キノの旅XI the Beautiful World (11) (電撃文庫)

  • KADOKAWA (2007年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (270ページ) / ISBN・EAN: 9784048694230

作品紹介・あらすじ

ある春の日。山からの冷たい雪解け水が、森の緑に活力を与え始める頃―――。 朝の日を背に受けて、キノとエルメスは、とある国を見下ろす山の上にいました。あとはもう道を下っていくと、そこにある森に囲まれた広い城壁の中へと、城門へとたどり着く場所でしたが、「こりゃ入れないね、キノ」エルメスとキノは、そこから動こうとしません。見えるのは、国内のあちこちで上がっている火の手でした。たくさんの家が燃えています。風に乗って、薄く煙が、そして人間の悲鳴が聞こえました。(「お花畑の国」)他、――全11話収録

感想・レビュー・書評

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  • 信念を持つ

  • 記録。
    「つながっている国」「道の話」

  • 不思議な国を旅する話しです。短編集。今回は、「アジン(略)の国」「道の話」「戦う人達の話」が面白かった。
    まるで、落語の寿限無のような長い名前の国。ラストには、その国の名前がわかり、その国が、どのような歴史を抱えているのかがわかるのでした。「道の話」は、何代にもわたって道を作っている集団の話し。その意図は、かなり暗黒。「戦う人達の話」は、アクション系で、良く出来ている。

  • シュールさ増の11巻。

     画面を通してのつながりは、現実の人を相手にしているとは限らない。その危険を自覚すらしていない人間は、第三者からは滑稽でしかない。辛辣なネット社会の寓話たるは勿論、ディープラーニング技術をみるに、これは現実化しつつあるとも(つながっている国)。

     戦争の痕跡の喪失と引換えに生まれた花。それを美しいとしか見れない人は、正に過去に盲目になる者は未来にも…(お花畑の国)。
     一方、それとは真逆の「アジン(略)の国」も。
     自らの欲望のため他人を利用した女。その隠された本音は完遂するに見えたが…。

     百里の道は九十九里をもって半ばとせよとの格言に背いた結果は、因果応報か(戦う人達の国)。

     道を作ろうと決意させた人物の説明は真意かそれとも…(道の話)。

     まさに現実である「学校の話」。最後に喝采を挙げる民衆が怖いやら、納得するやら。

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著者プロフィール

2000年『キノの旅 the Beautiful World』でデビュー。アニメ『ソードアート・オンラインII』の銃器監修も担当。

「2023年 『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXIII ―フィフス・スクワッド・ジャム〈下〉―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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