小説家の作り方 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキーメディアワークス
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本棚登録 : 783
レビュー : 101
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048704731

感想・レビュー・書評

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  • 新人作家の物実はファンレターを送ってきた女性・紫と出逢う。彼女は、この世で一番面白い小説のアイデアを閃いたというのだが……。
    キャラ同士の軽妙なやりとりや、ラノベっぽいレーベルを逆手にとったかのような意外性のあるラストは相変わらず見事なものの、個人的には前作までに比べるとイマイチかな。

  • 内容から戯言シリーズと森見登美彦を連想した。ラノベっぽい派手さがある話なのに、淡々とした印象を受けるのが面白い。それが味でもあり、キャラが薄く感じる部分でもあると思う。

  • 「小説の書き方を教えていただけませんでしょうか。私は、この世で一番面白い小説のアイデアを閃いてしまったのです―」。
    駆け出しの作家・物実のもとに初めて来たファンレター。
    それは小説執筆指南の依頼だった。出向いた喫茶店にいたのは、世間知らずでどこかズレている女性・紫。
    先のファンレター以外全く文章を書いたことがないという紫に、物実は「小説の書き方」を指導していくが―。
    野崎まどが放つ渾身のミステリー・ノベル改め「ノベル・ミステリー」登場。

    なかなか軽い内容かと思いきや、やはりアムリタ同様最後は驚きの連続で息をつく暇さえありません。
    ただ、やはり厚い話ではないので結構さくさく読めると思います。

  • たいへんよい作品だったので驚いた。誰にでも一生に一度は小説が書けるというけれど、「この世で一番面白い小説」はそうやって書いて書いて、書かれた先にやってくるんだろうなぁ。

  • 駆け出しの作家「物実」のもとに舞い込んだ初めてのファンレター。喜び勇んで返信すると、次のメールのやり取りで、この世で一番おもしろい小説のアイディアを閃いた、という内容とそのアイディアを実現するために小説の書き方を教えてほしい、ということが書かれていて……という話。

    軽妙な一人称の語り口と、相変わらずの強烈なキャラの掛け合いで笑いの要素を取り入れつつテンポよく読ませてくれます。

    中盤からは話は一気に急展開を見せます。そんなところに行き着くのか、と少々面食らった気持ちでしたが、ある意味では面白さが第一のレーベルらしい感じだなあと、思いました。そうこう言ってもなんだかんだで話の展開は楽しかったです。

  • 「この世で一番面白い小説」というなんとも魅力的かつ
    超ハードルの高いテーマ(?)に大胆にも挑戦した
    異色かつ意欲作。基本的にはキャラもののライトノベルに
    SFとミステリ的な要素を加えて、テーマに反して
    かなりサクっと読める仕上がり。
    結果として「この世で一番面白い小説」という部分が
    主人公の若手作家に小説を教わる謎の美少女の正体と
    その真相に焦点があてられて行く事になって、
    ややトーンダウンした感は否めない...か?
    SF的な展開もちょっと急かつ、余りにもスーパー都合のいい
    ハイテクっぷりにラストの展開もバレ易くなってしまった...かしら?

    ま、その分キャラものとしてはかなり楽しませて
    くれるいいキャラ達が作品に彩りを与えてくれるので
    さほどガッカリ感はないのですけど...。やはり
    「この世で一番面白い小説」ってのに出会ってみたいものですw。

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著者プロフィール

『[映]アムリタ』が第16回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞、同作品にてデビュー。『know』が第34回日本SF大賞にノミネート、『バビロン』がTVアニメ化。ほか、TVアニメ『正解するカド』、劇場アニメ『HELLO WORLD』の脚本も手がけるなど、多方面で活躍中。

「2019年 『2 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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