魔王なあの娘と村人A ~幼なじみは勇者です~ (電撃文庫 ゆ 1-25)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.37
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本棚登録 : 248
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048705134

作品紹介・あらすじ

ここはファンタジーの登場人物を育成する学校。でも"戦士"や"魔法使い"みたいな「個性」を持った連中はごく少数。大半は"村人"程度にしかなれやしない。俺、佐東もそんな"村人"の一人なんだが、ある日"魔王"の個性を持った女の子、竜ヶ峯桜子に目をつけられちまう。小柄で大人しい良い娘なんだけど「人類滅ぼしたい」とか不意に呟くのはマジで勘弁してほしい。彼女に対抗意識を燃やす幼なじみの"勇者"の光ヶ丘翼もやっかい。こちらも超絶美少女なんだが、思い立ったら一直線の猪突猛進娘で…。板挟みの俺はどうすりゃいいんだ!?-。

感想・レビュー・書評

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  • きっと何者にもなれないお前たちに告げる、ピングドr 劇の配役のように割り振られたかのような『個性』のある世界観が面白い。
    少し思ったのは、自分が何者かでありたい、という願望は誰しもにあるもので、それを何かのキッカケで培養されて、最終的にはその何者かにさせられるというのは、けっこう怖い話な気がするw
    ともあれ魔王ちゃん可愛い。ラストシーンの挿絵がグッときた。
    今後どうなっていくのか、次の展開が楽しみ。

  •  ゆうきりんさんの本を読むのはこれが初めてになります。この本は、設定が面白い。ゲームでよく出てくる村人Aいわゆるモブキャラのような奴が主人公している。魔王ものが流行っている中で、少しは差別化しておこうと気持ちなのか・・

     とりあえず、普通の日常系ほのぼのラノベでした。1巻は、とくに見せ場というか・・それらしいのはあるのだけれど、正直大したことしてないし。事件おこしてたけど、それもまぁ・・ねぇ・・物足りないかな?

     面白くはなりそうかもうしばらくは、時間見つけて読んでいきたいですね。

  • 空回り気味の思考をもつ“魔王”候補とそれを補佐する(?)一般人のお話。勇者やらネクロマンサーやらファンタジーめいた単語は出てくるけど、基本はまったりした雰囲気のある学園日常ラブコメでいいのかな。どこかネジの取れた桜子のおどおどっぷりがかわいい。しかし魔王モノの勇者が魔王以上に傍若無人だったり悪に近いように感じるのは設定の対比的に仕方ないのかね。

  • 主人公が村人Aなのだけれど、村人としての役割というか特性が面白いと思う。話は普通かな。

  • 普通に面白かった。
    気軽ににやけながら読むことが出来ました。
    絵も可愛いですしね。
    とは言いましたが、印象に残ってるのが少ないので、刺激を求めてる人には物足りないでしょう。

  • 予想以上に面白かった。魔王の個性を持った桜子さんのズレ具合が良い感じですね。

  • 読んだよ.
    ファンタジー世界の登場人物を育成する高校.
    そこで育った子供が将来,魔王や勇者や魔法使いや村人なんかになるらしい.
    そんなわけで主人公は村人Aの佐東くん.
    他の村人たちと普通の高校生活を送ってたらば
    魔王の少女・竜ヶ峰桜子に目を付けられて….
    魔王の,人類滅亡計画の片棒を担いだり担がなかったり.
    で,幼馴染の勇者・光ヶ丘翼も魔王に対抗意識を燃やしてて.
    って話.

    最近流行(?)の魔王とか勇者ですが,主人公は村人です.
    魔王の人類滅亡計画が凄いね.
    そしてそれに気付く勇者もアレ.
    なんなんだろうね,こいつら.
    面白かった!

  • 設定なんてもうなんでもいいんだなと感じざるを得ないような設定と世界観。
    ですが、どこか無表情で、だけど素直でいい子な魔王の桜子がかわいいからオッケーです。健気(?)な人類絶滅作戦もほほえましくてかわいい。
    要するに桜子かわいい。

  • 微妙ww

  • RPGの世界を一般人から見るとこうゆうふうになるんだろうなーという感じ。
    魔王も「悪魔は(堕落させるため)実は人間に優しい」というのをドタバタににしているので面白く読めるw


    あと竜ヶ峯萌える(´ー`)

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著者プロフィール

「でぃ・えっち・えぃ」シリーズ、「司書とハサミと短い鉛筆」シリーズ、「魔王なあの娘と村人A」シリーズなど、多くの人気作を刊行。

「2018年 『迷宮料理人ナギの冒険3 ~開かない窓の向こうの故郷~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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