GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (3)下 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (897ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048687355

作品紹介・あらすじ

M.H.R.R.が仕掛けた、K.P.A.Italiaの厳島上空での竜脈炉爆発を合図とするように、遂に三十年戦争における最悪の敗戦を生む歴史再現"マクデブルクの掠奪"が始まった。そんな中、トーリ達はマクデブルク郊外にある、M.H.R.R.の総長ルドルフ二世が幽閉された鋼鉄の塔へと向かう。六護式仏蘭西、そしてM.H.R.R.の旧派と改派、P.A.Oda、オッパイカーチャンと貧乳娘とか、全ての思惑はどこへ向かうのか?その中で武蔵が取る選択とは!?中世の日本と世界各国が同居する"極東"を舞台に繰り広げられる学園ファンタジー第3話、完結。

感想・レビュー・書評

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  • ところで…徳川家康って誰が襲名するんだろうか思った俺がいた…歴史勉強しようっと…。
    取りあえず電車内で泣きそうなのを必死に抑えたよ…
    地味に好きだったよ松永公・・・・・・

  • トーリと人狼女王と合流した点蔵たちは、神聖ローマ帝国総長のルドルフ二世が幽閉された鋼鉄の塔へ向かいます。無痛覚と再生能力に加えて、身体を変態させるルドルフ二世にネイトが戦いをいどみ、母を越えるきっかけをつかむことになります。

    その後、神聖ローマ帝国旧派によって、聖譜にもとづくマクデブルクの掠奪の歴史再現が前倒しでおこなわれることになり、武蔵はP.A.Odaの面々との戦いに突入します。二代と柴田・勝家(しばた・かついえ)の息もつかせぬ戦いがくり広げられ、さらに前田・利家(まえだ・としいえ)が率いる幽霊艦隊が武蔵を追撃します。そしてこの戦いのさなか、松永・久秀(まつなが・ひさひで)や里見・義頼(さとみ・よしより)たちが、みずからの信念にもとづいて決断をくだし、戦いのなかで命を散らしていきます。

    前半はネイトに焦点をあてた白兵戦、後半は艦隊での海戦と、バトル・シーンに多くのページが割かれているにもかかわらず、何人もの登場人物たちの見所が用意されていて、ページ数以上のヴォリュームを感じます。

  • 最終巻だけ☆三つなのは、死んでいった者たちへの手向けではなく、生き残った勢への希望です。

  • 歴史の、主に日本史の勉強をしておくんだったなぁと思うこの頃。
    というのも、歴史を知らなすぎて、何のことだかわからないなぁと思うことがホライゾン3では多々あり。
    有名な歴史については知ってはいますが、細かいところはさっぱり。
    これは知っていると、余計に面白いんだろうなぁと悔しく思います。

    読み終わった後の一言としては、
    いよいよ武蔵勢の戦いの本格的な始まりでした。
    ちょんまげにはじまり、親子のバトル、そして覚醒。
    そして武蔵もまた、歴史を進み始めると。

    内容といたしましては、
    言葉の重みをこんなにも感じる日がくるなんて思いもしませんでした。
    というのも、今回歴史再現のために舞台から降りるキャラクターたちがいるのですが、その去り方がどのキャラクターもかっこいいの一言。
    最初の一人は、消滅してしまうのですが
    遺すのではなく、送るにいく。
    セリフは全然違いますが、深いですね。ようは死ににいくわけじゃないんだという意味なのですが、かっこよくてうるっときました。
    そして、その次のキャラクターですが、
    これもまたかっこいいですね。自分の証明のために、実行する。
    その再現を行うためにとあるものが送られて来るのですが、そこもまたうるっときましたね。
    最後は、そこに至るまでの話の持って行き方に衝撃が走りました。
    私は賢くないので、予想しなかった方向過ぎてすごいなぁと感心しました。

  • たくさんの人がいなくなって、トーリは、武蔵はどう進んでいくのか…。

  • 不可避の喪失に意味を見出すため、笑え。

  • 3の下巻

  • 秀吉可愛い!!はともかく、やはり見せ場はネイト対ルドルフか。大規模な戦いは見せ場が少なくて、ストーリー上仕方ないとは言えども、やはり残念。そして退場も多かったのが何よりつらかった……。

  • 境界線上のホライゾンⅢ 〈下〉

    M.H.R.R.が仕掛けた、K.P.A.Italiaの厳島上空での竜脈炉爆発を合図とするように、遂に三十年戦争における最悪の敗戦を生む歴史再現“マクデブルクの掠奪”が始まった。
    そんな中、トーリ達はマクデブルク郊外にある、M.H.R.R.の総長ルドルフ二世が幽閉された鋼鉄の塔へと向かう。
    六護式仏蘭西、そしてM.H.R.R.の旧派と改派、P.A.Oda、オッパイカーチャンと貧乳娘とか、全ての思惑はどこへ向かうのか? その中で武蔵が取る選択とは!?
    中世の日本と世界各国が同居する“極東”を舞台に繰り広げられる学園ファンタジー第3話、完結!


    ***


    な…ながい…!
    流石に上中下は長い…!
    入り込むと読みやすいのですが、入り込めないとこの長さはしんどいですなぁ…!

    えーと、今回は、
    P.A.Odaが厳島どかーん☆

    武蔵組マクデブルクで会議

    トーリ組ルドルフ二世に会いに行く

    ネイト、ママンと闘う

    マクデブルク早まる

    武蔵発射

    トーリ組どうにか武蔵組と合流

    アンヌ竜脈炉処理

    清武田と三方ヶ原の戦いのため移動

    P.A.Odaの邪魔が入る

    松永さん、二度目の謀反を起こす

    武蔵を助けに入った義経達と前田・利家達が長篠の戦い再現

    武蔵、江戸に向かおうとするものの羽柴が江戸に竜脈炉どかんする

    ナルガ命の危機

    義頼が代わりに死亡

    三方ヶ原の戦い終了

    隠れ里的なIZUMOにて武蔵の修理開始

    一方その頃梅組メンバー闘志めらめら

    的な感じでしょうか、おおまかにまとめると。
    しかし、自分でも訳分からなくなったから時系列?追って軽く流れを把握しようと思ったのですが、なにこれ、話と人が入り乱れてて訳わかんないわ!
    結局まとめる前と後でなにも変わっていないとは…!

    P.A.OdaとM.H.R.R.の関係性も分からなくなってきた…確かどっちかがどっちかに派遣みたいな感じでしたよね?
    前田なんかは前者と後者で両方とも襲名してるから余計に立ち位置が分からなくなるという罠。
    M.H.R.R.旧派がP.A.Odaと協力関係とか、そういうこと?

    ところで2巻登場時前田・利家はかっけぇ(カガ・ミリオネンガイストってなんかかっけぇぞ!名前が!)と思ったのですが、今回の利家さんはだいぶうざったかったです…。
    幽霊船とか墨俣とか、浅間さんにズドンされた時点で諦めちゃえばいいものを、結構食らいつくのがもうたまらなくうざい!自分の正当性を義経に主張するのなんか超うぜぇぇぇぇ!!
    つけあがんじゃねぇぞこらぁぁぁ!とか読みながら思ってたのは秘密ですよ?←

    あと、今回は引退がやたら多かった…!
    ただ死ぬだけじゃなく、次世代に引き継ぎしてからの引退。ああもうかっこよすぎるよ大人達っっっ!!
    竜脈炉と爆発したアンヌ、武蔵を清武田に送り届けるために謀反を起こした松永さん、死ななきゃいけなくなったナルガの代わりに安土に突撃していった義頼さん。
    いやまぁ松永さんは生死不明なのですがね。

    あー、あと、厳島でどかんされたインノケンティウスはどこ行ったのでしょうか。
    あの人がいなくなったせいで聖連と羽柴の癒着が大変ですよ!!

    色々とごたごたしてますが、みんな自分の役目を終えたなら武蔵に行けばよいよ。武蔵メンバー増やすと良いよ。
    とりあえずひょっこりでてきた松永さんは武蔵に乗り込めば良いと思います。
    馬鹿ばっかりだから、深く考え込む時間もなく、気楽に過ごせると思うのです。

    そういや今回は大罪武装ゲットしてませんねぇ。一話につき一つは回収すると思っていたのに…!
    だんだん下ネタに走り出したホライゾンとか、この先どうしていきたいんでしょうか。

    次回は義経が言っていたとおり、北ですかねぇ。上越露西亜。てか義経生きてるんかな。彼女も武蔵にこれば良いよ、うん!

    しかし武蔵はアクロバティックになっていきますね。なんなのあの船。
    面白いんだけど、話が長すぎて覚えていられないのが難点な☆3!
    4巻も上中下と聞いてちょっと引きました…。

  • ネイトォォォォォォォ!!!!
    マンマのマーキングに嫉妬して頬ずりとか可愛すぎる。

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著者プロフィール

第3回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作『パンツァーポリス1935』にて作家デビュー。代表作は『風水街都 香港』『機甲都市 伯林』を始めとする「都市シリーズ」や『終わりのクロニクル』シリーズ、『境界線上のホライゾン』シリーズなど。

「2022年 『EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の超能力学園OO〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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