ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (7) (電撃文庫)

著者 :
制作 : さんば挿 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
4.20
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  • (1)
本棚登録 : 178
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048693363

作品紹介・あらすじ

軍事クーデターによって、敵と味方に分かれることになったイクタとヤトリ。佞臣トリスナイの企てに踊らされ、ついに二人は戦場で相まみえることに……。

感想・レビュー・書評

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  • クーデター編終結。ネタバレしてますご注意を。


    てかこんな終わり方あり?全体的に救われない話だった、、、

    お姫さんの闇堕ちはしゃーなし感があるけど、
    まさかヤトリが退場するとは夢にも思わず。衝撃だった。
    もしかしたらマシューあたりやばいのか、と思うくらいだったのに、、、
    イクタの超人ぶりもヤトリを生きて救うことは出来なかったわけで、次の巻では復活ができるんでしょうか。

    キオカともまだやり合うだろうし、狐は暗躍したままだし
    どうなることやら。

  • 7/10.
    納得いかない事多かった。トリスナイと交わした会話、お互いの目的や企みを暴きすぎ。幼い頃のイクタとヤトリの話し方はあまりにも大人っぽかったから没頭できなかった。狼の件は大げさすぎ。著者にはもう少し遠慮して欲しい。

  • クーデーターの最終回。
    ヤツは必ず戻ってくるに違いない。

  • 図書館で。
    とりあえず電車で読まなきゃ良かったと後悔。満員電車で泣かされました…ヤトリ…

    過去回想からのアレは酷いなぁ~ 個人的にはあの二人の関係性を知っていてそれでもヤトリを出す元帥におかんむり。オマエが出ろ(笑)って大将出すわけにはイカンか~

    というわけで色々ツッコミたい所はありますが読むと泣かされるのでとりあえずこれはこういう話だ!と納得して次へ進むしかない。まあ剣技が勝っちゃうと進まない話でもあるしねぇ。

  • 第一部完結。物語としては事実上の最終回とも言えそうな直接対決の結末は…。

     狐の策謀が悲劇を生む。余りにも大きな喪失感を伴って…。この終盤の展開と描写は絶句、絶句、絶句であった。

     確かに、某作品の展開のなぞりとも、重ね合わせざるを得ない展開ともいえるものではあった。本作との好みの優劣はつけがたく、どちらにも一長一短があるからだ。
     ただ、その某作の第2巻に比して、劇的度合いと描述の悲劇度合いは本作の方が遥かに上。
     そう感じる一部完結巻である。

  • 第1期クライマックスにして、ここ4,5年で読んだラノベのなかで最も重い展開を見せる巻。
    己の半身ともいうべき存在と、敵味方に分かれて殺しあう、
    凄惨極まるストーリー、そして衝撃のエンディング。
    ここまで思い切ったことをするシリーズというのも
    なかなかお目にかかれない。

  • とりあえず、第一幕の終了。しかし、内容は陰惨だ。内戦で味方同士が殺しあう。そしてイクタとヤトリも。結局、何の救いもなく、終幕を迎える。

  • 評価:☆4.5


    ※ネタバレ注意。未読の方は回れ右















    イグセム派の将校として捜索隊を率いるヤトリと戦場で対峙することになるイクタ。
    お互いにお互いを知り尽くしたもの同士の戦いは熾烈を極める。戦いの行方は果たして・・・!

    この巻では今まで明かされなかったイクタとヤトリの過去が語られることになる。
    二人の馴れ初めは微笑ましかった。イクタとヤトリは二人で一つ、そんな絆の深さもわかった。だからこそ二人が戦場で戦うのを見てるのが辛かった。

    幼い頃からヤトリはイグセムで、ヤトリの中のイグセムは成長してからも消えることはなかった。
    それでも過ごして来た時間の中に確かにヤトリシノの時間はあった。それが彼女にとっての救いだったのかなと。

    読み応えあったし、間違いなく面白かった。だがあまりにも辛いこの結果に軽く放心状態・・・賛否両論になるのも頷ける。

    次巻から新章が始まるそうだが、迷走しないことを祈る。

    「ひとつだけ言っておくよ。君が謝るべきことなんか、この世界に何一つない」
    「――しぶといじゃないの。ヤトリシノ――」

  • ええ?! まさか、これは…衝撃の展開だよ。

    イクタとヤトリのあの関係がどうやって紡がれたのか、いつか描かれる時を期待していた。
    それが今巻だったわけだけど、予想していたのとはちょっと違った。
    きっと学生時代に出逢って、すごく衝突して、そのうちに無二の友になった……ようなことを考えてたら、そうか、もっと昔にあっていたんだ。
    そして無二の友よりも深く、二人でひとつ、互いが片割れになった。
    子供時代も、再会後も、二人の関係の深さに心が躍った。
    それだけに、敵味方になって闘うことになったときの、自分自身の全てを切り捨てたヤトリの悲痛さがイタイほどだった。
    でも、きっとイクタが、そんなヤトリを救ってくれるのだと信じていた。だから、信じて読み進めたのだけど、その果てに……
    確かに救うことは出来た。
    でも、永遠に失われてしまった。

    この展開、いや、ひどすぎない?
    ちょっとこれはあまりにもひどい。

    確かにこの物語は、そういうことも容赦はしない傾向にあったけれど、ここで彼女を失うことは、この先の魅力の半分を失うことと同義だと思うのだ。
    なんだか、続きを読み進めることが出来るか分からない。
    そんな気分。
    それでもこの先を、見届けるべきだろうか。
    彼女の願いと共に。

  • 作者オナニー乙
    なんのための戦いだったのやら

    まあ、作者が気持ちよく射精する為か

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著者プロフィール

2010年に「神と奴隷の誕生構文」(電撃文庫)でデビュー。「スメラギガタリ」シリーズ(メディアワークス文庫)、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」シリーズ(電撃文庫)を刊行。

「2023年 『七つの魔剣が支配するXII』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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