ラテラル ～水平思考推理の天使～ (電撃文庫)

著者 : 乙野四方字

• KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015年2月10日発売)

作品紹介・あらすじ

謎を解く事が生きがいの高校生・論は、全身白ずくめの謎の女子生徒と出会う。論が彼女に触れた瞬間、『水平思考推理ゲーム』が支配する空間に引きずり込まれ――！

感想・レビュー・書評

[/Eulerさんの感想 · 2018年1月8日]

〈シチュエーション、スタート！〉
同じ県出身とは知っていたが、まさか市まで同じだったとは。
まずそこに驚いた。
それを除いても、「水平思考ゲーム」をとっつきやすく、面白い物語に落とし込んでいるのはすごい。
名前が読みにくかったのが少しマイナス。

論、結瑠、晴希は阿良々木兄妹ボイス。

[alciraさんの感想 · 2017年7月8日]

「特等添乗員α」シリーズで、水平思考のことは知っていたけど、ウミガメのスープ問題は初めて知った。すごい楽しめた。続編書けそうなのに、１巻で終わりなのが悲しい。

[衣亜さんの感想 · 2015年11月26日]

図書館で、推理物を求めて借りた本。

思っていたのとは違ったけど、ウミガメのスープを初めて知って、面白かった。

[葉月さんの感想 · 2015年10月12日]

薦められて読み、結構気に入りました。

[mamalaiderさんの感想 · 2015年9月13日]

懐かしのウミガメのスープを題材にした作品。質問回答で進む推理パートは軽妙。回数制限等が無いのはゲームや天使の存在という謎の緊張感を殺してるとも感じたが、作中で言及されるゲームの特徴が根底にあるからこその雰囲気なのね。ウミエルたそ〜

[gushikengushiさんの感想 · 2015年7月4日]

水平思考推理ゲームを主題とした作品。
高校生である主人公が誰とも口を聞かないクラスメートの女の子に触れたときに異空間に飛ばされて水平思考推理ゲームに巻き込まれる。お題を一つクリアするか体力が尽きるまで異空間に閉じ込められたままだ。
その推理ゲームを幼馴染と女の子の親友と共に解いていく。
終盤、その異空間をはじめとする物語の謎に関わっていく。

問題が段階を踏んでいって難しくなるのでかなりいい。
挿絵も優秀で高校生の青春劇を描けている。ぶっとんではいるけど。

[柏葉さんの感想 · 2015年3月21日]

ゲーム小説っぽいところに惹かれて購入。新しい友達との距離の詰め方でこの小説は当たりだと思った。意外とイイ話だった。

[esoragoto113さんの感想 · 2015年3月5日]

水平思考ゲームに囚われた少女の話。ヒロインがかわいい

[しろかぎさんの感想 · 2015年2月15日]

なるほど。面白かった。
「ウミガメのスープ」は好きだ。ただ、これを実際に人とやれたことはないので、いつかやってみたい。

著者プロフィール

1981年大分県生まれ。2012年、第18回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞した『ミニッツ ~一分間の絶対時間~』（電撃文庫）でデビュー。初の一般文芸作品『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』(ともにハヤカワ文庫JA)を同時刊行して、大きなヒット作となる。ほかに『ラテラル ~水平思考推理の天使~』（電撃文庫）、『正解するマド』（ハヤカワ文庫JA）など、トリッキーなアイデアを武器とした作品を得意とする。

「2021年 『アイの歌声を聴かせて』 で使われていた紹介文から引用しています。」