舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキーメディアワークス
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本棚登録 : 636
レビュー : 92
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048685818

作品紹介・あらすじ

工学部の大学院生・舞面真面は、ある年の暮れに叔父の影面からの呼び出しを受け、山中の邸宅に赴く。そこで頼まれたこととは、真面の曽祖父であり、財閥の長だった男、舞面被面が残した遺言の解明だった。従姉妹の水面とともに謎に挑んでいく真面だったが、不思議な面をつけた少女が現われたことによって調査は思わぬ方向に進み…。

感想・レビュー・書評

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  • こ、これは、俺が殊能将之の作品で一番好きな「黒い仏」!
    もしくはジョン・ディクスン・カーの「火刑法廷」!

    というだけで全部ネタバレになるので、ネタバレの内容を含むのボックスにチェック入れておきます。

    まあ、、郷土資料の件で妖怪がうんたらという言及が2回ほどあったし、お面が世代を超えている時点で、これは憑き物そのものだな、と真相に気づくには十分。

    案の定面白いのは真相ではなくて、主人公のペルソナが指摘されるくだり。ペルソナの上にペルソナを被せるってのは自分自身に照らし合わせても思い至る、ある種複雑な自己欺瞞だと理解。

  • 「2」を読む為に読んでおいた方が良いという事で読破。まいつらまとも、という変わった名前の頭の良い大学院生が、面の妖怪みさきと何だか良からぬ感じになってゆく…と言った内容。相変わらず読みやすくて途中はサクサク読んでいける。その点では良いエンタメ。

  • 舞面家を久々に訪れた大学生の真面。叔父からの依頼は、ある謎を解くことだった。ラスト手前までは米澤穂信の伝奇ミステリぽくて面白かったんだけど、このラストは〜「面白さ」ってそんな世俗的な方向にいかない方が好きさー。ちぇ。どうもこの作者さんとは、ラストの好みが違うっぽい。

  • 前作『アムリタ』に比べて随分設定もキャラクターも良く、面白かった。
    あとあまりジャンル分けしてと意味ないと思うので、この作者に対してはミステリーがどうとか言わないことにした。

    ラスト何だけど、色々と調べてみたけど見つからず、私が勘違いしてるみたい。
    次の○○○が、○○だと思ったのだが。。。
    そうした方が驚きが大きくて良い気がするんだけどなー。

  • 『のざきまどはのぞき窓とかけているのか?』


    野崎まど(変換で正しい漢字が出ないのが歯がゆい)という字面を見ると、いつもゆめにっきというゲームの主人公を思い出す。ただそれだけなんだけど。

  • 何しろ謎解きだと思っていたら
    謎解きではない という
    着地点に驚かされます
    真面は 「人でなし」に
    なってます
    小粋で軽妙な会話だけでも
    楽しめる小説です
    ヒロイン水面ちゃんが
    大化けして欲しかったなぁ
    やはり 美女には
    大暴れしてもらいたいのです

  • 他の著作に比べると、さらーっと読めた感じ。
    みさきに人外感があったし、妖怪の記述もあったからもしかして? とは思ってました。人間のこと小馬鹿にしたような立ち振る舞いが何だか憎めず可愛い。

    みさきが”真面は仮面を被っている”という指摘をするシーンが好き。面を被っていたからこそ真面は普通の性格だったわけで、指摘されて一線を越える覚悟を持ったから遺言が解けたのかなあとか。

    最後の章で正体をばらし真面をびっくりさせたと思ったら、逆に真面に一杯喰わされていたっていう。
    仮面を被った人外と、仮面を外した非人間……
    ふ、ふたりは良いコンビになるんじゃないですかね(周りの被害を考えてはいけない)

  • 順番で読むと良いと聞いたので、順番に消化中。
    うーん、なんと表現したら良いのかわからないけど、アムリタと同じような雰囲気を感じます。
    ミステリーとは呼べないけど、話に引き込む話作りは上手だと思います。

    あー、だいたいこういう感じの作家か!と納得はしました。

  • 『2』を先に読んでしまっていたが、そのスポンサーの舞面真面の話。不思議に思っていた仮面の女の正体がわかって納得。

  • 大体、野﨑作品はカテゴリーなんてないようなもので、今回も暗号ミステリではない。
    ただし、読みやすさはあるので、物語としてはそれなりか。

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著者プロフィール

『[映]アムリタ』が第16回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞、同作品にてデビュー。『know』が第34回日本SF大賞にノミネート、『バビロン』がTVアニメ化。ほか、TVアニメ『正解するカド』、劇場アニメ『HELLO WORLD』の脚本も手がけるなど、多方面で活躍中。

「2019年 『舞面真面とお面の女 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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