空の彼方2 (メディアワークス文庫 ひ 1-2)
- アスキー・メディアワークス (2010年5月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048686112
作品紹介・あらすじ
旅人たちの帰りを待つ、防具屋「シャイニーテラス」の女主人ソラ。自由を求め、身分を捨てた元貴族の傭兵アル。二人の距離が近づきつつある冬の日、アルのもとに"元貴族"という立場を利用しなければならない任務が舞い込む。迷うアルの背中を押したソラだったが、彼が任務先で危機に陥ったことを知る。ソラは店を訪れる人々と協力し、アルを救おうとするが-!?不思議な防具屋を舞台にした、心洗われるファンタジー。第16回電撃小説大賞"選考委員奨励賞"受賞作第2弾。
感想・レビュー・書評
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1巻から続く2巻、、メインはソラの思いに焦点が当てられていて、アルフォンスを強く想っていることがわかる、
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『武器にするしかないのだ。そう生まれてきてしまったのだから仕方がない。変えられないなら、武器にするしかない』。ずっと覚えているセリフです。
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1巻を古本屋で購入した際、こちらも同時に購入。
どうも、普段さらりと読んでる分では
それぞれのキャラクターの葛藤があまり伝わってこなくて
綺麗過ぎて違和感もありました。
今回の区切られた視点でようやく動き出したような気がします。
それでも、
シャインの存在がだれの心からも消えないのはわかってても、ちょっと影が薄い。もうちょっと濃くてもおかしくないとは、思ってしまう・・・。
続きが気になるので3巻を買いに行こうと思います。 -
やっぱりこの雰囲気好き。
ただガーッと読みたいときには
ちょっと物足りないかな。
2人の関係が今後
どうなるのか気になる。 -
いてもたってもいられなくなるほどに……。――大切な人。
つらいときに思い出して奮起するほどに……。――好きな人。
美しい二人の想いが潰えませんように……。 -
待つことしかできない防具屋の話第2巻.今回は戦争に巻き込まれそうな貴族のご令嬢を傭兵が護衛する話.貴族という出自にうだうだ悩む主人公や,新たに芽生えた気持ちに戸惑うヒロインが見所っぽい.悪役は悪役として,彼らの言い分を全く載せないところも,ドロドロさがなくてよい.黙っていても口を開いてもモテモテの主人公はきっとイケメンに違いない.
防具屋とは思えない戦略分析を行うソラにやや疑問が残るけど,そんなの気にならないくらいのハートフルな内容なので,勢いでサクっと読むのが吉. -
ソラの気持ちが揺れている
続きが気になる!
Playing きみの知らない世界 -
メディアワークス文庫は電撃文庫とかよりも一般向けのライトノベルで、私の好みの本が多いです。
アルフォンスの葛藤がすごく上手に表現されていると思いました。 -
今回のは前作ほど短編と言う感じではなく、一連の事件を何人かの視点から語るという感じでした。
私は長編の方が好きなので1巻よりも好みだったかな。
アルフォンスの過去が知りたいですね。どんな経緯で家を出てきたのかしら。