失恋探偵の調査ノート ~放課後の探偵と迷える見習い助手~ (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048691826
作品紹介・あらすじ
この道立宇田路中央高校には、まことしやかに伝えられる「不思議な噂」がある。失恋探偵。それは、正しく終われなかった恋を終わらせてくれる探偵なのだという。幼馴染への失恋をきっかけに「恋する気持ち」をなくしてしまった少女・零は、失恋探偵を名乗る優しい少年と出会う。彼の助手となった零は、いくつかの恋の終わりに立ち会い-青春のいたみを優しい視線で、しかしあざやかに描き出す、青春"失恋"物語。
感想・レビュー・書評
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主人公の成長過程がこじつけてる感じがした。
もう少し刺激が欲しかったなー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
岬鷺宮の作品はこれで2作目だ。
前に読んだ三角のナントカの方が良かった。
ちょっと退屈なんだよな。
もう読まないかな。 -
既刊1冊。電撃文庫の『失恋探偵ももせ』の続編ですが、前回とは登場人物がただ一人を除いて全部違っていています。『ももせ』よりミステリー色が濃くて、切れる感じ。
百瀬の恋はどうなったんだろう、と思わせる。 -
「恋する街」
消えてしまった彼への恋心。
好きだったからこそ、どんな事も楽しい思い出として残ったのだろうな。
それにしても、あの距離を苦に思わず通い続けた彼女は凄いな。
「菫の選択」
脚本に隠された彼女の真意。
相手を想う気持ちがあるからこそ、怖じ気ついてしまうのだろうな。
ただ、これは遠回しに伝え過ぎではないだろうか…。
「眼差しのラピスラズリ」
突然言い渡された別たの言葉。
普通なら変だと思うことも、慣れてしまえば第三者に助言されるまで何も気付かないのだろうな。
相手を想う気持ちが無いからこそ、自分の思い通りにならなければ激高するのだろうな。
「白い声」
彼が想いを寄せている相手は。
自分を振った相手と以前のように接するというのは、お互い気不味いだろうな。
調査のためとはいえ、そんな事が出来る彼女は強い人なんだろうな。 -
(収録作品)恋する街/薫の選択/眼差しのラビリンス/白い声
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【終われぬ恋をすくう探偵と、恋をなくした見習い助手の織り成す、青春“失恋”物語。】
この道立宇田路中央高校にまことしやかに伝えられる、「不思議な噂」がある。
失恋探偵。それは、正しく終われなかった恋を終わらせてくれる探偵なのだという。
幼馴染への失恋をきっかけに「恋する気持ち」をなくしてしまった少女・零は、失恋探偵を名乗る優しい少年と出会う。彼の見習い助手となった零は、いくつかの恋の終わりに立ち会い、そして……。
「……どんな気持ちも、いつかは消えてしまうの?」
「恋は、終わり際が肝心なんですよ」
青春のいたみを優しく、しかしあざやかに描き出す、青春“失恋”物語。 -
“失恋探偵があなたの恋の終わりをお手伝いします”