ノーブルチルドレンの告別 (メディアワークス文庫 あ 3-6)
- アスキー・メディアワークス (2011年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048706995
作品紹介・あらすじ
美波高校の「演劇部」に所属する舞原吐季と、「保健部」に所属する千桜緑葉。緑葉の一方的で強引な求愛に辟易する日々を送る吐季だったが、ある日、同級生、琴弾麗羅にまつわる謎解きをきっかけとして転機が訪れる。麗羅の血塗られた過去が暴かれ、誰も望んでいなかった未来の幕が、静かに上がってしまったのだ。
ポップなミステリーで彩られた、現代のロミオとジュリエットに舞い降りる、儚き愛の物語。激動と哀切の第二幕。
感想・レビュー・書評
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シリーズ2作目。
今回は琴弾麗羅、そして舞原吐季の2人の過去と真の関係性が描かれていました。
ノーブルチルドレンの哀しい告別。そして終盤の突然の意外な事件。
俄然面白くなったと思います。
3作目から新展開になるのかな。
引き続きこのシリーズを追いかけて行こうと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ノーブルチルドレン2冊目〜
相変わらず唯我独尊の緑葉が清々しくも苦笑い
ほんと、直角に折れ曲がって真っ直ぐ伸びた子である
保健部としての活動も続けつつ、物語はぐぐっと進行していく。
最初から悪い未来の予感しか漂わせていなかった話だけど
気が滅入るなぁ…
当然ながら、読み進めれば読み進めるほど登場人物たちに愛着がわき
彼らがなんとか、幸福とまではいかないものの
普通の未来を歩むことはできないだろうかと、
願ってしまうのである・・・
歩むといえば、我らが歩夢くんにもスポットライトがちょっと当たってます。
眼鏡フェチほいほい
あと、作中に出て来た図書委員の子のおすすめ本って
「はなはなみんみ」のことだと思うんだけど
そうだったら嬉しい・・・
はなはなみんみ↓
http://booklog.jp/users/skyufo/archives/4897840066 -
緑葉が本当に腹が立つくらいウザいし頭が痛くて途中で読むのを止めようと何度も思った。でも、読み進めていくうちに少し許せる存在にはなった。
麗羅と吐季の今後が気になる… -
どわーっと読みたいタイプの小説やね。先が気になりすぎる…
この世界の祈りは、思いの強さだけでは叶わない。それに伴う、調和した行動が必要なのだ。だから、あたしの明日は、あたしが変えていく。
緑葉には痺れます☆ -
いろいろとえぇぇて感じの展開。驚きというよりそれはやめてよ…という見たくない期待してない展開への叫び。市夏のくだりはいい青春だねぇなんて思ってたのにその延長線上に過程にある話が辛かった。うーんこのまま最終巻までこの流れで行くんだろうか……。
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物語が動いた、―――これが一番の感想。
一巻での自分の中でのモヤモヤは、一応解決。
これがあと一冊で終わるなら、きっと消化不良になる。
だからあと二冊分は、頑張って欲しい(笑)
七虹と雪蛍と…2人の笑った顔のイラストが見れて良かった。 -
花鳥風月シリーズからの伏線が素晴らしい
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吐季くんの素直に慣れない気持ちが、なんか身に染みるほどわかってしまった。。。
早く続編読みたいので感想はこれくらいで。笑 -
吐季に素直になってほしいし、
一緒にいてほしい
と応援できる主人公達。
普通に面白くて全編読める。