@HOME 我が家の姉は暴君です。 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.54
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  • (4)
本棚登録 : 222
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048700481

作品紹介・あらすじ

とある事情から親類の『倉須家』に引き取られることとなった僕。だけどそこは、血の繋がらない六人のきょうだい達が住むという妙な家だった。諧謔的な長男、おっとり&投げやりな長女、暴君の次女、スキンシップ過剰な三女、男か女かわからない三男、カメラを手放さない四女-どうにも癖のある彼らの許で、僕は七人目のきょうだいとなる。ともあれ倉須賀次男としての新しい生活はどうにか順調だ。…次女のリリィが何故かやたらと僕にキツく当ってくる以外は。ちょっと風変わりな家族たちの織りなすハートウォーミング(?)ストーリー、開幕。

感想・レビュー・書評

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  • ライトノベル

  • 読後の後味の悪さには定評のある藤原祐作品の中では異色。こんなのも書けるのかという。同時進行で煉獄姫を書いているとは思えない。

  •  煉獄姫とは違って、ほのぼのしていますね。 家族愛がテーマなだけあってなんだかほっこりします。姉の態度にも他の兄弟にもよう注目ですね

  • 各章ごとに視点が変わるため、読んでいて飽きがきませんでした。
    リリィ姉さんの喋り方が、村上春樹の小説のそれに似ている気がします。

  • こういうお話は好きですね。
    姉の心遣いに感謝です。
    そして複雑な家族の事情。

    これから一人ひとりにスポットを当てて、展開していくのでしょうか。とても楽しみです。

  • 在り来たりなようでちょっと違った設定と、やっぱり親しみある人間臭いキャラクターたち。
    非日常の中の日常。

  • これはいい。

    泣けた。

  • 電撃文庫MAGAZINEで連載してて面白かったから文庫も買ってみたら書き下ろしも面白くて満足

  • 「こんな家族が存在するはずはない」。
    ……まぁそうですよね、ラノベですし。
    でもそんな事どうでもいいです、逆にそういう事を気にする人は今すぐ回れ右しましょう。

    何より先に特筆するべきは、家族が交わす「普通じゃない」会話。
    軽やかでめまぐるしいテンポは、退屈を取っ払う刺激として大変心地いい。
    敢えてひねくれた言い回しをすることで、言葉の真意を探る面白みが生まれていると思います。

    また、ひねくれた大人たちがいることで、比較的普通な年少組といい対比になっているのも注目したい所。
    年下三人はまだ出番が少ないですが、少しずつ「色」を見せ始めているので、次作に期待したい所ですね。

  • 藤原祐の贈る家族モノ。

    「煉獄姫」の印象が強すぎてからちょっと驚いたがどちらかというと普通の家族モノっていった感じで。

    でも他の作品より心温まるふんわりとした印象で彼らの日常がこの先も見てみたいと思った。

    最後に先生、ごめんなさい。先に「ふぁみぷれっくす」読んじゃいました。

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著者プロフィール

電撃文庫『ルナティック・ムーン』にてデビュー。他著書に『レジンキャストミルク』『鮮血のエルフ』など。独特の文体とハードでシリアスな作風でコアなファンを持つ。

「2017年 『ファイナルファンタジーXIV きみの傷とぼくらの絆 ~ON(THE NOVEL)LINE~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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