹介・あらすじ

工学部の大学院生・舞面真面は、ある年の暮れに叔父の影面からの呼び出しを受け、山中の邸宅に赴く。そこで頼まれたこととは、真面の曽祖父であり、財閥の長だった男、舞面被面が残した遺言の解明だった。従姉妹の水面とともに謎に挑んでいく真面だったが、不思議な面をつけた少女が現われたことによって調査は思わぬ方向に進み…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ミステリーだと思っていたら……いや、もうジャンル分けの話は本当にいいわな、特にこの著者に関しては。マジックリアリズムさを醸しつつ、徐々に謎が解かれていくようでありつつ、実は解かれていたのは主人公の人格だったのね、という感。正直、人に勧められる面白さかというと首を傾げてしまうのだが、ワシは主人公の描き方が好き。著者はこのキャラを書きたかったのだろうな(推測)。この主人公のような(ある種で厨二感溢れる)思考は、身に覚えのある人にとっては面白いだろうし、自らを省みるキッカケにもなると思う。

  • 舞面家を久々に訪れた大学生の真面。叔父からの依頼は、ある謎を解くことだった。ラスト手前までは米澤穂信の伝奇ミステリぽくて面白かったんだけど、このラストは〜「面白さ」ってそんな世俗的な方向にいかない方が好きさー。ちぇ。どうもこの作者さんとは、ラストの好みが違うっぽい。

  • 前作『アムリタ』に比べて随分設定もキャラクターも良く、面白かった。
    あとあまりジャンル分けしてと意味ないと思うので、この作者に対してはミステリーがどうとか言わないことにした。

    ラスト何だけど、色々と調べてみたけど見つからず、私が勘違いしてるみたい。
    次の○○○が、○○だと思ったのだが。。。
    そうした方が驚きが大きくて良い気がするんだけどなー。

  • 『のざきまどはのぞき窓とかけているのか?』


    野崎まど(変換で正しい漢字が出ないのが歯がゆい)という字面を見ると、いつもゆめにっきというゲームの主人公を思い出す。ただそれだけなんだけど。

  • 何しろ謎解きだと思っていたら
    謎解きではない という
    着地点に驚かされます
    真面は 「人でなし」に
    なってます
    小粋で軽妙な会話だけでも
    楽しめる小説です
    ヒロイン水面ちゃんが
    大化けして欲しかったなぁ
    やはり 美女には
    大暴れしてもらいたいのです

  • 他の著作に比べると、さらーっと読めた感じ。
    みさきに人外感があったし、妖怪の記述もあったからもしかして? とは思ってました。人間のこと小馬鹿にしたような立ち振る舞いが何だか憎めず可愛い。

    みさきが”真面は仮面を被っている”という指摘をするシーンが好き。面を被っていたからこそ真面は普通の性格だったわけで、指摘されて一線を越える覚悟を持ったから遺言が解けたのかなあとか。

    最後の章で正体をばらし真面をびっくりさせたと思ったら、逆に真面に一杯喰わされていたっていう。
    仮面を被った人外と、仮面を外した非人間……
    ふ、ふたりは良いコンビになるんじゃないですかね(周りの被害を考えてはいけない)

  • 順番で読むと良いと聞いたので、順番に消化中。
    うーん、なんと表現したら良いのかわからないけど、アムリタと同じような雰囲気を感じます。
    ミステリーとは呼べないけど、話に引き込む話作りは上手だと思います。

    あー、だいたいこういう感じの作家か!と納得はしました。

  • 『2』を先に読んでしまっていたが、そのスポンサーの舞面真面の話。不思議に思っていた仮面の女の正体がわかって納得。

  • 大体、野﨑作品はカテゴリーなんてないようなもので、今回も暗号ミステリではない。
    ただし、読みやすさはあるので、物語としてはそれなりか。

  • ミステリーと枠に入れたが、ミステリーではなかったな。

全90件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

2009年『[映]アムリタ』で、『メディアワークス文庫賞』の最初の受賞者となりデビュー。2013年に刊行された『know』(ハヤカワ文庫JA)は第34回日本SF大賞や、大学読書人大賞にノミネートされた。その他の作品に『2』(メディアワークス文庫)、『野崎まど劇場』(電撃文庫)などがある。

「2018年 『正解するカド(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)のその他の作品

野崎まどの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
有川 浩
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印

舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする