舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキーメディアワークス
3.32
  • (14)
  • (87)
  • (128)
  • (24)
  • (4)
本棚登録 : 636
レビュー : 92
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048685818

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ミステリーだと思っていたら……いや、もうジャンル分けの話は本当にいいわな、特にこの著者に関しては。マジックリアリズムさを醸しつつ、徐々に謎が解かれていくようでありつつ、実は解かれていたのは主人公の人格だったのね、という感。正直、人に勧められる面白さかというと首を傾げてしまうのだが、ワシは主人公の描き方が好き。著者はこのキャラを書きたかったのだろうな(推測)。この主人公のような(ある種で厨二感溢れる)思考は、身に覚えのある人にとっては面白いだろうし、自らを省みるキッカケにもなると思う。

  • 「2」を読む為に読んでおいた方が良いという事で読破。まいつらまとも、という変わった名前の頭の良い大学院生が、面の妖怪みさきと何だか良からぬ感じになってゆく…と言った内容。相変わらず読みやすくて途中はサクサク読んでいける。その点では良いエンタメ。

  • 前作『アムリタ』に比べて随分設定もキャラクターも良く、面白かった。
    あとあまりジャンル分けしてと意味ないと思うので、この作者に対してはミステリーがどうとか言わないことにした。

    ラスト何だけど、色々と調べてみたけど見つからず、私が勘違いしてるみたい。
    次の○○○が、○○だと思ったのだが。。。
    そうした方が驚きが大きくて良い気がするんだけどなー。

  • 『のざきまどはのぞき窓とかけているのか?』


    野崎まど(変換で正しい漢字が出ないのが歯がゆい)という字面を見ると、いつもゆめにっきというゲームの主人公を思い出す。ただそれだけなんだけど。

  • 他の著作に比べると、さらーっと読めた感じ。
    みさきに人外感があったし、妖怪の記述もあったからもしかして? とは思ってました。人間のこと小馬鹿にしたような立ち振る舞いが何だか憎めず可愛い。

    みさきが”真面は仮面を被っている”という指摘をするシーンが好き。面を被っていたからこそ真面は普通の性格だったわけで、指摘されて一線を越える覚悟を持ったから遺言が解けたのかなあとか。

    最後の章で正体をばらし真面をびっくりさせたと思ったら、逆に真面に一杯喰わされていたっていう。
    仮面を被った人外と、仮面を外した非人間……
    ふ、ふたりは良いコンビになるんじゃないですかね(周りの被害を考えてはいけない)

  • 順番で読むと良いと聞いたので、順番に消化中。
    うーん、なんと表現したら良いのかわからないけど、アムリタと同じような雰囲気を感じます。
    ミステリーとは呼べないけど、話に引き込む話作りは上手だと思います。

    あー、だいたいこういう感じの作家か!と納得はしました。

  • 『2』を先に読んでしまっていたが、そのスポンサーの舞面真面の話。不思議に思っていた仮面の女の正体がわかって納得。

  • 大体、野﨑作品はカテゴリーなんてないようなもので、今回も暗号ミステリではない。
    ただし、読みやすさはあるので、物語としてはそれなりか。

  • ミステリーと枠に入れたが、ミステリーではなかったな。

  • 旧家に遺された「心の箱」と、その近くの広場にある「体の石」。「箱を解き 石を解き 面を解けーよきものが待っている」この言葉の真相とは。

    他の作品と比べて「綺麗に色んなパーツがハマった!」感が少し弱い。中途半端に未消化な要素が多いからか。

著者プロフィール

『[映]アムリタ』が第16回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞、同作品にてデビュー。『know』が第34回日本SF大賞にノミネート、『バビロン』がTVアニメ化。ほか、TVアニメ『正解するカド』、劇場アニメ『HELLO WORLD』の脚本も手がけるなど、多方面で活躍中。

「2019年 『舞面真面とお面の女 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)のその他の作品

野崎まどの作品

ツイートする