- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048687720
作品紹介・あらすじ
現世のひとつ下の階層に位置する異世界"煉獄"。そこに満ちる大気は有害であり、一方で人の意志に干渉して森羅万象へと変化する性質を持っている。瑩国第一王女であるアルテミシア-アルトは、その煉獄へ繋がる扉を身の裡に孕む特異体質の持ち主だった。常に毒気を身に纏い近寄る者すべてを殺してしまうが故、普段は呪われた子として城の地下牢に幽閉されている。しかし彼女は時折、外の世界へ出る。従者である少年騎士フォグと共に、王家の密命を受けて。煉獄の毒気を練り超常を操る"煉術師"として-。策謀と毒気が渦巻く都市"匍都"で繰り広げられる薄闇の幻想物語、開幕。
感想・レビュー・書評
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冒頭の 1 文を読んだ時は、「この人、ちゃんと日本語の勉強をすべきかも」と思いましたが、最初だけでした。ただこれ、シリーズ物なのかしら? よく解からない造語が説明もなしに出てくるから、知らない人間には物語性の問題より単語の問題が先にハードルになる。キャラの書き分けはしっかりしてるのになぁ。
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ライトノベル
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全6巻完結。
凄い。登場人物の全員の想いや人生を語って、たくさんの面から物語を見せてくれた。
武器も奇抜で面白い。 -
ファンタジー世界と言っておいて、なんか、英仏独とか(字は変えてあるけれど)あまり、独自の世界構成を図ってる感じはなくて、安直だなぁと。なんというか、週刊少年ジャンプ的な安直さ。これまた安直な、中世風ファンタジー世界内での錬金術イメージを、煉術と煉禁術に別けたのはアイディアだけど、結局それってオーソライズされているかどうかの違い以外は同じだしなぁ。
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異世界煉獄の力を使うファンタジー
隔離されるお姫様と耐性を持つ騎士
煉獄の力ってのがよくわかんなかったかな~ -
ダークファンタジー系。面白かった!
異世界である煉獄の大気は、何にでも変化する力を持っていたけれど、その瘴気は人間にとって有害だった。
その煉獄への扉を開いて、大気を練ることで経済的に成長した国・エイコク。
煉獄への扉を体内に持っていることで猛毒を纏い、隔離され存在を消されたエイコクの王女アルト。
強い体性を持つことから、姫に仕える従者のフォグとともに、煉術師として任務を遂行していく。
猛毒を持つがゆえに、人と接することがあまりなかったアルトは、残酷で純粋で可愛い。とてもキュンとくる。
ツンとしてるようでフォグに甘えてるんですよね。もう、可愛いです。
ふたりともチートwゆえに、バトルは爽快感があるなぁ。
陰謀渦巻く感じと、アルトとフォグとの信頼関係がたまらなくよかったです! -
非公開メモ
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ダーク・ファンタジーでバトルだなんて。
こういうラノベが読みたかったんだぜ。 -
世界観、設定の練り込みが深い。あと、命のやりとりになるバトルは、やはり作劇では効果的と感じた。
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設定が凝っていて面白いです。
中世のヨーロッパな雰囲気が好きです。
名前のセンス、いいと思いますΣd(´∀`)