- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048707374
作品紹介・あらすじ
変人・彩家亭理子の親友・円馬佐那の秘密を知った千光生徒会の原犀斗。執拗なほど正義に寄生する"完璧常人"の彼は、佐那の退学を提案することで気に食わない理子を陥れようと画策。裏工作の準備万端で、千光高校・全生徒を巻き込んだ『千光大会議』を立ち上げるのだが-。裁判のような『千光大会議』では代表生徒として『月光』の"あの2人"も登場しちゃう!?変人たちが贈る、異色の青春"変愛"ストーリー第2弾。
感想・レビュー・書評
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テーマに性同一性障害とか同性愛とか入った、昨今のラノベにしては珍しい挑戦的で刺激的な文章と内容。
しかし作中、罪と称する状況がわたしには罪に見えないもんだから、物語の展開と結末には違和感あり。それなのに面白いと思える不思議な位置の作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あっさり読み終わった感じ。千光大会議っていう会議で弁論を行うけれど、その迫力がいまいち伝わってこなかったのが残念。
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劣化が目立つ、といえば言い過ぎかも知れないが、月光でデビューしたときの、面白い新人が出てきたなというワクワク感を裏切る出来。字義通りの「期待はずれ」ってところだな。
まずは、言葉の間違いとかを丁寧に直していくべき。これは読んでいて不快であり、テンポ感、スピード感を損なうから。間宮さん、あなたは入間人間じゃないんで、微妙に壊れた日本語を操る必要はないとボクは思う。
それと、メインの筋書きにおける仕込みの弱さ。なんでその程度の事でオチになるのかな?という感じ。加えて、あんな無根拠な偏見が常識と思い込んでいるヤツは、論争で勝ち残っていたりはしない(ただし、外見が麗しい場合を除く)はずなので、なかなかに嘘っぽいキャラである。ま、このシリーズの場合、全員がそういう感じではあるけれど。だけども、その上で、そういうキャラとして設定されたなら、その設定にそって、この程度はそれらしくなってなければというようなラインというのが有ると思うわけで、それがえらく低いように感じられるのが気になる、というところか。 -
ただひとつ言えることは、おれは人より少しだけこの作品が好きだということだ
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ビッチキャラ好きとしてはマリリンメイン回を期待せずにはいられない