多摩湖さんと黄鶏くん (電撃文庫 い 9-16)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 652
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048686495

作品紹介・あらすじ

君は、大人なおねえさんとエロいゲームをしたことはあるかい?俺はある。-素敵で無敵な変態カップルの青春ストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 「ぼくたち、ばかっぷるじゃなくて、へんたいかっぷるですもの」

    こんな惹句に誘われて購入した本書。
    ええと、この二人、殺していいですか?
    っていうかリア充はしね!と言いたいくらいラブラブの二人に、ニヤニヤしっぱなしの幸せな読書時間でございました。
    唇ちゅーどころか手をつなぐのもまだなのに、あれやこれやの暴走行為はまさしく変態行為でした。
    う゛ー、私もやりたい。

  •  ずっとニマニマしながら読んでた。変態カップルでくるとは、、、、続編予定はないっぽいんで期待しながら待たせていただきます。
     本書はずっと二人しかでてきてませんでしたね。無駄があなくておもしろかったかな。うじゃうじゃっとしてなかったんもで頭を空っぽにして読みやすかったですね。
     あと左さんの絵がいいですね。とってもかわいいです。全部かわいいんですけど脱衣ポーカーのやつに一番目がいってしまった思春期ならではの真実。

     『多摩湖さんと脱衣ポーカー』
     いや、変体すぎるだろこの人たちは!とおもわせるのが目的であったであろうはなし。一章ですからキャラの印象を強めるのが大切です、なんてこと意識してるのは自分だけなのでしょうか、、、、?
     脱衣ポーカーというのは簡単にいってしまえば野球拳みたいなかんじ。チップのかわりに自分の服をかけるというポーカー。けれど、オリジナルで自分の秘密をかけるというオリジナリティーあふれるルール。脱衣ああだこうだってことですの季節は夏。多摩湖さんはなぜか暑そうな服装。
     そんなはなしなんですが、途中で秘密暴露大会めいたものになります。そこのくだりが楽しかったですね。ページ開いたらまるまる喋りっぱなし。
     やはり一章ということもあったのでキャラ紹介のようなものもあったのでが、キャラ紹介があんがい不自然じゃなかったようなきがする。

     『多摩湖さんとキスババ抜き』
     黄鶏くんの部屋にてキスババ抜き。ということ(どーゆーこと?)
     多摩湖さんの作ったトランプには体の一部の名前がかいてありまして、負けたほうが最後までもっていたトランプにかかれた場所にキスをしなければならないというルール。体の一部につき一回なので13回以内に自分のキスしたいところをキスしなければならない、とか途中で黄鶏くんがいってました。
     まか黄鶏くんが途中から暴走しはじめましたね。黄鶏うんはどうやら脇にキスをしようとしていたようで、、、楽しそうでなによりでしたけどね。
     まぁ眼球のくだりは楽しかったです。化物語より一足先に読んだかんじですかね。

     『多摩湖さんと歳並べ』
     一歳のときの写真から十二歳までの写真をおたがいに渡して歳をならべていくかんじのはなし。
     まぁ今回も二人の暴走っぷりが楽しかった。黄鶏くんは写真の多摩湖さんの胸をみて歳を判断していったりなんてひどかった。多摩湖さんも負けずと半ズボンがああこうだなんていってるようなかんじでしたね。
     お互いが途中でいっていたあの空気はけっこうよかったですね。まことにほほえましいものでございました。

     『たまこいこい』
     旅行ということなのにカードゲーム。今回は某映画でもけっこうでてきた古い雰囲気をかんじさせる花札です。自分くらいの歳の人間はしらないんですよ、はい。
     今回はこのカードゲーム事態に名前がついておりません。ルールは役とかはおおまかになっており、キスババ抜きみたくカードに文字がかかれており「だれがどこをなにする」いったかんじになっている。たとえが「黄鶏君が肩を揉む」なんてもんがでてきます。そのできたもんを実行する、っていうゲーム。
     まぁこの本にでてきた入間さん独特のかんじなのですが、ページまるまるを会話でつぶすなんておそろしいことやっているんですが(改行とかなし)、それを 6ページも、、、、無理しすぎとちゃいますかい、、、、
     このはなし、二人っきりで寝泊りのはなしなのにカードだけだなんて、黄鶏くんよ、チキンすぎやしないかい?わたくしは肌をかさn(ry

     エピローグ『多摩湖さんと』
     いやー、騙されちまったよ。大成功といったところですかね。
     詳しいところは本書を読んで確認してください。

     買って何回も読んだほうが向いているタイプの本にかんじました。入間ファンにはたまらないようなかんじにはなっているとはおもいますよ?

  • バカップルをえがかせれば右に出る者はいないと個人的に評価している著者が、バカップルのいちゃラブぶり(というか変態ぶり)の様子を、ひたすら叙述しただけの作品です。

    登場人物は、カードゲーム研究会の多摩湖(たまこ)さんと黄鶏(かしわ)くん。多摩湖さん自作のカードを使ったゲームで、黄鶏くんが変態にめざめていきます。

    第1話は脱衣ポーカー、第2話は、ババ抜きで、最後に残ったカードに記入されている身体の部位にキスをするという罰ゲームがついてくる「キスババ」、第3話は、お互いの1歳から12歳までの写真を年齢順に並べる「歳並べ」、第4話は、多摩湖さん自作の花札を使って相手に対する命令を作成する「たまこいこい」となっています。

    これだけの内容で一冊の本になってしまうのか、と感嘆させられました。ライトノベルというジャンルの懐の深さに脱帽です。

  • 相変わらずのエグさだわ・・・
    嫌いじゃないのだけど、この作品についてだけはダメだわ。
    表現が生々しいって。
    あまりの表現のリアルさに頭の中の図がとんでもなくグロくなってしまった。

    内容としては、バカップルの二人が織り成す愛の物語?
    という事で。
    ただただ、二人のみの話が続いているだけです。

  • 【内容】
    高校2年生の男、その2歳年上で奔放な高校1年生の女。
    初々しい交際で健全に不健全な仲睦まじさ。
    妙なテンションでいちゃいちゃしてるだけかもしれません。

    【類別】
    小説。
    いわゆる"ライトノベル"です。

    【表現】
    さらっと読める感じですが、一部に敢えてごちゃっとさせている箇所もあります。

    【備考】
    一巻完結の作品です。

  • へんたいだー!へんたいかっぷるだー!

    やまもおちも意味もありません。いや、意味ならあるかな。
    独自なカードゲームで二人の愛を深めるのと、黄鶏君の変態成長というw
    ただただ変態カップルが微妙なエロスでいちゃいちゃしてるのを眺める本。
    2人しか出てこないし、短編だし、伏線も何もないので頭空っぽにして読めた。
    バカップルではないよこれは変態だよでもうらやまグギギ。
    エピローグの辺りはすごく好きな文章だったなー。妄想だけど。

  • 昔友人との会話の中で、なんの山も落ちもなく、起承転結なんて関係ねぇー、とばかりに好きな女の子といちゃいちゃする話ってないかなー、と話した覚えがありますが、まさにこれがそれです。

    まぁいちゃいちゃの方向がちょっとアレですが。
    こういうのもたまにはいいですよね。

  • 9784048686495  244p 2010・7・28 再販

  •  さぁ、まずは壁を用意しよう。あとは・・、ひたすら殴るだけだ

  • 永遠の留年生多摩湖さんと
    その彼氏黄鶏くんが

    創作カードゲームでいちゃいちゃ楽しむただそれだけのお話。

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著者プロフィール

電撃文庫『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『電波女と青春男』シリーズなどを執筆

「2023年 『安達としまむら(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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