烙印の紋章VIII竜は獅子を喰らいて転生す (電撃文庫 す 3-22)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
4.22
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本棚登録 : 181
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048704243

作品紹介・あらすじ

銃撃を受け昏倒したオルバ。そして戦場で墜落し行方不明となったビリーナ。二人が身動きの取れないなか、メフィウスの再侵攻にそなえて西方各地より援軍がタウーリアへと集結してくる。一触即発の事態を前に、回復したオルバはとある決断をくだし、シークを密使としてアプターへと向かわせる。一方、その頃アプターではオルバの元部下たちの身に危機が迫り、またビリーナにも怪しい影が忍び寄っていた。はたしてオルバの決断とは、そしてビリーナの運命の行く先は!?英雄への道を描くファンタジー戦記、第8弾。

感想・レビュー・書評

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  • 遅ればせながらようやく気付いたよ・・・。この物語のヒロインは実はシーク♂だったんだね。(; ´∀`)
    とまあ、そんな気持ちが沸々と湧き上がる8巻だった。(^^;)
    あらすじ的には・・・今回も深く広くでまとめるのがむずいね。
    タウーリアとメフィウスとの戦いの最中、飛空挺を墜落させ行方不明となった王女ビリーナ。彼女は国境にある小さな村で傷を癒していた。そんな彼女に忍び寄る暗殺者の影・・・。
    一方、オルバと縁の深い傭兵隊長ゴーウェン、竜丁ホゥ・ラン、剣闘士パーシルらは皇帝の策謀により囚われの身となってしまう。
    そのまた一方、暗躍する謎の宗教組織が活動を活発化させつつあり・・・。
    主人公オルバは、新たに巻き起ころうとする争いを止めるため、そしてかつての仲間の命を救うため、二度と後戻りのできない決断を固め、かつての故国に立ち向かっていく・・・みたいな感じか?
    とにかく、舞台が広く、登場人物が多い。
    場を代え、人を代え、あちこちで事件が頻発するので、頭の中で整理するのも忙しい。
    えーい、そんなことよりビリーナは!ホゥ・ランはどうなったんだ!とか思いつつも、物語が面白いのでつぶさに文章を追ってしまう。
    今巻はなかなか見所が多かった。
    レビュー冒頭でも触れたように、シーク♂のツンデレというか、デレデレっぷりが良かったり。(; ´∀`)
    ビリーナの窮地にオルバが駆けつけたり。これよこれ、こういうのが欲しいわけよ。(*゚▽゚)ノ
    まあ、ほとんど一言も言葉を交わさずにすぐわかれちゃうところなんか、やっぱり烙印の紋章なんだなぁと脱力したくもなるわけだけど。(゚ー゚;A
    ビリーナを劇的に救出したオルバくんには、是非ともホゥ・ランも鮮やかに救出して欲しいところだけど、こう、この物語にはあんまりその辺、期待できないんだよねぇ。
    少女のピンチに駆けつける少年主人公!
    鮮やかに!かつ劇的に少女を救出!
    見つめあう少年少女!溢れ出す淡い恋心!
    ・・・みたいな展開は、きっとない。( ゚д゚)
    オルバとホゥ・ランでそんな展開、まったく想像できないし。( ゚д゚)
    ともあれ、この8巻の終了で物語りはさらに新たなステージに上った感はある。
    次の感も楽しみですぞ!っと。ヽ(゚∀゚)ノ

  • ギル・メフィウス復活の巻ー!やっぱギルいてこそ、ビリーナいてこその烙印の紋章!テンポのよい展開にドキドキしながら読んだ。

  • 盛り上がってきた!
    いやもちろんこれまでも盛り上がってはいたけど。
    中盤のビリーナの様子やオルバの悩む様子なんかもよかったけど。
    何よりラストのギルの復活ね!
    舞台を整えて、役者を揃えて。オルバはほんとかっこいいなぁ。
    今後は怒涛の展開が続くのでしょう、楽しみ!

  • オルバの西方タウーリア編最終巻.政治と打算によりピンチに陥るかつての仲間や,行方不明になったビリーナ,そしてグールの陰謀などなど,ネタをいろいろと散りばめながらも,1つ1つ怒濤の展開でつぶしていくのがアツい.どうしようもなくカリスマ性を持つリーダーには,自然と仲間がついてくる,そんな戦記ものの王道を地でいく,相変わらずの硬派な展開.
    魔術勢力図もだんだんと明らかになってきて,裏で手を引く謎の集団の構図も徐々に明らかになってくる.次巻以降,いよいよ新章スタート.

  • ここの所迷走してた感はあるけど、まあ、王道。
    出戻ってくるとは思わなかったけど、最近の流れとしてはそんな感じだったし。

    ともあれ、主人公とヒロインの再会、という一大イベントこなして・・・なんだか貴種流離譚っぽくなってきてないか?
    そのうち主人公が実は・・・てなことになったりしてな。

  • ライトノベルですが硬派な戦記物!キャラの配置も抜群ですし、続きが気になって仕方がない。いつバレるかという緊張感もほどよく、燃えます!

  • シークのオルバに対する執着度は清々しくも見える。
    つかず離れずの位置から見守っているシークの立ち位置が良い。

    そして、オルバのビリーナとの再会シーンが良かった。
    オルバの決断の先の展開がどうなるか、
    エスメナ姫に対しても特別思い入れあるみたいだし、
    女性関係も含め先が楽しみになります。

  • 読了!続き楽しみだ

  • 作者の後書きに同感。被災地在住ですが、本を読めた事で良い息抜きが出来ました。良い作品をありがとうございます。

  • 今回も面白かったですけど、、、
    ちょっ!!!ここで終わるんかい!!
    って、なんか激しくお預け食らわされました。
    次巻が激しく待ち遠しいです。

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著者プロフィール

戦記ファンタジー『烙印の紋章』著者。

「2020年 『叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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