ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫)

著者 :
制作 : 越島 はぐ 
  • アスキーメディアワークス
3.78
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本棚登録 : 20757
レビュー : 3136
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048704694

感想・レビュー・書評

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  • ネット上の親友が愛読していて紹介してくれました。

    ヒロインの栞子さんが魅力的で、本に対する薀蓄が
    豊かに披瀝されることがこの物語の魅力ですね。

    また、舞台が北鎌倉で、読書という静かで内省的な
    行為に似つかわしい雰囲気を持っていること。

    古書が作品中の事件の謎解きのヒントになる
    のですが、古書の持つ古びたセピアな感じや
    人にまつわる歴史を感じさせるのが
    鎌倉という古都に似合っているのも
    この作品の魅力を増しています。

    惜しむらくは栞子さんが、文学少女シリーズや
    氷菓のヒロインと印象が被ってしまうこと。

    古典部シリーズのヒロインより、栞子さんの
    方がよほど上品で素敵ですし、地の文も
    しっかりしているので好きですが

    「ああ、またこういう感じの女性ね。」

    と思ってしまうのがちょっと惜しいです。

    対してサブキャラは、苦労人や世間で光の当たらない
    ところにいる人達がいい味出してて好きですね。

    これがなかったらただのライトノベルですが
    登場人物に苦味や苦労、寂しさがあるのが珍しい。

    本を読むっていうことは、どんな人にも享受される
    内心の自由の行為なのですね。

    中身が好き嫌いじゃなく、あの雰囲気に浸りたい
    と思った時に続きを読みたいシリーズです。
    続きも読むつもり、です。

  • 取り上げられた本は4冊。それぞれの古書にまつわる物語であるが、
    1夏目漱石、それから、は事件と書籍の内容が一致していることを暗示する。
    2小山清、落穂拾い、も物語との一致が多い。共感した2人の出会いがある。
    3論理学入門。この本が取り上げられた意味がわからない。更生する事を考えるなら、人生訓の方が適切であるとおもうのだが。
    3つともいずれも事件推理(読解)が短く語られすぎている。ベースとなっているのが本の物語とうところか?
    4太宰治、晩年、は前までの物語が伏線となっているが、気が抜ける程に以外だが感じない。最後まで続く。
    古書と、その流通についての調査は良くできているのだろう。手の届くところの古書(文庫)であった。

  • 本書はTVで放送されましたし視聴もしているので、復習のつもりで読みました。
     勿論、僕も本が好きなので、古書の薀蓄は楽しめました。
    一応、推理小説の分類なんでしょうかね・・・どちらかと言うと、推理よりも恋愛系の要素が印象的でした。その点が、この小説が人気の要因だと思います。

     楽しく読ませていただきました。引続き、第二巻も読みます。

  • 出勤する日の朝、何気なく見てたテレビ(後に王様のブランチだということがわかった)の特集を見て興味を抱いたのが事の発端。古書に宿る、今まで所持していた人達の物語を数少ないヒントから察し、優しく触れていく…… 率直に言えば各エピソード全て面白かったですが、うん……いい意味でほんの少し切なさが余韻として残りました。 一番心に残ったのは栞子と大輔の「本」に対する価値観からきた信頼の有無による決別かな?私は本に対してではないけれど、あの栞子の「信頼しなきゃ……でも…」な気持ちの葛藤にすごく共感しました。

  • 面白かった!!
    すごいなぁ…
    一冊の本からこんなミステリー的な物語が生まれるなんてw
    早く続きが読みたいっ!!

  • 三巻まで。

    古書を取り巻く人間模様。
    謎あり事件あり。
    安楽椅子探偵さながらに栞子さんがズバズバ解決していく。

    どんな本が出てくるか、価値は、どんなドラマがあるか、。
    非常に面白いテーマだと思います。

    このようなサイトに感想UPしてるんですからそそらないはずがないですね笑

    栞子さんが美人、ドジッ娘、天然、本好き、ナイスバディと3倍満みたいな女性なんですが、ちょっとした裏があったりなかったり。

    そこは好みが分かれるところでもあり、この作品の評価に直結する場合もありますね。

    私は好きです。

    突拍子もなく話が進む場面もあるように感じましたが、
    短編としても楽しめますし一冊で一区切りついてて好印象です。


    ゴーリキさん主演ドラマで話題。
    えーと。なにがどうなれば栞子さんがゴーリキさんになるんでしょうか。

    ゴーリキさん本人は嫌いでもありませんがあまりにイメージとかけ離れてるかと、
    きちんとしたキャストたてて映画つくればよかったのにねー。と思いました。

    4/26
    2、3巻読了。
    読みやすい。本にまつわる薀蓄はやはり面白い。
    一巻では起伏をつけるために強引に話が展開するところがありますが、
    自然に物語が進むこちらのほうが好みです。
    栞子さんがますます可愛いです。そしてブラックな感じがますます出てきてそれに葛藤してる様子も。。
    ★3から★4に変更。

  • 先にドラマを見たので、あまりの設定の違いに唖然としたという。(^^;
    僕は圧倒的に小説の設定の方が好きですね。
    なんというか、栞子さんが入院している方が、全体の話の流れがより自然な感じがしました。
    ワトソン役の男の子の設定も、本当にあるかどうかは置いておいて、よく考えられていると思います。
    全体の話の落ち着き加減からちょっと浮いている最後の話については、一瞬違和感を受けないでもありませんが、瑕疵としてあげるまでのことではないかな。

  • 某M先輩に勧められて、思わず川崎の本屋で即買いした。全く知らなかったけど、テレビドラマもやっているし、流行っているらしい。読んでみると、さらっと読めて、まあ、面白い。とはいえ、さらっとしているので、まあ、面白いけど、読むのはこの一冊でいいかな、と、途中まで思っていた。が、最後まで読んで、意外に栞子と大輔のビミョウな関係がいい感じなので、なんとなく、続きも気になる。2冊目も買ってしまうかも。
    古本にまつわる、一種の推理小説、プラス、色恋ネタがスパイスの話。

  • ちょうどドラマが始まったタイミングで図書館から予約がまわってきました。
    ドラマは見ていませんが。

    素直におもしろかったです。
    続編も読みたい。

    古書とかに詳しかったら本の世界がもっとひろがるんだろうなぁ

  • 当たり前ですけどドラマより俄然いい。すでに見てしまったものも面白く読めたし最後の「晩年」がすごいよかった。
    ミステリーとしてももちろん楽しめるけれど、北鎌倉の雰囲気や栞子がとても魅力的でした。

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著者プロフィール

1971年、神奈川県横浜市生まれ。 武蔵大学人文学部社会学科卒業。中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で2002年デビュー。2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年に本屋大賞にノミネート。2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)」(『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録)で第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネート。2014年3月14日、『ビブリア古書堂の事件手帖4』(メディアワークス文庫)で第67回(平成26年度)日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。

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