神様の御用人3 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 152
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048691185

感想・レビュー・書評

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  • 今回も面白く。ラストはホロリと。

  • 2巻では最低と評価したが、3巻も図書館で予約していたので、読んだ。
    この巻はそれほどひどいとは感じなかった、というかまぁ一定の水準の小説とは言えると思う。でももうこのシリーズ、この作者はいいかな。自分の時間は有限だし。

  • 3作目。布織の天棚機姫神、稲の精霊、貴船の高龗(たかおかみ)神、菓子の神田道間守命とどれも秀逸で面白かったです。
    基礎知識が少ないので、並列して古事記なども読みたくなりますね。今回は手元にあった貴船神社の要誌を読みながら本書を読みました。

  • 良彦が少しずつ成長していき、彼らしく御用人の仕事をこなしていくところが良かった。穂乃香との距離がなかなかつまらないところが残念なような、このペースが味を出しているような。恋のライバルっぽい相手が出てくる柄杓の話が良かった。

  •  2015-02-28

  • 一、個性派デザイナー神。穂乃香への贈り物で本当の望みが果たせたけど、良彦と黄金に贈った服は強烈。二、五穀豊穣の有り難さを実感。子供におしえられました。三、新キャラ登場?これから遥斗はたまに出てくるのかな。名前に込められた意味や願い、繋がりを知る、て大事なことですね。四、お菓子の神様に泣かされるとは思わなかった。約束が果たせず苦しみ続けた田道間守命、待ち続けた大王。良彦の成長が著しい。穂乃香の良彦への淡い思いはゆっくり静かに暖めてほしい。

  • 今回も個性的な神様が来ましたね~。
    好きなのは、やっぱりお菓子の神様の話かな。
    主人に対する想いと再会シーンには、泣かされました。まさか、この本を読んで泣くとは思わなかった。
    黄金のスイーツに対する執着は、神様とは思えない感じで笑えた。

  • シュークリームが食べたくなった。

  • 御用人シリーズ第三弾。デザイナーの天棚織姫神(あめたなばたつひめのかみ)にワンピースを作ってもらった穂乃香の笑顔を見ることができてよかった。角力をとった大山祗(おおやまづみ)の稲の精は人間世界にすっかり溶け込んでいた。高龗神(たかおかみのかみ)の柄杓を探してほしいという願いにでてきた八家の末裔で穂乃香にあこがれている遥斗はまたでてくるのかな。田道間守命(たじまもりのみこと)の話では二千年の時を経て成し遂げることができたのは良彦のおかげで、思わずぐっときた。早起きと直訴なんて安いもんだといった良彦の成長が感じられた。穂乃香がお菓子作りをしたことがなかったり、狐の方位神が太ってしまったりますます楽しみになってきた。

  • 人間って捨てたもんじゃないと人間自身が思えなくてどうする。と言われているように感じた。なんとなく。

    願い事それ自体よりも、願うに至る経緯や叶ったことで得られる結果こそが、相手にとって大事なのだと。
    読み解いた真意に対して、愚直に応えていく。

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞で<メディアワークス文庫賞>を受賞。「空をサカナが泳ぐ頃」でデビュー。

「2023年 『神様の御用人 継いでゆく者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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