月光 (電撃文庫)

著者 :
制作 : 白味噌 
  • アスキーメディアワークス
3.77
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本棚登録 : 354
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048687225

作品紹介・あらすじ

退屈な日常から抜け出したいと思いながら毎日を過ごすシニカル男子・野々村。ある日、彼は美人で成績優秀、ゴシップが絶えない謎多きクラスのアイドル・月森葉子のノートを拾う。そんなアイドルのノートからはみ出した紙切れには彼女のイメージとは程遠い言葉-「殺しのレシピ」という見出しが書かれていた。思わず持ち帰ってしまった彼は翌日、月森に探し物がないかと尋ねるが、彼女からは「いいえ」という返事。そして数日後、彼女の父親が事故死する…。第16回電撃小説大賞最終選考作、ついに登場。

感想・レビュー・書評

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  • ライトなミステリー風作品。
    美貌・性格ともにパーフェクトな高校生を巡る事故(事件?)を解き明かしていく物語だが、あたまが切れる主人公含め、まわりを固めるメンバーが個性的。
    語り口調は『高校生ぽくないなー』と思ったけど、テンポよく、すんなり読める作品。作者の間宮夏生さんのほかの作品も読んでみたいと思いました。

  • 鬱系の小説を探していて見つけた一冊。
    ボーイミーツガールのミステリ風なラノベ作品。
    主人公とヒロインの掛け合いがテンポ良く、伏線を回収しながら進んでいく展開に引き込まれた。
    すっきりとした終わり方ではなかったが、純粋に楽しめる話だった。ピグミーマーモセット不憫かわいい。

    シナリオ 4
    キャラ 4
    鬱度 2

  • 二人の関係性が好き。
    ある意味理想的な関係かもしれない。
    完全犯罪とは結構面白いことを考えたというか。
    まわりから一歩離れた位置にいる主人公と、完璧な人格者の女の子のボーイミーツガールでよかったと思う。
    個人的にはキャラもたっていたと思う。
    それから、あとがきが一番面白かった。

  • 1 冊完結。
    ミステリー物。
    月森葉子というキャラクターが怖くなる。

  •  一人の女の子が自分になびかない男子を振り向かせようとする話……なんだけど、釈然としない。少し冗長すぎると感じたので、短篇に直せたらもっと面白いと思ったかもしれない。いや個人的な好みなので欠点ではないけれど。

  •  ヒロインの女の子がなかなか策士な子だったのですが、最後の一言になるほどな!っと可愛さを感じることができたかな。

     いたって普通の内容だったので、クセはある方だけれど読みやすい方でした。

     今後に期待で評価3ですね

     白味噌さんを使ったのは正しい。キャラがかわいいよ!

  • 退屈な日常から抜け出したい少年がゴシップの絶えない少女が落とした殺人レシピを拾って、数日後彼女の父親が事故死するところから物語が始まる。
    第16回電撃小説大賞最終選考作

    物語はそれなりに面白いんだけど、キャラに魅力がない(個人的に苦手ともいう)ので途中から結構苦痛だった。
    電撃作品なんだからやっぱりコメディも欲しいし、飛びぬけているキャラもほしい。

  • シニカルな主人公野々宮と眉目秀麗才色兼備なヒロインと葉子の会話に見える虚飾と本音のが入り交じっているような感じがよい。その方向性を決定付ける、葉子のとある言い回しに惹かれた。彼女のパーソナリティを謎に包むための他キャラとの関係性の記述などもよくできていると思う。

    主人公視点で語られるのであるが、ヒロインが何を考え行動しているかについても想像させられるストーリは素晴らしい。

  • この作品の一番面白いところは主人公と葉子の駆け引きにあると思う。底が見えない葉子のキャラクターは、物語に緊張感を持たせるという意味で最高に効果的だ。話に起伏があり、最後まで読む手が止まることがなかった。
    どうしてこの作品が何らかの賞に選ばれなかったのか、かなり疑問ではあるが、売り上げを重視する小説業界では万人向けでないと判断されたのかもしれない。しかし、ハマる人にとってはかなりハマると思う。
    文章がまだ粗削りな事と、必要性があまり感じられないキャラクターが出てくる事、そしてラストが若干弱く感じられる事が無ければ最高だった。

  • 主人公キャラがすっごい不愉快で不快だったけど、内容は良かったしよくできていたしオチもまぁ良かったのでギリギリ許す。うん、面白かったよ。

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著者プロフィール

岐阜県出身。2010年、『月光』(電撃文庫)にてデビュー。複雑な人間模様を軽妙な筆致と硬質な文体を織り交ぜて描くことを得意とする作家。

「2017年 『うさみみ少女はオレの嫁!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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