電波女と青春男(6) (電撃文庫 い 9-17)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.97
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本棚登録 : 745
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048688802

作品紹介・あらすじ

どもども丹羽真です。えー、俺は今、青春ポイントが浮遊しまくる魅惑のボーナスステージに立っているのだった…!そう。本日は我が母校の文化祭なのである。今年は『引力』をテーマとしているらしく、生徒も一般入場者も、全員その小指にはカラフルな糸がぷらぷら結ばれている。なんでも、同じ種類の糸を巻いている人を発見して結び合えば、『運命という引力で引き寄せられた者』同士ということで、めでたく文化祭のメインイベントである体育館ライブコンサートにアリーナ席で参加出来るらしい。さて。俺はその『引力』とやらでどんな相手を引き寄せるんだろうねぇ。ふと気づけば、見慣れた水色の粒子があたりをキラキラ散乱していた。この晴れ舞台で、ついにエリオは「せーしゅん女」になる。

感想・レビュー・書評

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  • ライトノベル

  • 引力がテーマなのかな。四巻を踏まえての巻であるが、それとの対比が心地よい。この巻単体でも十二分に楽しめるのだけれど。

  •  女々とエリオットとの邂逅描写に”あるある感”。日頃ハイテンション女が昔の恋を思い起こす時に発してしまう臭み(女の本音)がリアル。一方、真や他の、文化祭での様々な邂逅はうーんなんだかなぁ…、とって付けた感が満載だぁ…と。ここで興醒めしたことに加え、エリオの心象変貌を追跡しにくいという気も…。けだし、ラストのエリオの壇上台詞が本巻で収斂すべき場面であるのなら、エリオの心情や心情に関わる叙事描写が、流子とのやり取り以外に見出しにくいからだ。何より、最も重要なはずの真、そして父エリオットとの絡みが……。
    PS.色々な人の感想・レビューを見て、自分の持っている「青春」観と極北に位置するであろう青春観に、自分の年齢を感じざるを得なかった。

  • 他の生徒のエリオへの反応を見ると本当に電波な行動してたんだなぁ。そう考えるとリュウシさんと前川さんの器のデカさがはんぱない。
    別作品のキャラがここまでがっつり絡んでくるとは思わなかった。

  • 9784048688802 291p 2011・3・17 6版

  • 元の作風に戻った?
    ジュブナイル+現代で売れる的何か。

    しかし自分にはあまり合っていないのかも。

  • まるまる文化祭編。
    エリオは少しずつ変われているけれど、その変化は周りが認めていないので認めさせてやろう!って感じでした。
    ミッキーたちに悪意はないんでしょうけどね。不気味ですものね。
    前川さんはやっぱり良いやつでした。

  • 学校四大青春イベントの一つ,文化祭ですよ.
    文化祭になにか面白いことをしたような記憶がないんだけども.
    なんでフィクションの皆さんはあんな楽しげな文化祭をやってるんでしょうか.
    やっぱアレか,一緒に回る約束を女子とするとか
    女子のアレの手伝いをする約束をするとか,
    そういうフラグが重要になってくるのでしょうか.

    学校四大青春イベントなんて書いてみたけど
    文化祭,体育祭,修学旅行,あと何だろう?
    まぁ,なんとなくそういう学校行事だと考えて頂ければ良いのではないでしょうか.

    さて,今回は文化祭.
    なんと今まで話にだけしか登場しなかった例のあの人が登場!
    更にはあいつらまで登場して一堂に会してしまうという展開が….
    面白かったよ.
    しかしそれにしても丹羽くんはモテモテですなぁ….

  • 小さくて強力な引力の話

    いや~綺麗ですね
    最初は、全然関係ない人とペアになっとるやん!
    と思っていたのですが、(特にマコト)
    そこは入間さんの凄さですね
    綺麗にまとまってます

    今までで最大の青春ポイント変動にも注目!
    (青春ポイントの換算してるページ毎回面白い)

    今さら気づいたんだが、俺は前川さん派らしい

  • 文化祭だっていつもの調子さ。ほんと、いい。人間先生の筆致がすてき。実は僕のトークスキルは人間先生の9割いただいております。うん、日本語おかしいぞ。英語はしゃべれませんけどね。エリオットだって!?いやあ、前川さんでしょ。ほんと。てか、「人間先生」って何も知らない人なら「?」ってなるわw

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著者プロフィール

電撃文庫『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『電波女と青春男』シリーズなどを執筆

「2023年 『安達としまむら(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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