ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫)

著者 :
制作 : 越島 はぐ 
  • アスキーメディアワークス
3.78
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本棚登録 : 20847
レビュー : 3143
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048704694

感想・レビュー・書評

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  • この手の本はあまり縁がなかったが、読んでみようと思ったのは、やはり剛力彩芽の連続ドラマ。あのドラマ、視聴率悪かったらしいけど私は結構好きだった。確かに地味だけどゆったり流れる事件と本の内容が絡んでなかなか良かった。

    一つ気になるのは、主人公が極端に内気なのに、いざ本の話となると目がランランと輝くといういかにもオタク受けするキャラ。ちょっとどうかなという気がするが、それを踏まえても面白い内容だった。続きを是非読んでみたい。

  • 私の中では『ほんわか系連作ミステリー』に位置付けされる。ひとつひとつの短編が独立してるけど、少しずつつながっていて連作になっているタイプの本。本から謎を解くという点をのぞけば、『真夜中のパン屋さん』と同じ感じかな。
    本の謎だけど、そこに人が関わるので、切なかったり、ほっこりした話でまとまっている。
    短編の底に栞子さんが危険なにさらされるかもという太い話の筋も通っていて続きが読みたくなる、読み手を惹きつける本だった。

  • 話題作は読まない、話題にならなくなってから読む、…というひねくれ者ですが、この作品はまだ話題になっているうちに手に取りました。自分の先入観への挑戦です。
    表紙で買わせるライトノベルタイプかと思いきや、まず文章がしっかりしていることに驚き。古書という地味な世界を魅力的に見せているのに驚き。さらに創元推理文庫からだされていてもおかしくないくらいちゃんとした謎解きになっていることに驚き。どれだけひどい先入観持ってたんだと思われそうですが、ミステリとして結構面白く読めました。個人的にはキャラ萌え要素や少女漫画でも見かけなくなったような主役二人の関係のまどろっこしさが鬱陶しかったですけど、需要がある設定なのは理解できますし。しかし、こういうちょっとマニアックな作品でも人気が出るのなら、コージー・ミステリや「ミステリーズ!」に掲載される作品だってもっと売れていいのではないかと。売り方の問題なんでしょうか。

  • ドラマを好きで見ていて、ついつい暇つぶしに購入。
    ちょっと設定が違うけどそれなりに面白い。
    栞子と剛力さんかどうしてもかぶってしまうけど・・・^^;

  • 北鎌倉の古書店を舞台にした、古書を題材にしたミステリー。 美人でグラマーで極度に人見知り、だけど本に関しては人一倍詳しく能弁になる主人公と、本は嫌いじゃないけど読めない体質という若者が語り手、という設定。想像に難くない筋書きだが、古書の世界を垣間見ることが出来るのは目新しい。ミステリーに分類はしたけれど、ミステリーとしての質を議論する対象ではない。手軽な暇潰し本として、星3つ。

  • ドラマ化される前、本屋大賞ノミネートのあたりで積んであったのをようやく読了。

    「東京バンドワゴン」や「謎解きはディナーのあとで」みたいな軽いミステリ。それに加えて、ラノベ的手法というか、キャラ設定がうまくはまってる感じでした。

    個人的にいちばん良かったのは作者の本に対する愛情が感じられるところ。それが本好きの心に響くのかな、と。売れてるものは理由があります。一気に読めました。

    舞台が鎌倉なので、光景がうかんで行きたくなってきます。2巻もすぐ買ってきて読もうと思います。

  •  『2012年1月25日 18版 発行』版、読了。


     読書にトラウマがあって、物語には興味があれど、読書が苦手という主人公と、文字通り「本の虫」なほど、本をこよなく愛するヒロイン(というより、マドンナ?)な古書店の店主が、古書にまつわる人間模様を解き明かしていく内容です☆



     これまでにも、読書好きな登場人物が、書物をキーアイテムとした謎解きミステリーは読んだことがありますが…本作は出来すぎなほど、よくできている内容でした☆


     まず登場人物に無駄がなかったです。なにかしらのエピソードで中心的存在、あるいはキーパーソンとなり、そのどれもがとても印象深いキャラクターばかりでした。特に坂口夫妻には脱帽でした。


     エピソードを読み進めていくうちにどんな結末が待っているのか、大変気になりつつも、ハマった時に感じる「もうページ数がこれだけしかない…」という名残惜しさ。

     作品として秀逸でした。


     読書好きにはたまらない、いくつもの刺激と共感がブレンドされながら、謎が解き明かされて物語が展開していく様は見事としかいいようがありません。


     しかしながら、この一冊で、区切りの良い終わり方をしているので、次巻がどのように展開されているのか非常に気になるところ。「当然、次巻も読む!」と、読了直後に思わせたこの一冊にただただ「おもしろかった!」の一言です☆

  • 地名に反応

  • 「ラノベ作品を舐めるな」

    そもそもライトノベルとは何なのか?
    Wikipedia引用
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    ライトノベルとその他の小説の境界は曖昧であり、そもそもはっきりとした定義を持たないことから、「ライトノベルの定義」についてさまざまな説がある。
    ・ライトノベルを発行しているレーベルから出ている
    ・ライトノベルは出版側のマーケティングにより創られた「ジャンル」であるため、出版社がその旨宣言した作品
    ・マンガ・アニメ調のイラストレーション、挿絵を多用し、登場人物のキャクターイメージや世界観設定を予め固定化している。
    ・キャラクターを中心として作られている
    ・青少年(あるいは中高生)を読者層に想定して執筆されている

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    このように、はっきりとライトノベルトと定義することは、出来ない。

    しかし、ラノベというと、「涼宮ハルヒシリーズ」や「トラどら」といった、アニメの原作となった、萌え作品を思え浮かべるのでは、無いだろうか?

    私も小説は、ジャンルを関係無しに読み漁る。しかし、アニメは全くといってほど見ないので、ついついラノベ=アニメ(萌え)と認識して、このジャンルを読もうともしていなかった。恥ずかしい限りである。

    しかし、ビブリヤ古書堂の事件手帖を読み考え方が一新された。

    鎌倉を舞台に、人見知りで、人と話すことが全くといってほど出来ない、古書堂の主人である篠川栞子を中心に、古書に纏わる様々な事件を解決していく。

    また、栞子の周りにも、個性的なキャラが脇を固める。
    古書堂で働くのに、過去のトラウマが原因で、本を全く読めない体質の五浦大輔。
    橋の下で生活するセドリヤの志田。。。

    一人一人過去に対する深いトラウマを残している。

    キャラの構成、文章力、背景の描写、ストーリー、どれを取っても小説(定義は無いけど。。。)と見劣りする点は見られない。

    私自身にこの言葉を投げかけたい。

    ラノベ作品を舐めるなよ!!

  • 本には物語があるが、本に関わってきた人の物語もそこにはある。例えそれが良い物語ばかりではなくとも。たしかにそうだな~。電子化された本には物語は生れないのだろう。

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著者プロフィール

1971年、神奈川県横浜市生まれ。 武蔵大学人文学部社会学科卒業。中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で2002年デビュー。2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年に本屋大賞にノミネート。2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)」(『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録)で第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネート。2014年3月14日、『ビブリア古書堂の事件手帖4』(メディアワークス文庫)で第67回(平成26年度)日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。

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