ルポ 電子書籍大国アメリカ (アスキー新書 164)
- アスキー・メディアワークス (2010年9月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048689601
作品紹介・あらすじ
日本でも電子書籍元年を迎えた2010年。アマゾン、グーグル、アップルの真の目的は何か?本の電子化で読書習慣、思考の仕方、出版社・著者・読者のあり方はどう変わっていくのか?電子書籍とブックピープルの未来地図がここにある!電子書籍市場の最前線からレポート。
感想・レビュー・書評
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うーん..
納得出来る部分もあったけどなんだかなぁという気もしないでもない
リアル書店vs電子書籍の攻防みたいなとこは面白かったー
ただ筆者の主観が多くて、何を裏付けにして書いているのかなあと思ったり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと古い本になるので、当時はこうだったんだなと。
今読むとなかなか趣深い。
日本がこんな方向性(漫画とか)で電子書籍が普及するとは。
まあ紙の本もまだまだあるけれどね。
そしてファッション雑誌系の減り具合よ。 -
NY在住の出版エージェントが、アメリカにおける電子書籍の現状を報告してる一冊。
日本では今一つ普及してない電子書籍だが、アメリカでは既に普及してるということで、色々と勉強になった。 -
3年ほど前の書籍。この3年で大きく電子書籍ビジネスが進展したことは本書を読むと分かる。
本書の時点では日本で電子書籍はまだ市場に出回っていないし、アメリカではキンドルが必ずしも市場の勝者ではない。
私は本書をキンドルで読んだ。理由は簡単で、キンドルのセールで安く売られていたから。電子書籍の本を電子書籍で読んでみたかったから。
そういう意味では貴重な体験をした。普段はキンドルで読んでいたが、電車の中で身動きできないほど混んでいる時にはiPhoneのキンドルソフトで読んだ。狭くても読める!
したがって読了まであっという間で、時間を持て余すことがなかった。これぞ電子書籍&クラウドのなせる技!
内容自体は作者のアメリカでの事情通ぶりを充分に発揮させている内容であったが、示唆に富むものではなかった。
表題通り「ルポ」で未来を占うものではない。 -
著者である大原ケイさんののTweetを読んでいて、Kindleを買ってロマンスの原書読んでみようと思い立ちました。
Kindle版がセール価格になっていたので、購入。 -
電子書籍の台頭目覚しい近頃、アメリカでは日本ほどセンセーショナルな扱いは受けていないのだそう。
多様性を尊重し絶えず変化することが当たり前な社会性からか、読者や出版社などのステークホルダーが電子書籍を一つの読書スタイルとして素直に受け入れ対応しているのだ。
翻って日本と言えば、紙の本が無くなってしまう、著作権は、、既得権益を守りたい、、そういった「一つの合意された定義」を作りたい人々のせいで、結果みんなが不幸にならなければ良いと思うが。
私と言えば、この本をまさに電子書籍(iPhoneのKindleアプリ)で読んだ。電車やバスで本を取り出すストレスの無さ、マルチデバイスでしおりの共有、気になったセンテンスにマークしてTwitter投稿など、使ってみて初めてその使い心地の良さを実感しとところ。
新刊の良さ、古書の良さ、電子書籍の良さ、それぞれをじっくりと味わえる幸せな読書生活が今後も続けられる事を願って止まない。 -
キンドルで読んでみた。
アップルとアマゾンの戦略の違い、アメリカの出版事情など、日本の電子書籍と状況の違いがよくわかった。 -
kindle版で読み終えました。読ませる文章でとても興味深い内容でした。文章を書く際のお手本としたい人です。