死想図書館のリヴル・ブランシェII (電撃文庫 お 13-5)
- アスキー・メディアワークス (2010年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048688314
作品紹介・あらすじ
此処は彷徨う『死書』を封じる死想図書館。私は司書の、リヴル・ブランシェと申します。お帰りなさいませ、黒間イツキ様。そろそろ『筆記官』としてのおつとめにも慣れてきた頃かと存じます。-イツキ様。本日はご報告がございます。この図書館を司るエレシュキガル様の容態が、今だ優れません。その煎薬のレシピが記載された死書『喫茶養生記』を見つけ出し、封書することが快方の近道となります。死書の潜伏先はすでに調査済み。所在は-京都です。此度の案件、イツキ様の修学旅行と同時期なのは僥倖でした。はい。もちろん私が、案内役のバスガイドです。
感想・レビュー・書評
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修学旅行を控えた前日。
呼ばれない約束をしていた場所へ、呼び出しをくらい
そこでも本を探す事に。
修学旅行でのイベントが、一応発生しました。
やる側ではなく止める側で、しかも誤解もないという
恋愛シュミレーションならボツなイベントが!w
今回のコスプレは、ガイドさん、でした。
厭味ったらしい新キャラが登場したと思ったら
怪しげな金髪少女も登場。
確かに、食べられるといえば食べられますが
恐ろしいまでに強力です。
主人公いなくてもいける? とか思うほどに。
役職がまだ2席あるらしいですが
すべて主人至上なのでしょうか?w
見てる分には面白いですが、関わり合いたくない…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
発売から時間が経って買った1巻が思いの外、気に入ったので、すでに発売されていた2巻も読了。文中にも2度ほど書かれてたようにライターのイツキが愚鈍なので少々イライラ。そもそもリヴルをメインヒロインとして作者が描きたいからかもしれないけど、ライターは神クラスを呼び出すこともできるのになんでリヴルだけに戦わせることが多いのかがすっきりしない。神話級の武器を持たせるのはいいとしても彼女は自分の身を守るのに使って、敵は別に呼び出すのが普通の発想だと思うんだが・・・。まだ理解してないのかな自分は? 正直リヴルのコスプレに喜んでいる読者がどれだけいるかは知らないけど、個人的にはそういうのは表紙絵くらいで済ませて本編では可能性を感じさえる世界設定をもっとフルに活かしてもっとドキワクさせる物語を読ませて欲しい。