WORLD END ECONOMiCA (1) (電撃文庫)

著者 :
制作 : 上月 一式 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
4.17
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本棚登録 : 172
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (808ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048691123

感想・レビュー・書評

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  • 株で大金を稼ぐ投資家SF+支倉さんらしいラブコメ。ストーリーのスタートが遅い、のが唯一の欠点。ヒロインが株に疎いので、複雑な株式投資の話を分かりやすく違和感なく説明できているので、株を知らなくても問題なし。ラブコメが邪魔になるくらいにストーリーが面白い。ストーリーの終わりまで考えてから書き込まれているので、ストーリーの展開に無駄が少なく、驚く展開が多い。株式投資と同時に人との繋がりが一つのテーマになっているので、ラブコメ要素も一気に面白くなると予想。月面という設定も今後活かす場面は多そうなので(市場の開拓という効果は持ってるが)、そこも期待。1巻が驚愕の展開で終わったので、2巻が気になってしょうがない。

  • 甘いよ。小僧じゃないか。最初から最後まで小僧を抜け出せなかった。子供でしかなかった。
    表と裏、全てを考えなきゃできないこと。雰囲気と直感、それは警戒心。
    大きなものの前で、それを失ってしまうのは子供だ。誰かに頼り切っている子供だ。
    最後までそれを抜け出せなかった。

    支倉凍砂さんらしいと思う。
    狼と香辛料とは世界が違うけど、でも同じだ。
    取引の部分だけじゃない、全体に漂うまだるっこしい雰囲気。本心を打ち明けない登場人物。何もかも。
    作風、ですね。

  • 取っつきずらい金融という題材で読み始めたときは少し躊躇したが、支倉ブランドを信じて読み進め、途中からは面白くなって一気に読んだ。

    あまり、難しすぎない所が良いのかも。
    これ以上難しいと、読むのが辛くなりそう。
    簡単すぎず、難しすぎずちょうど良い感じです。

  • 投資ネタの部分はとてもおもしろく読めた。

    家出人の少年と、何でも包み込んでくれる年上のおねーさんとツンデレ天才美少女と同居、という設定や、イチャイチャネタの部分はベタにありがちで、確かに同人誌ぽかったかな……。

    ラストのどんでん返しな展開は、投資を少しでも知っていればすぐにカラクリが読めてしまうので、そういう点ではちょっと終わりかたの盛り上がりに欠けて残念。

    続きは確かに気になるのだけど、このぶ厚さに躊躇する……。

  • あまりの分厚さに躊躇しつつも、支倉凍砂のブランド名を信頼して、どうにか読了。本作1冊で、薄い文庫本3冊分くらいの厚みはあるか?

    元が同人ノベルだと分かるような感じだった。大胆な盛り上がりには欠けるが、日常を積み重ねていくゆっくりしたペース配分、可愛さが伝わりにくいヒロイン、動きに乏しいストーリー、ビジュアルノベルらしい会話文、と背景と立ち絵と音楽のあるビジュアルノベルに相応しい題材なのだと思う。

    正直なところ、株取引部分はよく分からないまま読み進めた。月世界という舞台がないと主人公のような状況は発生しないのだろうけど、なんだか趣味じゃなかった。少なくとも商業向きじゃないことは分かる。

  • 表紙の絵が好みなのとこの分厚さに猛烈に惹かれた。
    支倉凍砂さんの作品を読むのは初めてだったけどとっても読みやすくて、難しいテーマなはずなのにサラサラっと読めてしまった。
    株や金融の話がテーマでわからない言葉や行動もあったが、それ以上に話の筋にはまり込んでしまった。
    月での生活や貨幣の単位など仮想空間なのもとっても魅力的。そしてまさかのバッドエンドで2巻に続くという終わり方、続きが読みたくって読了後すぐに図書館に向かいました(笑)
    株に少し興味を持てたのもとっても良かった。2巻が楽しみ。

  • 分厚かった。。。けど、読み応えあった。

  • こう言っては何ですが、この本を読んで株式取引をしたくなる未経験者って居るのかな。というより、おそらく、少しでも株に興味があって、あのヒリヒリした、例えば儲けは上がってるのにちょっとしたタイミングのミスで「本来ならもっと安く買えた」とか「高く売れた」なんて悔やんでしまう感覚が想像できる人でないと、この物語のダイナミズムは十分に感じ取れないだろうなと思います。
    あ、でも、数学が天才的にできる女の子というのは、素晴らしい萌え要素ですね。とかいいつつ、本編はそんなこと言っていられない程にスリル・スピード・サスペンスですよ。人を選びますが、続編が楽しみ。

  • 高校生から大学生に向けての株式入門としてもいい。
    だが本質は青春小説だ。
    キャラクターもストーリーも魅力的。
    久しぶりに夜を徹して読んでしまった小説。

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著者プロフィール

第12回電撃小説大賞〈銀賞〉を受賞し、『狼と香辛料』で電撃文庫よりデビュー。他の著作に、『マグダラで眠れ』『少女は書架の海で眠る』『WORLD END ECONOMiCA』(いずれも電撃文庫)がある。

「2018年 『狼と香辛料XX Spring LogIII』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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