不思議系上司の攻略法(2) (メディアワークス文庫 み 2-2)
- アスキー・メディアワークス (2011年7月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048707282
作品紹介・あらすじ
平日は上司と部下として、休日はメイプル・ホームの給仕役と料理人として日々を送る石峰真夜と梶原健二。そんな2人に、名古屋出張の辞令が出た。急な話に訝しみながら現場に向かったところ、案の定工事の進捗は芳しくなく、名古屋支店の作業員・高橋からも噛み付かれる始末。収支を含め、プロジェクトが"炎上"していることを把握した2人は、火消しに努めようとするが-そこでさらなるトラブルが発覚した。用意された宿が、なんとツインルーム1室のみで…!?くたびれたSEと年下の女上司の物語、続編登場。
感想・レビュー・書評
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前回1巻を読んで、すぐに2巻を読もうと思って買ったまま、放置されていました(笑)。
それにしても、職場の同僚に美人とか、かわいいとか素敵とか、まあ、言い方は何にせよ、魅力的な女性がいるのは憧れですが、それが年下の上司というのはどうなんでしょう。別に今さら私が心配することではないものの、ちょっとね、やりにくいかなと、する必要のない心配をしてしまいます。
プロジェクトの炎上であるとか違法建築であると、様々なピンチをどう乗り切るか、そっちの分野の仕事には明るくないので、どの程度リアルさがあるのか分かりませんが、読み物としては楽しめます。読みやすいので、あっという間に読み切ってしまえると思います。
さて、すぐに3巻へ進みたいところですが、また、間が空いてしまうかな(^^;詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きな作品の2作目。
メイドのカヨさんももちろんだが、やっぱり梶原くんが最高に良かった。
主人公最強が流行る中、地に足が着いてるような着いていないような社会人5年目の勇敢で少し恥ずかしい、
そんな梶原くんが1番見所がある。
秀でた所があるか、でいうと周囲に現れる登場人物の方が優秀な人物が多いが、梶原くんが1番に素直であるところが好感が高い。
可愛い人には弱く、好きな人を守りたいがために頑張りすぎてしまう所があるが、頑張りすぎてしまうと次の日寝坊してしまう。
鉄人ではなくあくまで凡人である人間らしさに、思わず応援したくなる第2巻。
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シリーズ2作目、今回は名古屋への出張編です。帯には「くたびれたSE」と書いてありますが全然そんなことない主人公の梶原健二は、親会社から来た年下の美人上司の石峰真夜に、炎上している名古屋のプロジェクトのヘルプのために、共に出張をするよう命じます。会社が手配した出張先のホテルが間違ってツインの1室だったり、案の定大変なことになっている現場だったり、やっぱり赤字プロジェクトだったりします。今回も健二のアイデアで見事に解決します。それと、ちょっと進む二人の関係、家族愛も。楽しくスラスラ読めます。
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メイドしてるIT系の上司との恋模様の話
全然覚えてないな -
今作は出張編。
メイプルホームは働き先としてちょいちょい出てくるもののメインではない。ストーリー展開は一巻とよく似ているけど、プラス要素として家族愛的なのが追加かな? 主人公のひらめきが面白い、社会人主人公版のキリカみたいなシリーズだね。 -
20150712
20130306 -
キャラクター設定の意外性は1巻目で慣れたので、2巻目になるとインパクトに欠けました。
読みやすい「お仕事系小説」として評価すれば、まあ普通のレベルではないでしょうか。 -
本業もメイドカフェも順調にきている主人公と上司の元に、名古屋支店の仕事をヘルプするよう辞令が入る。その仕事は元請けの都合で延期されてる上に支店側のミスも重なり大変厳しい状況になっていた。その上、総務のミスでホテルの予約がツインルーム1つのみとなっていた。支店担当者の協力が得られない中、どうやってこの状況を打開するのか?
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間違って2巻から読んでしまったけれど、なんとなく内容は掴めた。読みやすい。
上司と主人公の関係にやきもきする。