月とにほんご 中国嫁日本語学校日記

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.81
  • (50)
  • (116)
  • (69)
  • (12)
  • (1)
本棚登録 : 774
レビュー : 86
  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048707725

作品紹介・あらすじ

大ベストセラー『中国嫁日記』(エンターブレイン刊)の完全書きおろし新作!
「一生結婚しないだろう」と思っていた40歳オタク男のもとにある日やってきた20代の中国のお嫁さん、「月(ゆえ)」。
彼女が通う日本語学校に集まる、中国や韓国からの留学生にはユニークな個性をもった強力キャラクターがいっぱいだった!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • たぶん、日本人が習う英語にも同じ事が言えると思うんだけど、ネイティブだと使わない表現とかをわざわざ知識として勉強するから、ズレが生じるんだと思う。
    そのズレを面白おかしく描いてる。

    内容も面白かったけど、本の構成?デザイン?みたいなものが抜群にセンスがいい。こだわって作られてるんだなーと感じさせられる。

  • 読んでる途中で「引越」があり、
    一時期行方不明になっていたので
    読了にえらく時間がかかった(^ ^;

    日本語学習中で好奇心旺盛な月さんと、
    ごくごく一般的な日本語ネイティブのジンサン、
    マニアックで話に歯止めがかからない「先生」と
    とてもバランスが良く、楽しく読める。

    レベルとしては「入門書」程度かな。
    言葉「マニア」には物足りない印象か(^ ^;

  • 面白かった。類書はたくさん読んだが、なかでも本書では生の日本語学習者の毎日が描かれているように思えた。

    また話の構成も素晴らしい。後半近くでは何度か目頭が熱くなった。

  • 愛する旦那さんと「日本語で喧嘩したい」という、中国人妻、月さんのこの言葉は、自分の言葉を持つこと、心の声を持つことの大切さを、あらためて気づかせてくれます。月さん、頑張ってと応援したくなります。

  •  外国人からみた日本語の謎の部分をしっかり網羅している一冊。日本人がこの本を読んでも新たな知識を得ることがたくさんあります。

     日本語学校に通う濃いメンツたち。いつも笑顔のニコニコさん、イケメン韓国人ソンヒくん、金持ち奥様ユンちゃんなど味ある面々。現地に行って現地の言葉を学ぶ。けっこうストレスが溜まりそうなイメージがありますが、こうした仲間たちが一緒ならなんとかなりそうな感じがしますね。

     その国の常識と当てはまらない瞬間。韓国の日本コンプレックスのジレンマや中国の大熊猫はネコ科など直にその国の人に聞いてみないとわからないことが多いです。そんな人達相手にする日本語講師の方々なんて毎日大変そうなイメージですが作中にでてきたワダ先生みたいな人なんかはもう慣れっこなんですかね。

     中盤からは月さんの日本語についての質問コーナー。「もの」と「こと」の違いや「ず」と「ぬ」の違いなど日本人でも説明できないことを聞いてくるあたり月さんも鋭い人だなと思いました。日本語の時代の流れ「全然」なんかは僕もレビューで多用するんですが普通に「とても」「すごく」の意味で使ってたり、否定の意味で使ってたりとごっちゃになってました。その時代ごとに正解なんだなんて言われたら日本語勉強してる外国人の皆様なんてブーイングもんじゃないのかと考えてしまいました。

     母国語である日本語でも満足に使えてない。最近タイ語を勉強してるんですが二重子音字とか変身母音とかワケわからないことばっかりでしたけど外国人からみた日本語なんて「ひらがな」「カタカナ」「漢字」が織り交ざったあげく変な文法もあったりする摩訶不思議な言語なんだろうなぁ。

  • おもしろい。さらに日本語をより知ることができて愉しい。

    〜するものだ と 〜することだ の違いなんてなんとなくわかるけど、人にわかりやすく説明することできなかったw

    日本語、ムズカしデス!
    日本語、自由です。

  • ひらがなとカタカナの使い分け…
    そのときの気分…とか…(笑)
    たしかに、どこの国でも
    日常かしこまらないで使う言葉は
    「適当」なところがあるかも。
    そりゃ、学習者は大変だわね。

     国語学とは「正しさ」を決める
     学問ではありません

    という監修者の矢澤真人教授の
    コラムもおもしろかった〜。

  • 月の日本語学校での出来事諸々。

    ほのぼのとします。
    中国語と日本語の漢字の違いが主です。

    確かに簡体字はなんとなく読めますけどね…
    やっぱり、難しいかな。
    簡略化しすぎてて、解んない!

    って事で、自分は日本語が好きなんだと実感しました(^_^;)

  • 中国人の妻「月」の日本語学校での生活
    外国人の視点から見た日本や日本語の不思議な点や
    日本人にとっても難しい日本語の疑問など
    -プラスアルファの語源は野球用語、9回裏のXの表示がαと誤認されたのが始まり
    -紅白歌合戦などの「紅白」は平氏と源氏の旗の色に由来している

  • 2017/11/18 16:17:47

全86件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

(希有馬)TRPGデザイナー。漫画家。玩具会社「銀十字社」代表取締役 代表作:スタンダードTRPGシリーズ(SRS)『アルシャードセイヴァー』、『エンゼルギア』、『天羅万象』他。著作に『中国嫁日記』『中国工場の琴音ちゃん』などがある

「2021年 『がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上純一の作品

月とにほんご 中国嫁日本語学校日記を本棚に登録しているひと

ツイートする
×