- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048702836
感想・レビュー・書評
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単純に発想が面白かった。それから登場人物が濃くて。
個人的には一緒にサカナが見えるようになってしまった友人が好きです。微妙にアンラッキーなところがツボでした。
ラストは予定調和な感が否めない印象で、もう少しなんかあったらな、って思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表紙のナポがキモカワ。またパラオ行きたいな。ナポは顔の強烈さとヒレの控えめさのギャップがいいと思うの。あとあの目線。
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「煙草を吸いながら空を見上げると、一匹の魚が泳いでいた」
この魚達の存在理由とは・・・。
26歳の成長。 -
3月ぐらいに読んだ本。
メディアワークス文庫、読みやすいものが多くて良いですね。
人によっては「ライトノベル」に分類する人もいるかもしれませんが、私にとっては愛すべき「青少年向け小説」という感じ。
児童書よりも、少し年齢高めというか。
さて、本書ですが。
怪しげなタバコによって魚の幻覚が見えるようになってしまった男の話です。
無気力で何もなかった日々が、極彩色の魚の群れに塗りつぶされて、何かが変わっていく……
果たして幻覚は消えるのか?このままだとどうなってしまうのか?
さらっと一気に読んでしまいましょう。
さわやかな読後感が好印象でした◎ -
何故、この仕事をしているのか、周りはついていけない人ばっかり、こんな会社やめたいが、やめてすることもない。そんな男が再生するさまがハートウォーミングで読んでいて楽しかった。 この著者の他の作品が読んでみたいが、まだ出ているのはこの一冊。
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主人公自分のこと客観視しすぎw
堅物の頭でも一緒にいる人によって考えが感化されて柔軟になって…バカにしてたことを受け入れることができるようになる。
あたしもお魚見える世界にすみたいなぁ(。-▽-。) -
なんだか読んでいてほっこりしました。
もし自分にもサカナが見えるようになってしまったら、どのように見えるのかと思いました。 -
ラノベの軽い文体。似たような言葉遣いに遭遇しているな、と思ったら有川さんか。
発想はおもしろいけれど、テーマはありがち。 -
面白かったです。宙に魚が見えるという設定もさることながら、登場人物が誰もかれも濃ゆい。コメディっぽく進みながら、ほろ苦い感じのストーリーも良かったです。いい話ですよ、きっと。多分(笑)