煉獄姫 三幕 (電撃文庫 ふ 7-25)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.95
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本棚登録 : 218
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048704885

作品紹介・あらすじ

瑩国公式第一王女マーガレットの婚約者である悳国王子ディードが、外交のため来訪することとなった。悳国が製造した『グラフの数珠』とそれによって起きた事件の数々により、二国間は緊張状態にある。その関係改善を目論んでの来訪とはいえ、この機に乗じて何かを企てる輩が出てくることは必然だった。王子の暗殺計画すらもが囁かれる中、瑩国王家は『レキュリィの宴』に協力を仰いだ厳戒態勢で挑む。フォグとアルトは、王子を歓迎するため開催される夜会の警護役として任命されることになったが…。策謀と毒気が渦巻く都市・匍都で繰り広げられる薄闇の幻想物語、第三幕。

感想・レビュー・書評

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  • えー、なんかいきなりそんな設定を持ち出すの?とか思ったわけです。というか、錬金術ってもの(作中は煉術/煉禁術ですが)のチートぶりを、どうやってバランスさせるかって感覚から、そのへん持ってきた感じがあるけどね。ハガレンあたりもそういう感じで。
    でも、レジンキャストミルクでも似たようなものはあったかな。
    で、さて、今回は初めて「敗北」したということで、続きが楽しみというような展開と言いたいところでしょうが、今後どうなるか。

  • バトルシーンが多くてよかったです。
    アルトもたくさん活躍でした。
    ティ・キのキャラ、いいですね。
    新キャラがだくさん登場してきておもしろかったです。

  • 悳国王時の来訪、マーガレットの婚約、そして王子の暗殺事件。
    緊張感のある展開でわくわくしながら読み進めました。
    マーガレット王女に非は無いのですが、
    アルトを思うと複雑な気持ちになられるフォグ。
    ティ・キやユヴィオールと敵側の魅力的なキャラクターも多く登場して、
    最後まで楽しめました。
    あとアルトの秘技、エルザも印象的でしたね。
    挿絵のエルザも神々しくて、素敵でした。
    この頃から、アルトも自分の意志をもって、強くなろうと変わり始めるので、
    その当たりも微笑ましく見ていられました。

  •  この調子で他の兄弟たちが何人出るのだろう。 あと、剣がイイネ もっといろんなもの見たいです

  • アルトが可愛いのは1巻から相変わらずなので説明するまでもないか。

    表紙の通り今回はレキュリィ回。とにかくレキュリィが凄い。
    カルブルック・・・は、いいか(マテ

    フォグとアルトの周りが暗躍オンパレードでハラハラしまくり。
    この流れだとイオもマーガレットもその内巻き込まれそう・・・

  • 相変わらず面白かった。
    そしてラノベ界でも5本の指に入るくらい綺麗な文章なんじゃないかと思う。

    それにしても主要人物は全然死なないなぁ。
    いつまで続いて、何がゴールになるんだろ?

  • 瑩国公式第一王女マーガレットの婚約者である悳国王子ディードが、外交のため来訪することとなった。
    悳国が製造した『グラフの数珠』とそれによって起きた事件の数々により、二国間は緊張状態にある。その関係改善を目論んでの来訪とはいえ、この機に乗じて何かを企てる輩が出てくることは必然だった。王子の暗殺計画すらもが囁かれる中、瑩国王家は『レキュリィの宴』に協力を仰いだ厳戒態勢で挑む。
    フォグとアルトは、王子を歓迎するため開催される夜会の警護役として任命されることになったが……。
    策謀と毒気が渦巻く都市【匍都】で繰り広げられる薄闇の幻想物語、第三幕!

    * * * * *

    表紙、誰かと思いきやレキュリィさんです。忘れてた☆

    相変わらずアルトがかわええですはい!何なのこのこ!かわいいよ!
    そんな私はマーガレットがあんまり好きではありません。もっときつく言ったれフォグ!と思ってました。

    人が沢山出てきてごちゃごちゃしてます。単に私が整理できてないだけかもですが。

    そんな訳でふつーな感じの第三幕、☆3つで。

  • 今回は主人公2人よりも、レキュリィのかっこよさが光った気がする-。

  • イヤボーンここにあり。
    なんだろ、年くったせいか、もう少し理路整然と展開してほしい気もするし、かといってイヤボーンが嫌いなわけではなくて。

    ああ、TRPGやってるとき、皆を驚かそうとPCの切り札隠すといっしょか。
    (事前調整ありきな一部のゲームが出来ないのがこの辺なんだな)
    >イヤボーン嫌いではない。

    シュレイオーだと許せた自分がここで違和感感じるのは・・・年のせいとは思いたくないけど。

  • 本格的に戦いの火蓋が切って落とされる。それぞれの思惑が絡み合ってて面白い。フォグのまっすぐさは、実は一番の狂気だと思う。
    かつて名を馳せたビッグネームがぞろぞろと登場するので、既巻を見直さないと。

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著者プロフィール

電撃文庫『ルナティック・ムーン』にてデビュー。他著書に『レジンキャストミルク』『鮮血のエルフ』など。独特の文体とハードでシリアスな作風でコアなファンを持つ。

「2017年 『ファイナルファンタジーXIV きみの傷とぼくらの絆 ~ON(THE NOVEL)LINE~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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