シロクロネクロ (電撃文庫 た 26-1)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.02
  • (3)
  • (13)
  • (31)
  • (14)
  • (2)
本棚登録 : 218
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048702683

作品紹介・あらすじ

「オレは死ぬ前に一度くらい、女の子とえっちしてみたかったんだよおおおッ!!」そんな強い未練を糧に普通の高校生・不二由真は不慮の死からゾンビとして蘇った。彼を蘇らせたのは善い屍霊術師・シロネクロの美少女、高峰雪路。彼女は秘宝"死者の書"を悪い屍霊術師・クロネクロに狙われ、巻き添えで由真が死んでしまったことを教える。そして、由真を守るために「一緒に暮らしなさい」と命じるのだった。その言葉に喜ぶ由真だったが、欲望を満たすと成仏してしまうためえっちな行為は禁止と知って悶絶する。女の子との楽しい共同生活のはずが、さらなる大波乱に巻き込まれてしまい!?第17回電撃小説大賞"大賞"受賞作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これが電撃大賞か。

  • 【本棚無】ネクロマンサーによってゾンビとして蘇った主人公は、シロネクロとクロネクロの戦いに巻き込まれていく。

    主人公のエロ妄想垂れ流しの一人称が肌に合わなかった。
    エロ要素も主人公がエロいのも別にいい。けど、ガツガツしてるのはカッコ悪いと思うんだよ。
    しかもあんまエロ展開はない(笑)

    擬音が多くて、緊張感に欠けるかも。
    電撃の賞を取ったっていうと、あれっ!?ってなる。

    敵である万里王と瑠衣の兄妹は好きでだったんだけど、師匠が最期に万里王と瑠衣を襲った目的がわかんないのがモヤモヤする。

  • 通常悪者のネクロマンサーに、善悪の対立がある設定がなかなか面白い。主人公が、ゾンビ化するのは、もはや流行りだな。良いのかそれで?

  • 私は無理だった……。

  • 良くも悪くもライトノベルって感じ

    軽く読めるがインパクトが薄い

    でも後半のルイとセブンを看取るシーンは結構好きかも

  • 本を読む時のスピードというのか疾走感というのが随分他と比べて速かった気がする。熱血系な主人公と魔術な話。
    身体が平然と傷つけられる展開と、エロイ妄想で回復するギャップが受け入れられるかどうか。割とあっさりとどんでん返しして終わる分、魔術としての設定は広いのかも。

    最初に出会ったとき八尾先生が一瞬でネクロマンサーという扱いになっているのがトントン拍子に話が進んでしまっている印象を受けた。のちの展開とページの都合ではあるもののもうちょっとゆっくり導入してたら入りやすいかも。
     

  • 確実に作られたストーリーラインなのだけど、設定がことごとく自分の好みからはズレていた……。うーむ、読者の総意としては、どのような評価なのだろう。

  • これはかなり笑える!この作品では今風の語り口ですが、きっとジャンルが変わっても地の文は素敵に仕上げてくるだろうな、と感じさせるほどの巧さがあります。あっさりしていて前向きな主人公が、読んでいてとても気持ちいいです。

  • 第17回電撃大賞大賞受賞作。
    ゾンビとして生まれ変わったけれど、エロいことをしたら即成仏というコメディでございます。

    擬音の多用が好きじゃないので-1
    話の後半の良いとこで何の布石もなくゾンビパウダーだ何だと設定&説明が出てくるのが唐突過ぎるのと、主人公が雪路に惚れた理由が何か曖昧なので-1

    Amazonで酷評されてたけど、中高生の男の子なんかはこういうアホでエロなノリ好きなんじゃないかなあ。
    「くらえ!大地の恵み!」とか不覚にも爆笑した。

    完成度としてはまだまだな気がするけど、
    とにかく勢いだけはあるし、主人公が変にひねてなくて真っ直ぐなのは好感触だな、と思いました。

  • 主人公がゾンビつい最近そんな設定のアニメを見たがジャンルもバトルとラブコメで似通った感じ。
    描写もグロテスクな文で正直なんだこれ?という印象が強かったが、後半での展開は熱く、気付いたら一気に読んでしまった。
    話が少し駆け足、ストーリー上ヒロインとの絡みが少ないなど難点もあるが基本を押さえているので安心して読めた。
    次回作に期待。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

愛知県生まれ、東京在住の作家。第17回電撃大賞 小説部門にて『シロクロネクロ』で大賞を受賞し、同作品にて小説家デビュー。ゲームのシナリオやラジオ「ガールズ ラジオ デイズ」のシナリオ制作に関わるなど多岐にわたって活躍。

「2021年 『イルダーナフ ―End of Cycle―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

多宇部貞人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×