お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂2 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 931
感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048690331

作品紹介・あらすじ

浅草の仲見世通りから少し外れると、懐かしい雰囲気の和菓子屋が見えてくる。今日も、町の人たちが持ち込む騒動で、店はにぎやか。若い店主が腕をふるう和菓子と一緒に、一風変わった世間話でもいかが?

感想・レビュー・書評

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  • 浅草の和菓子屋の店主栗田と和菓子に詳しい謎の美少女葵が人々のいろいろな困難や悩みを和菓子を通して解決していく。今回はシリーズ2作目、親子、師弟、兄妹関係の話が主軸でした。葵の正体も少しずつわかってきて面白かったです。

  • 今回のお菓子は雷おこし、饅頭、桜餅。
    桜餅のお話しでは幼なじみを助けるために力をつくす。友情っていいですね!

  • 穏やかな栗丸堂。相変わらず主人公の過去はとがっていて、そのころを知っているヤンキーさんたちにはよく効くんだが。お菓子にまつわる葵の知識もいいし、葵の正体も徐々にわかってきて、これからも楽しみ。

  • 前作から引き継いだ葵の謎な部分、少しはわかるのかな?と思いきや、ほぼそのまま。
    次回作に続くということか。

    今回は、雷おこしと饅頭、桜餅ということで…久々に、雷おこしが食べたくなりました。
    昔近所のお祭りで、景品で良くもらったなぁと思い出し。あれは生姜の味がしたなと。
    粟おこしだったということかしら。
    和菓子好きなら、確実に食べたくなってしまうのでは…という作品。

  • 人情話ですね~「雷おこし」「桜餅」は。
    桜餅が食べたくなりました。
    「粟おこし」は苦手な食べ物だったな~

  • シリーズ2作目。
    前作同様、栗田と葵さんがメインの3部作。
    不器用な親子を描いた作品「雷おこし」、栗田が子供の頃の回想シーンも感動したが、特にラストの親子が和解するところでボロボロに泣いた。
    「桜餅」では、葵さんの情報がほんの少し明かされた。
    1作目にも出てきた栗田のライバルの浅羽が意外と良い奴で好きになった。

  • 栗丸堂の第2作。前作と同様妹からの譲受本。

    「和菓子で、謎を解決」の短編集。
    今回は、おこし、饅頭、桜餅。

    葵さんは一体何者なのでしょうか。お嬢様らしいです、やはり。

  • 栗丸堂シリーズ2
    美味しい和菓子が人々の心を癒す

    葵の正体がちらっと見えたような謎は深まったような(笑)

    甘い物が苦手な私でも読んでいたら粟おこしや、桜餅がちょっと食べたくなりました(笑)

  • このシリーズは今住んでいるところの近所が舞台なので、すごく親しみやすい。
    関西出身なのでこれまで長命寺桜餅に抵抗があったのですが、今年は初めてチャレンジしてみようと思います。

  •  一作目と変わらず、和菓子を軸にしたお悩み解決。

     下町人情が伝わってきて、浅草に行くことがあれば、この作品を思い出しながら歩いてみたいと思う。

     現代社会で失われつつある、人と人との情を介した関係生の大切さを、今一度思い出させてくれる作品。

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著者プロフィール

東京都在住。電撃小説大賞で見い出され、メディアワークス文庫『お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂』がシリーズ累計40万部を超える人気シリーズとなる。メディアワークス文庫から刊行された青春小説『この終末、ぼくらは100日だけの恋をする』のヒットで新境地も開拓。

「2023年 『いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂7 日出処の和菓子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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