俺の妹がこんなに可愛いわけがない(8) (電撃文庫)

著者 :
制作 : かんざき ひろ 
  • KADOKAWA
4.11
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本棚登録 : 1384
レビュー : 112
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048704861

作品紹介・あらすじ

「私と付き合ってください」新たな局面を迎えた恋愛模様。そして-「きょうちゃん。-おこるよ?」「貴様等、そこに並んで正座しろ!」「恋人ができたそうですね、お兄さん」俺の全方位土下座外交が幕を開けた。幼馴染みに三年ぶりのマジギレ予告をされたり、あやせに火あぶりにされかけたり-「五更日向です。-こっちは末っ子の珠輝」新たな登場人物も加わって高校生活最後の夏休みは毎日が大騒動だ。そんなある日、黒猫が『運命の記述』と題された予言書を見せてきて…?予言書に秘められた少女の"願い"とは!?兄妹の関係にも一大転機が訪れる、シリーズ第8弾。

感想・レビュー・書評

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  • 前巻の最後のかなり気になるところからの続き。京介は黒猫と付き合うことになり、2人はぎこちないながらも黒猫のやりたいことが書かれたノートをもとにデートとか色々するのだがそのノートの最後に書かれていたことから思わぬ展開に・・・という感じです。
    とりあえず沙織のキレたイラストは面白かったw そして黒猫の妹達が本格的に登場、次女の日向はなかなかのキャラだと思う。
    この巻で京介と桐乃はお互いかなり分かり合ってきた気がする。
    次巻は短編集的なものかな? しかし段々この作品の方向性が分からなくなってきてる気がします。

  • 黒猫もとい神猫と京介が付き合ってからのお話。


    いやぁ、やっと兄妹が認め合いましたね。
    ここまでくるのが長かった。
    毎回毎回早くこうなれよとは思いつつ、
    それがなくなった後はこの話の本題がなくなるからここまで引っ張るんだろうとは思ってたけど、長かった(笑)。

    そして黒猫は大人だね。
    是非ともイラスト通りのなってほしいものです。

    このお話の本題(兄妹がきちんとした兄妹になるということ)はこの巻で達成されたわけだけど、次からはどうお話を展開させていくのか。
    はたまた終わらせるのか。

    楽しみです!

  • これは…… 評価の難しい1冊です。
    7巻で終了に向けて大きく舵を切ったのかと思っていたら、8巻終盤で「俺の妹」らしい方向に戻ってきました。
    予想外の展開と感じたのは、4~5巻で経験値を上げられなかったのか(汗。

    桐乃や黒猫と同じ行動を取るのは難易度がとても高そう。
    私そこまで人間できていませんから(汗。
    でもこれ以外に綺麗に収まる方法は無いようなと、
    読み終えて落ち着いてから思いました。
    この2人以外も地味に動きが大きく、9巻、10巻が楽しみです。

    最後に。京介爆発しろっ。

  • 「私と付き合ってください」
    という黒猫の爆弾発言から始まる第8巻。

    内容的には、いつも通りドタバタな展開ながら、今巻ではそれぞれの登場人物の心情・立ち位置が劇的に変化するのが見どころ。
    友人も好きな人も、どちらも諦めないと言ってのけ、全力で実行に移そうとする黒猫。
    桐乃の偽彼氏事件を受け、自分の妹に対する想い(もちろん、シスコン的な意味で)に気づき始める京介。
    そして、ついに桐乃が……!

    描写的には、京介と黒猫がひたすらいちゃいちゃします。悶えます。萌え死にます。京介が骨抜きです。
    桐乃は1巻の京介ばりに格好良い。主人公補正かかりまくり。

    内容面でも、描写面でも大満足の8巻でした。自信を持ってお勧めします。

    「先輩が望むのなら……眼鏡だってかけてあげる」
    「……そいつは素敵な提案だな」

    -----

    以下、ネタバレ有




    某所で「近親フラグktkr!」とか「3P! 3P!」とか騒ぎになっていますが、
    僕はこの巻での兄妹の気持ちの変化はあくまで「兄妹愛を取り戻しつつある」だけだと思います。伏見さんのギリギリ描写は今に始まったことじゃありませんし。
    まるで最終巻のような序盤からの全登場人物の見せ場。終盤では桐乃が1巻での京介の行動をなぞるようにかっこよく活躍。
    それだけでなく、全編通してこの巻では桐乃から京介への想いの変化、あるいは態度の変化が描かれていたと思います。ちょうど、今まで描かれてきた京介から桐乃への心情変化の描写の「鏡映し」のように。
    最終的には兄妹がお互いの気持ちをやっと素直に認めつつ、彼氏彼女は作らない、黒猫の件は先延ばし、というかなりいびつな形で決着がついてしまいましたが、そういういびつさも含めて(俺たちの戦いはこれからだ! 的な意味で)最終巻のようにきれいにまとまった巻だと思いました。

  • 今まで感想を書いてきたけれども、
    8巻の感想は書いてはいけない気がする。
    ただ、叩かれているようなデキじゃない。感動させてもらいました。

    「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
    本当に。

    ていうか次の展開が読めない。

  • 恋愛編の完結ですが、「黒猫」さんは果たしてリア充になれるかが見所。
    冒頭の「黒猫」さんのアピールタイムを聞かされる兄貴は正座させられていても、十分にリア充に違いありません。
    しかし、ラストでは、メインヒロインは、やはり桐乃なのだなと思い知らされます。

    読後は、これまでファンの間で、まことしやかに噂されていた「桐乃義妹説」フラグは完全に折れたかなと感じました。
    今後は、著者は、「兄妹」エピソードを掘り下げるようなので、その思いを強くしました。
    「安易な義妹より、愛ある実妹」が、やはり、私も落ち着きますかね。

  • 著者はなかなか匠だな。赤松健のように商業を考えてストーリー作ってる匂いがする。おかげでちょっと熱が冷めてしまった。もうちょっと書きたいように書いてほしいとは思うが、まぁこれはこれで。

  •  黒猫が京介と交際し別れた意味、後半温泉街での対峙は、作りすぎ・やり過ぎとは思うが、ブルドーザーのごとき怒涛の流れと、あっと驚くどんでん返し。ただ、このような三角ないし四角以上(麻奈美は鉄板だが、あやせも京介に気がある素振り…)の関係を紡ぎだすなら、京介・桐乃が兄妹設定である必然性はないようにも…。全てのケースがそうではないだろうが、女が男兄弟(特に兄)の彼女を毛嫌いするのは、女が潔癖症な場合、兄の男や肉の部分に気色悪いと感じるからではないのかなぁ、と。取られたくないなんて、小学生の玩具じゃあるまいし。
    後半温泉街で見られる兄妹夫々の彼氏・彼女に対する嫉妬心は、実際のところ、どうなんでしょうねぇ。有りそうにも思えなくはないところだが、しかし、あそこまで露骨にジェラシーを見せるかなぁ。これは京介も同様だけどねぇ…。兄妹のジェラシーの源は、父母による扱いの差異、兄妹の能力への嫉妬、優位な環境(恋人や友人の存在)への嫉妬なんじゃないのかなぁ。取られたくないと感じるものなのかなぁ。むしろ、思春期は兄妹ら家庭に背を向けがちではないのかなぁ…。

  • 打ち上げのやり直しにて。
    京介のケータイに桐乃とのプリクラ、待ち受けに桐乃の水着画像にして。
    …コレ、嬉しいのか?

    正式に黒猫と付き合い始めた京介。高3の夏休み。
    そんな黒猫は『デスティニーレコード』なるノートを書き上げる。
    最終頁には桐乃と仲良くなった京介のイラスト。
    そんな中で御鏡がゲー研に遊びに来る。

    あやせに呼び出されれて付き合い始めた事を確認され。
    あやせ家の階段を転がり落ちながら帰ってきて、桐乃に手当される。
    桐乃は内心快くない。
    順調にノート中の物語を消化していく。
    デートして、家に呼んだり、呼ばれたり。
    黒猫の妹二人『日向・珠希』は桐乃のストライクゾーン。
    桐乃の小説『妹空』のアニメ化。
    花火デート。そして『先輩と別れる』という…

    二学期が始まり黒猫に会いにクラスまで行くと既に姿はなく。
    京介にも何も言わずに転校してしまった。
    ただ、凹みまくり。桐乃に人生相談をする。
    それからの桐乃は精力的だった。
    凹んだ京介を元気づけるために優しく宥めたり。
    黒猫からのメルで黒猫の現在地に辿り着く。
    そこで桐乃は黒猫から本心を引き出される。
    『あたしが一番じゃなきゃイヤ』という桐乃。
    黒猫から選択を迫られたが、直前で阻止。
    引っ越した先は現住所から少し離れた場所だった。
    その引っ越し先に桐乃と京介は遊びに行き一泊させてもらって翌朝。
    黒猫はノートの最終頁を書き換えていた。
    そこには桐乃と京介、黒猫が。

    桐乃があんた→兄貴→京介
    と呼び方が変わってきてる。


    兄貴と京介の境が途中からあやふやで。
    コレが桐乃の中の本当の気持ちなのだろうな。

  • シリーズ中の白眉でしょう。
    黒猫の必死の告白からのぎこちない2人の交際が初々しく描かれます。黒猫の実家と妹二人の描写とも合わせて、俺得すぎです…ラスト以外は。

    まあ、この3人の関係的には、京介と黒猫の2人がそんなにすんなり付き合って上手く行くわけがありません。黒猫と桐乃の友情にヒビが入らないように、京介と桐乃の間のもつれた糸を解きほぐさないといけないわけで、それには時間が必要なわけで…。

    と気持ちの整理をしてみるものの、いったん「黒猫ルート」って期待させられているわけだから、やっぱり切ないですよねぇ…。

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著者プロフィール

電撃文庫『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『エロマンガ先生』著者。

「2019年 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(13) あやせif 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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