なれる!SE (3) 失敗しない?提案活動 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
4.02
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本棚登録 : 1017
感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048701815

作品紹介・あらすじ

とある企業から出入り禁止処分となったスルガシステム社長・六本松。しかし、その企業は大規模案件の発注を控えており、諦めきれない六本松がそのコンペに参加するべく自らの代打として白羽の矢を立てたのは、あろうことか新卒の桜坂工兵だった!右も左もわからないまま、立華や梢の力を借りて提案書の作成をはじめる工兵だったが…。立ちはだかるのは先方の公明正大を絵に描いたような潔癖キャリアウーマンに業界大手の競合企業たち。はたして小規模会社の新入社員・工兵に勝算はあるのか-。

感想・レビュー・書評

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  • ラノベに何揺さぶられてるんだっていうはなしだけど、
    営業やってて最後の最後、「顧客の願いはここなんだ、これを絶対叶えなきゃいけないんだ」っつってなんとかして叶えて、受注に至ったのを思い出して、胸が熱くなった。あんな気持ちで要件に向き合ったのは初めてだった。
    あのとき、何か掴んでいたのかもしれないと思ったりもするけれど、
    きっと「もう解放される」という気持ちが生んだ最後の徒花のようなものだったんだろう、と考えるようにしている。という自分語り

  • 今回の新入社員のお仕事は提案活動!!どうすれば競合他社よりも優れたものを提案できるかについてのお話.実はこれプレゼンテーション的に重要なことが色々とあり,以外とためになる.

  • 今回は、カモメさんの「──少ない戦力で仲間割れしてたら勝てる勝負も勝てないよ」という一言に集約されているように思いました。

    私は、大きなシステム提案書は書いたことがありませんが、コンサルティングの案件をとるために、2回位ヒアリングして、お客様の課題を捉えて提案書を作ることを時々しています。

    そのなかで一番大切なのは、お客様にどんなメリットがあるか、逆に言うと、お客様が抱えている問題点を理解して明らかにすることです。

    ところが、実際には一口にお客様といっても、現場の人の考えと、決裁を行うマネージャーの考えとは大きく違うことが多いものです。

    でも、そのギャップを埋めることも提案活動の大切な役割かなと思います。
    たとえ、その案件が受注できなかったとしても次につながるかなと。

    工兵くんの成長が著しく、ちょっと感情移入しにくくなってきていますが、相変わらず面白く勉強にもなります。

  • 巻を追う毎にスーパーマンぶりに拍車がかかる主人公ですが、本巻でも更にパワーアップ。
    さすがにどうかと思う展開なのだけど、文章が読みやすいので一気に読めてしまう。恐るべしラノベ。

  • 通勤図書4/14~4/19。少しデレを見せ始めた室見さんの話
    …ではなくて、提案業務のお話。今回もなかなかとんでもないですが、主人公も主人公補正がかかってきて、ラノベらしい熱い展開を見せてくれます。しかしフィクションとはいえ凄まじく濃密な日々…。
    スルガシステムは化け物の巣窟か!
    追記:あ、あと絵師のIxyさんが本気を出し始めた感。

  • 営業要素の難しさ。

  • 3巻目。今回は副題の通り提案のお話。例によって社長がとってきたトンでも案件,競合大手ベンダーに馬鹿にされたのを機に,主人公を中心にツンデレ&ヤンデレヒロインズのトリオで案件を全力で取りに行きます。全てにおいて劣る競合大手相手に主人公がとった行動は…。 「私の技術と経験のすべてをあんたに預ける。使いこなしてみなさい。」 孤高のヒロインにそこまで言わせてしまう主人公の人間性と,築かれている二人の信頼関係にちょっとウルッときてしまいました。 なんか1日1冊のペースで読んでますが,さすがに4巻目は自重しよう。

  • 今回は営業!なんか一皮剥けたというか、やけにカッコイイ工兵くんでした。続きが楽しみです。

  • 納富 隆裕

  • 熱くていい。

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著者プロフィール

2007年『葉桜が来た夏』で第14回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>を受賞。代表作に電撃文庫『なれる!SE』『ガーリーエアフォース』などがある。

「2021年 『僕らのセカイはフィクションで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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