烙印の紋章(7) 愚者たちの挽歌よ、竜に届け (電撃文庫)
- アスキー・メディアワークス (2010年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048701358
作品紹介・あらすじ
婚約者である皇太子ギルを亡くし失意のビリーナだったが、その死の真相を探るため帝都ソロンを発つ。ホゥ・ランとも再会し、二人は再びアプター砦へ赴くことになる。一方、ガルダ打倒を果たしたオルバはタウーリアへと凱旋。束の間の平穏を享受する。しかし、そんな折にメフィウスによるタウーリア電撃侵攻の報が入る。グールの独裁がますます強まる状況のなか、ノウェ&ゼノンやイネーリなどの面々も次の一手への布石を打つ。新たな戦乱の到来とともに、オルバとビリーナの運命も再び交差する。英雄への道を描くファンタジー戦記、第7弾。
感想・レビュー・書評
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メフィウスとガーベラ王女の話だと楽しくなるね。
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覚悟を持った女は強いなぁ
。ビリーナも、エスメナも、ほんとすごい。
特にエスメナの成長ぶりといったら。
念願の"ギル"の前であそこまで堂々としていられようとは。
戦場での男たちの活躍が魅力なのはもちろんだけど、それを支える女性陣もほんと素敵です。 -
ようやく正ヒロインが登場.オルバが西方に逃れていた間のビリーナ他の動きを補足する話.皇帝グールが何故暴走しているのか,についても徐々に見えてくる.ガルダ戦がそのまま竜神信仰の影響力の描写につながっている.役者もまた戻ってきて,オルバ凱旋への伏線を張り巡らせてきつつあるなか,なかなか尾を引くラスト.
ホゥ・ランのカラーイラストがよい.そういえばホゥ・ランとゴーウェンって養子縁組をしてたって設定あったね. -
面白い。2011.4.21
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登場人物が多く、続けて読まないと誰がどういう役割だったかを把握するのが難しい。
完結してから読み直すとさらに面白いかもしれない。 -
本来の役者が戻ってきた安心感
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ひさしぶりにメフィウス情勢。登場人物の大半を忘れてしまっていることに気がついた。
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ヒロイン復活。
いや、復活はちと違うか。
とまれ、ひさしぶりにヒロイン登場で、少し視点の違う物語の展開。
どちらかというと主人公が去って後のヒロインまわりの動きが描写されてた感がある。
いいところで引いているし、主人公のことも少しづつ周囲にバレてきて。
さあ、これから、といったところか。
・・・ここで終わると神認定されそうだな(苦笑) -
女性陣が熱いです。
ビリーナもエスメナも動きまくり。
出番がなかった分を思う存分取り返した感の漂うビリーナが各地を飛び回って、ギルの死について追いかけて行く姿は行動力バツグン。
主人公オルバも含め、今回は様々な人物たちがそれぞれの思惑で動き出して、今後の展開が気になります。
個人的にはイネーリが怖いです。