- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048700535
感想・レビュー・書評
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綺麗で哀しい物語。両親を喪って、最愛の妹まで喪って、それでも前を進まなきゃいけない辛さと力強さを感じた。
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1回目、終盤になって「ん?」となり始め最後になって「あー!やられた!」という感じで読み終えました。
2回目、意識しながら読んでいると所々に真奈を思う佳帆の思い、雪蛍を思う館長さんの思いが染み出ていて涙が止まらなくなりました。
切なくて、苦しくて、でも、とても優しいお話。
今でも、何度も何度も読み返してその度に泣いてしまいます。
館長さんと佳帆さんが幸せになってほしいなぁと心から思いました。 -
大切な人を失い、その人を想い続ける。
いなくなったことを認めたくないそんな想いが二人の距離を縮める。 -
これは、やばい!
花鳥風月シリーズのなかで、一番好きです。
どんでん返しには本当にやられた!
綾崎さんの構成には毎回やられるのですが(笑)、これはやばい。
真奈、という名前のせいもあって、佳帆と同じくらい真奈にも感情移入していたのですが…それゆえに、余計に、ラストに涙が止まらなかった。
もう一度読み返そう。-
初めまして!
私も花鳥風月シリーズのなかで、一番好きな作品です。来月、綾崎さんの新刊も楽しみです!初めまして!
私も花鳥風月シリーズのなかで、一番好きな作品です。来月、綾崎さんの新刊も楽しみです!2013/10/02
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花鳥風月シリーズ第4弾。両親を早くに亡くし、施設で育ち、施設を出ても妹が引きこもりになり、必死で働いてきた佳帆。友人に頼まれて訪れた図書館で、そこの館長に出会い、運命を感じた。けれど彼は妻帯者で…。シリーズの中で一番好きな作品。切なくて、哀しくて、でもやっと、温かな感情に包まれた。面白かった。良かった。ただ、ノーブルチルドレンシリーズを読む勇気はない。この作品だけで、もう十分。
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なんかもう、言い表せないが
館長さん素敵 -
一度だけではなく、二度三度...と楽しめる本でした。
最後の方は、先が気になってページをめくる速度が早くなっていくほど、続きが気になります。
切ないラブストーリーであり、ミステリーでもあり...人の心に雪のように積み重なる物語でした。 -
舞台を観賞してから遡って小説を読む。
舞台の役者さんたちの演技や演出がリフレインして実感を持って読むことができた。
舞台との比較で読んでしまうので、舞台観賞時の激しい感動はないが、優しさで包まれた作品は読んでいて快かった。 -
綾崎先生期待を裏切らないですね。
読み始め主人公の男に対する食いつきと運命とゆう言葉に、やりすぎではないかと思っていました。
こうゆう恋愛模様を書くのもめずらしいなと思いながら読み進めていくうちに主人公の秘密があかされ今迄の行動の意味を知りました。
読者を欺く構成も素晴らしかったです。
ただ一つ気になったことは二作目に出てきた星乃叶さんです。
これは別世界と捉えるべきなのでしょうか。
それとも意識を取り戻してからの星乃叶さんのその後なのでしょうか。
誰か教えてください笑
もし別世界なら残念です。
舞原家シリーズとしてみているので同じ世界観でみたかったですね