レイカ (2) 警視庁刑事部捜査零課 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
3.26
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本棚登録 : 90
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048691758

作品紹介・あらすじ

アウトローの刑事ばかりが集められた部署、警視庁刑事部捜査零課。盆栽に話しかけてばかりいいる"昼行灯"羽佐間警部、スマホゲームに熱中する"美人すぎる女刑事"春日警部補、配属されたばかりの"死体アレルギー"宝福巡査。そして死体の顔をコピーできる特殊能力をもつ女刑事、音無巡査。幼い頃、姉を連続殺人犯に殺された、音無レイカ。彼女の目の前で、犯行手口がそっくりな事件が発生する。憎むべき姉の仇が再び動き出したのだろうか-?

感想・レビュー・書評

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  • おもしろい。大和くんがいい雰囲気出してる。レイカさんが少し柔らかくなってていいね

  • 再びな首切り事件、再びな連載前、再びな誘拐事件。
    すべて、再び、の連続短編。

    さすがに驚きの首切りですが、この時点で怪しいお兄さん。
    ミスリードかもしれませんが、タイミングと
    やってる事が、と思ってしまいます。
    コスプレ集団は驚きの結末でしたが、その前に
    盗撮魔って本当に手段を選ばないんだな、と。
    その根性は、別のどこかに使ってください。
    誘拐事件は、まぁ逆恨みというか、黒幕は
    うまい事やったな、と。
    これを見越して、の犯行なら、完璧です。

    結局、首は一体どうなったのか。
    比喩表現の方の首、も気になりますけど。
    これ現職がやっちゃったら、どうなるのでしょう?

  • 過去が追いかけてきた。ここで繋がる今と過去。

  • 死んだはずの娘がテレビに出ていたらそりゃ驚くし、本人なのかもしれないと期待したくなるのは分かる。
    犯人の彼にとっては彼女の存在がそれほど大きいということだろうと思った。

    樹さんアニメやサブカルに少し偏見を持っている?それとも、もともと詳しくないのを調べて頑張って書いたのだろうか。
    カメコの存在は初めて聞いた。
    流石にラストが気に入らないから殺すのは無茶苦茶すぎる。

    男性と女性の違いくらいは顔が同じでも体型や声で気付くのではないだろうか。

    碇さんの分かりやすすぎるフラグがいつ回収されるのか楽しみ。

  • 一巻にもましてダークストーリー。縦軸の首狩り殺人事件およびレイカの過去があるわけですが、最後の方で碇が犯人であるようなそぶり(たぶん、違う)が、あったり、きっちり続編書く気満々なのが良かったです。
    すでに宝福大和の死体アレルギーがどうでもよくなっているという。

  • 中核でもある9年越しの難事件が1冊でそうそうに締まるとは思ってはいなかったが、なんとも言い難いto be continuedってやつだった。
    2話目を足掛かりにした3話目、結末は呆気なかったが次巻以降にもまた出てきそうなワルイヤツの憎らしさ溢れるキャラクターには期待したい

  • あら?まだ続けちゃう?
    一巻はなかなかだったのだが…ん〜レイカの性格が薄い?現実離れした特技を持つわりに、あんまりフューチャーされてないと言うのかみんな普通にしてるのが違和感。面白くないわけではないが次点?

  • 今回は3件の事件が発生して、そのうち2件の事件が解決せず次巻に持ち越しという内容。
    あくまで前作を読んだ人向けって感じ。
    第1作がとても良かったから、期待したけど、2巻はちょっと微妙。
    続きが気になる巻って感じかな。

    首狩り事件再び発生。
    この事件がやっぱ今後の核となっていく感じかな。
    誘拐事件を解決させずに残しといたのは、登場人物と関連があるからなのかな。
    どちらにせよ、篠宮司は怪しいね。
    芸術と言って、首集めてそう。
    あと、大和は警察官として危機意識なさすぎ。
    ちょっとイラっとしたけど、キツすぎるレイカとの対比としてはこういうキャラである必要があるんだろうね。
    最近読んだ作品だと「探偵の探偵」の紗崎玲奈と峰森琴葉の組み合わせがそうだし。
    大抵の作品で片方がクールでしっかりしてるともう片方がどこか抜けたりしてるよね。
    やっぱバランスかな?
    どちらもしっかりしてたら事件あっさり解決しちゃうか(笑)
    キャラも似たり寄ったりで立たなくなるし?
    でも、どこか抜けてても、そこには暖かさがあり、その暖かさがレイカが救われるために必要なものであって、レイカがだんだんと心を許していく人、としてああいうキャラの大和なのかなと思う。
    それにしても、レイカの死者の顔をコピーする能力は、前回はとてもグッときたから、今回はイマイチ活かしきれてなかった気がする。
    まだまだ続きそう、もっと面白くなる余白はありました。
    文字だけの作品でコスプレを扱うのは面白かったけどイメージしづらかった(笑)

  • 【かつて姉を殺された女刑事、音無レイカ。憎むべき連続殺人犯が再び動き出す……? 】
     アウトローの刑事ばかりが集められた部署、警視庁刑事部捜査零課。
     盆栽に話しかけてばかりいる“昼行灯”羽佐間警部、スマホゲームに熱中する“美人すぎる女刑事”春日警部補、ほとんど刑事部屋に戻ってこない陣内巡査部長。零課に配属されたばかりの“死体アレルギー”宝福巡査。そして死体の顔をコピーできる特殊能力をもつ女刑事、音無巡査。
     かつて連続殺人犯に姉を殺された音無レイカは、ずっと犯人を追いかけていた。するとある日、犯行手口がそっくりな事件が発生する。憎むべき連続殺人犯が再び動き出したのだろうか――?

  • コスプレにまつわる事件は面白いと思いました。確かにこういった思考をする人はいるでしょうねぇ。
    だんだんレイカがデレてきているのがなんとも。

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著者プロフィール

12月24日生まれ。2012年に『パントロジスト〈上〉〈下〉』(メディアワークス文庫)でデビュー。

「2018年 『探偵はフェイクを見抜く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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