ゴールデンタイム1春にしてブラックアウト (電撃文庫 た 20-16)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.82
  • (85)
  • (126)
  • (101)
  • (13)
  • (6)
本棚登録 : 1150
感想 : 101
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048688789

作品紹介・あらすじ

晴れて大学に合格し上京してきた多田万里。大学デビュー、東京デビュー、一人暮らしデビュー、と初めてのことづくしで浮足立つ彼は、入学式当日、不意打ちにあう。
圧倒的なお嬢様オーラ!完璧な人生のシナリオ!得意なのは一人相撲!
下手人の名は加賀香子。薔薇の花束を万里に叩きつけた彼女は、万里の友達でもある幼馴染みの柳澤を追いかけて、同じ大学に入学してきたという。しかし、柳澤からは避けられ、周囲からも浮きまくる。そんな眩しくも危うい香子を放っておけない万里の青春の行方は?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「わたしたちの田村くん」や「とらドラ!」など、ラブコメに定評があるゆゆこセンセの最新作。今度の舞台は高校ではなく、一歩進んで大学生。

    リア充ライフが描かれていてそこでちょっと…という前評判を聞いていたが、そんな事はなく、相変わらずのハイテンションなノリの文章と、個性ありすぎるヒロインのお話が楽しめる。
    前作まではラブコメ→シリアスが巻数でクッキリ分かれる感じだったけど、今作ではそれが一冊の中で描かれているものも、その辺の重たさや違和感を感じさせず、サクサク読めて、より洗練された作品だと思います。

    一つ感想を言うなら、リンダ先輩怖いです><

  • これはとてもいたいとしい

  • とらドラ!つながりで読みました。
    「とらドラ!意識するとがっかりする」みたいなレビューが多かったので、どんなもんかと、正直心配してましたが、全く杞憂でした。
    いや、とっても面白かった!
    話がこれから転がっていく為の、仕込みがあちこち出揃って、次巻からの展開に期待大です。

  • 未感想

  • 可愛い!!
    久々のラノベ!!めっちゃ可愛い。
    万里も香子も二次元君も!!出てくるキャラがほんっまみんな素敵!!リンダ先輩との過去も気になるし!!
    二巻も読むの楽しみ!!

  • 全11冊完結。
    加賀香子(くわぁーぐわぁさーん、こーこ、ロボ子)、は最強の女子大生。人は見た目が9割をぶち壊す、超絶美人、大好きです。
    キャラクターを上げて落として上げて落としてを何度もして、とことん追い詰める展開が空恐ろしかった。

  • ライトノベル

  • 大学1、2年生を軸とする、少々センチメンタルを加味した群像劇的ラブ・コメディ?かな。主人公が記憶喪失、ヒロインが白鳥麗子バリである点、状況設定に依存する構成、主人公の一人称語りで展開していく点など、ラノベの特質・ギミックは備えているのだろうが、そこを甘めに見れば、よくある青春小説の一つとも。また、大学生が主人公の点で、例えば、一人暮らし、宗教勧誘(教団への拉致もありえないわけではない)、旅行・バイト、酒場やライブハウスへの出入り等、リアリティを醸し出すことが出来るのが良。日常系ラノベの荒唐無稽さを緩和。

  • アニメが放送されていた頃に興味を持って買って、そのまま数年間寝かせるという自分の悪いクセと向き合うべく手に取った。アニメは最後まで見たので内容は大体把握してるし、登場人物も「おー久しぶり」くらいの親しみが持てる距離感。
    まず最初に感じたのは、世間一般で言われる「小説」と「ライトノベル」の違い。ライトノベルを手に取ること自体が久しぶりだったんだけど、自分が思う「小説」に比べて情景描写に割く文章量がすごく多いと感じた。ふわふわとした区別になるけど、小説が「人間」を書くことに重きを置いているような気がするのに対して、ライトノベルは「物語」を重視した読み物なのかもな、なんてことを思った。ただでさえファッションにうとい自分には、香子の服装描写は正直斜め読み気味に……すまんな香子。
    とらドラの評判なんかを聞いてるとこの人の作風はラノベど真ん中!って感じじゃなさそうだけど、個人的にはそっちの方が好みなので今度2巻買ってこようかな。あ、僕はリンダが好きです。

  • 大学に入学して、初めてできた友達についていたのは
    『完璧』なお嬢様。

    好きな人の前では暴走当たり前。
    女を排除するのも当たり前。
    しかしこれ、付き合ってもいない人相手だと
    単なる思い込みの激しい変な女、です。
    本人もそこの自覚はあるようですが…あれです。
    好きな子に嫌がられても、ついちょっかいをだす男子。
    そんな存在になっています。

    半分ほどして分かってくる、主人公の微妙な過去。
    それを知っているのは彼女だけで
    彼は彼女が好きなわけで…。
    それを冷静に見ている、実態のない人。
    一体誰なのか、と思っていたら…確かに、彼だけは
    実態も何もない、死んだ存在。

    一方通行の視線。
    この人間関係、どうなるのでしょう?

全101件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

作家

「2023年 『心臓の王国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹宮ゆゆこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×