舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキーメディアワークス
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本棚登録 : 636
レビュー : 92
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048685818

感想・レビュー・書評

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  • 誰かが感想でカーの某作品を連想していましたが、確かにそれを連想する。
    謎に満ちた遺言から始まり、仮面の女、想定内人生に飽きた男、そして人が仮面をかぶるという意味。
    それらが混ざりながら、一度は現実に解体された謎がある意味、裏にみちびかれる…
    野崎まどすごいかもしれない。

  • 【10月28日読了】
    死なない生徒殺人事件を読んでなんとも釈然としない気分になったのですが、積読に埋れていたので読んでみたこの作品。

    ミステリかと思えばそうではないし、だけど謎解きが主題のようでもあるし…。
    登場人物の名前や性格など面白いな思うところもありますが、回収し切れていない伏線とかもあるような気がする。
    読んだあとスッキリしない感じでした。

    私には合わないのかなとも思いますが、ミステリ物に非科学的な存在が登場するのは…んー、新しいのかな、といった所です。

  • 野崎まど作品恒例の、物語を終盤でひっくり返す手法は今作も健在でした。
    ファンとして、やはり序盤から期待している部分ではあるので、待ってました!といった心境でした。
    主人公の舞面真面(まとも)という名前に関しても、やはり序盤からいろいろと勘ぐりながら読み進めた読者も多いかと思います。

    終盤の巻き返しからこそ急展開ですが、それまでは割とあっさりとストーリーが進行する為、サクサク読み進めることができます。
    野崎まど作品の中ではかなりライトな印象でした。

  • 野崎まど「舞面真面とお面の女」読書中、前作に引き続き軽妙な文章で読ませます。
    とりあえず「お兄様は本当に阿呆なんです!」→真面は悲しい気持ちになったにはめっさ吹いたことであるよw

  • 叔父から曾祖父の遺言の謎を解くよう頼まれた真面。調査の途中で面をかぶった少女が現れる。

    謎解きミステリでもなく、驚きの展開もなく、あっさり終わってしまった。主人公の特異性の話だったのかもしれないけれど、それならもっとその性格が際立つエピソードか掛け合いがないといまいち。

  • 水面が可愛かった。オチはまぁ想定の範囲内ではあった。
    最後お面がどうして別に人のもとに移動したのかは分からないけど。ってかあれは誰なんだろ……。
    後日談が読みたいなぁ。というか気になるなぁ。
    10年後の真面の話とか。真面にアタックする水面の話とか。
    なかなか面白かったかな。

  • ※当時のレビューです。

    昨日連れが買ったところを強奪して読み切ったから手元に無い状態で感想。

    「【映】アムリタ」の野崎まど最新作ですね。
    作者紹介のとこにアムリタ続編も書きあげてると書いていましたが…よみたいなぁ…。

    さて本作ですが、前回よりミステリ色が強めに出ています。
    主人公の祖父にあたる幻の財閥が残した遺言状と、箱と石と面の謎を解く物語です。

    推理の難易度は易め…というより伏線を見逃さなければ解る仕組みですね。僕も想定範囲内で終わりました。母ちゃんの伏線は見過ごしてて、後で気づいたけどw

    でも今回は好きだなぁ…

    アムリタほど爆笑場面はすくないものの、ちゃんと笑わせてくれるところはあるし、お話の繋がりもスムーズでとても楽しめました。

    やっぱ熊が出てくると面白いですねwあの熊の貪欲さは我々も見習うべきなのかもしれませんww

  • カテゴリをミステリにしてるけど、
    ファンタジーが入るミステリはミステリとしてどうなのと思うわけで。

    妖怪絡めるなら最後じゃなく最初っから入れないと、
    ただのアンフェアなものとしか思えないわけで。

    ライトノベルだからってさぁ…

  • なかなか不思議な雰囲気だったな。あらすじにあったようにミステリという感じではないなぁ。

  • 野崎まど「舞面真面とお面の女」を読了。今月28冊目。

    野崎まどの作品は、4作目の「小説家の作り方」から入って、1作目の「[映]アムリタ」、そして2作目の本作という流れで読んでいるんだけど、この人の作品はそこはかとなく脳内のシナプスのつながりが自分と近いものを感じられて結構、気に入っているのです。

    さて、あらすじ的には謎の遺言状を読み解くという、ちょっとミステリーなお話。序盤はいささか退屈な展開だけども、お面の女である、みさきが登場してからはなかなか面白い。会話がなかなかピリリとしていてにやけてしまう。

    ちょっとファンタジーが入った作品なので、ミステリーのロジックだけでは語れないのだけども、やはり全体の構成にはちょっと惜しいものを感じなくもない。水面をもう少し本筋に絡められなかったかなぁという感じ。まぁ主人公にとっての気付きとして機能はしているんだけども。

    野崎作品の魅力といえばキャラ造形だと思うんだけど、それは本作でも十分に発揮されている。みさきや、お手伝いさんの熊さんとか。ほんのちょい役ですらかなり自己主張が激しく、実に印象的。

    以下、好きなフレーズ。

    ”「お前の高校の三年間に起こった出来事は、全てお前が予想していた範疇に収まる出来事だった。お前は予想していた幅の中で、楽しみ、悲しみ、怒り、怒り、笑っただけだった。世界はお前が定義した風船の中にあった。風船を割るような出来事は何一つなかった。そうではなかったか?」”

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著者プロフィール

『[映]アムリタ』が第16回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞、同作品にてデビュー。『know』が第34回日本SF大賞にノミネート、『バビロン』がTVアニメ化。ほか、TVアニメ『正解するカド』、劇場アニメ『HELLO WORLD』の脚本も手がけるなど、多方面で活躍中。

「2019年 『舞面真面とお面の女 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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