Excelでマスターするビジュアルデータ分析 実践の極意 Excel 2010対応
- アスキー・メディアワークス (2012年5月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048703109
作品紹介・あらすじ
グラフが動く!データが見える!Excel2010の新機能で住中先生が見える化のワザを説く。
感想・レビュー・書評
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これは(・∀・)イイ!
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ビジュアルデータ分析について、網羅的に非常的に分かりやすく具体的に紹介してくれている良著。テキスト的に利用することもできそう。
〈メモ〉
・階層別に必要な情報は異なる
意思決定者層 素早く判るために、質の良い少量のデータをきれいに見える化する必要あり。懐石料理のイメージ
管理者層は必要な要素を解る必要がある。一つ一つの要素を目的に合わせて解りやすく見える化する。コース料理のイメージ
実務者層は必要に応じた詳細な情報が必要。注文に合わせた居酒屋料理のイメージ。
・見える化三原則
ひと目で情報の構造がつかめること
ひと目で情報が比較できること
ひと目で情報の区分けや区別ができること
・全社的なダッシュボードと部門別の様々な観点からのダッシュボードがあってしかるべき
・条件付き書式利用時は最小値と最大値、範囲をよく意識しておくべし
・ピボットテーブルは表にリンク付をすることができ、ピボットテーブルが変わっても表の計算式や書式が連動するように作成可能
・データ分析切口
1 データ構造を把握する 分類 並び順 部分抽出
2 データ自体を比較する 大小比較 推移傾向 構成要素割合
3 データを判断する 変化判断 関係判断 率判断 要因判断
・分類分析 分類ごとに色分け表示⇨ソートにより見える化
・ピボットテーブルと表の連動は貼り付け時にリンク貼り付けするのみ
・順位対比分析 金額 順位を表にし、色分け ラベルなどにより見える化
・他条件絞込み分析 ピボットテーブルを二つ設定し、スライサーを幾つか設定することにより簡単にグラフ 表で分析可能に
・集計フィールドの挿入で元データ同士の新たな変数をつくりテーブル反映可能に
営業利益も作成可能に!
・全体と部分の比較分析 数値とグラフ〈スパークライン〉を用いて全体と部分を見える化
・推移傾向分析 アイコンとスパークライン折れ線グラフで見える化、
・構成比分析 積み上げ棒グラフやABC分析グラフで構成比を見える化
・変化動向分析 過去の降順と現在の降順を比較して落ち込み変化、伸び変化を見える化
・関係分析 散布図による相関関係分析、バブルチャートによる位置関係分析、レーダーチャートによる項目関係分析、アンケートデータ関係を相関分布図で表現
・比率分析 データバーなどで見える化
・要因推測分析 全体と同じ傾向をとっている要因を折れ線グラフなどで、調べ、ドリルダウンしていく
・Excel利用したプレゼン スライス機能活用し、瞬時に変動を伝えることや、動画リンクすることで表の内訳を画像や動画で深堀することなども可能
・カイトグラフ 二要素からなる表を作成し、それぞれ降順にし、色付けなどで、主要因が明確となるように表現した表
・BSC戦略マップ 各支店別のKPIをグラフ化し、一枚のシートで表現する