ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~ (メディアワークス文庫)

  • アスキー・メディアワークス (2011年10月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (274ページ) / ISBN・EAN: 9784048708241

作品紹介・あらすじ

 鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。
 変わらないことも一つある──それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき──。

感想・レビュー・書評

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  • 著者、三上延さん(1971~)の作品、ブクログ登録は2冊目になります。

    で、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。

    ---引用開始

    鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。変わらないことも一つあるーそれは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていきー。

    ---引用終了

  • 1巻が面白すぎてあっという間に読了してしまいました!本のことになるとぺらぺら喋ってしまう栞子さん、気持ちよく分かりますー
    面白かったのは時計じかけのオレンジの章です。この章では改めて栞子さんの凄さが分かりましたね。ミステリー感やラブコメ感などいろいろなジャンルがあわさっているので面白いです!

  • 栞さんの母親エピソードと五代の元カノの話に絡ませて古書の深みを味わえて良かった

  • シリーズ1作目より面白くなってきた。栞子と大輔のやり取りや大輔の気持ちの変化が分かりやすく描かれていて面白い。また、古書店について初めて知る事もあった。古書ってあまり興味を持った事がなかったけれど、本シリーズで少し興味が湧いた。続編ものんびり読んでいきたい。

  • プロローグ 『クラクラ日記』坂口三千代(文藝春秋)
    坂口安吾の死後に奥さんが書いた随筆。
    著者が銀座に開いたバーの名前。文人の常連が多いお店。
    フランス語で野雀の意味。
    「この本は好きになれない」と言いながら、なぜ栞子さんが、五冊もこの本を持っているのか大輔は不思議に思います。

    第一話 アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』(ハヤカワ文庫NV)
    なじみの客となった高校生の小菅奈緒の妹で中学1年の結衣が書いた『時計じかけのオレンジ』の感想文が上手すぎる。と言って奈緒が店に相談に来ます。
    栞子は「これを書いた人は、本当の意味で『時計じかけのオレンジ』を読んでいません」と言い放ちますが…。
    ラストは栞子さんの隠された一面が判明します。

    第二話 福田定一『名言随筆サラリーマン』(六月社)
    福田定一は司馬遼太郎の本名で、この本は二十代の頃の体験談をエッセイ風に書き記しているそうです。
    古今東西の名言に、軽いエッセイを添えるという体裁の本で、名言は徳川家康の遺訓もあれば、ゲーテの著書からの引用もあり、政治家の発言もあるそうです。
    この章では大輔の高校のときの同級生で元カノの晶穂が登場します。おかげで、大輔と栞子さんとの仲が少し進展します。

    第三話 足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)
    大輔がビブリア堂の母屋の二階で見つけた栞子さんそっくりな人物画の人物は栞子さんと文香の母親でした。
    この話は須崎という男が持ち込んだ足塚不二雄(藤子不二雄のデビュー当時のペンネーム)の『UTOPIA  最後の世界大戦』につけられたビブリオ堂の(本当は数百万円相当するのに)二千円の値札の謎と栞子さんの母の智恵子にかかわる須崎が語った昔の謎をまたもや栞子さんが言い当てます。

    エピローグ 坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋)・Ⅱ
    栞子さんがなぜ『クラクラ日記』を何冊も買うのかの謎を大輔が解明して見せます。
    そして、大輔は栞子さんをデートに誘いますが、栞子さんは古書店巡りと勘違いしています。

    店の常連さんが時々登場して、栞子さんと大輔の仲も少しずつ進展していき、次回作も楽しみです。

    • まことさん
      麻理さん♪こんばんは!
      こちらこそ、いいね!フォローありがとうございます。
      こちらは、二つ目の棚だったのですね!
      気が付かなくて、てっ...
      麻理さん♪こんばんは!
      こちらこそ、いいね!フォローありがとうございます。
      こちらは、二つ目の棚だったのですね!
      気が付かなくて、てっきり、また、新たに再開されたのかと勘違いしていました(^^♪
      別棚の方はコメント欄が開いているのですね。
      何か、話題のあるときには、コメントさせていただきますね(*^^*)

      私は、今、仕事をしていないので、本を読む時間があるだけです。
      麻理さん、本が読めないのですか?
      ちゃんと、たくさんレビューされていますよね?凄いです!
      今までの、蓄積があるのでしょうか。
      どんなご事情があるのかわかりませんが、読めるようになられるといいですね。
      今、読書術の本も何冊か読んだばかりなので本当にそう思います。
      麻理さんんもお仕事柄、一番よくわかってらっしゃると思いますが。
      こんな、私のような拙いレビューでも、楽しみにしていただけてありがたく思います♡
      2020/01/15
  • 前作よりも主人公と栞子さんの距離は縮まったかな?
    と思ったところで、

    “古書堂に持ち込まれた1冊の漫画”をきっかけに、
    栞子さんから驚きの発言が!?
    これからの2人の関係はどうなるのか??
    “ミステリーな本筋”そっちのけで気になります笑

    前作に引き続き、古本を取り巻くたくさんの人たちの思いが上手くストーリーに絡まっていて面白いです!

    前作の個性的な人たちも沢山登場して、
    これからも古書堂と関わるキャラクターが増えていくと思うと続編も楽しみすぎます!

  • 鉄製の、風に吹かれてくるくると回る回転式の看板。いいですねぇ。
    店の外にある、本の詰まったワゴンや、棚いっぱいに積まれた大量の本を、端から端まで物色したくなります。

    「時計じかけのオレンジ」は、題名だけしか知りませんでした。
    「旧版」と、最終章が入っている「完全版」とは、内容が大きく違っているそうです。
    自分の持っていたイメージとはほど遠い物語だと知って驚きました。

    福田定一も、足塚不二雄も、とにかく私の知らないことばかりで、本当に勉強になります。

    古書を査定に持ち込む人たちにも、さまざまなドラマがあって、読むのを途中でやめられなくなります。
    ミステリー仕立てのシリーズものがこんなにも面白いものだったとは。

    栞子さんの母智恵子さんの存在にも触れられていて、ますます続きが気になります。

  • シリーズ第二弾。前作は栞子さんが、なんと、階段から何者かに突き落とされて入院中でした。やっとお店で、五浦さんと一緒に働くことになります。

    古本屋の仕事について、丁寧に五浦さんにレクチャーする栞子さん。とても微笑ましい。二件、宅買いに出かけますが、これが二人の距離を縮めるきっかけになります。しかし、栞子さんと母親との微妙な関係を五浦さんは知ることになります。10年前に家を出て行った母親。憎んでいるのに、すごく気になる。嫌いな母親と似ているところがあるのも嫌だ。栞子さんの秘密を知ってしまった五浦さん。そういえば、1巻では、栞子さんが解き明かした五浦さんの秘密がありましたね。お互いの秘密を知った二人。今後、どうなるのでしょう?

  • シリーズ二作目にして完全にハマってしまった。
    時計仕掛けのオレンジは名作映画として存在は知っていても観る機会はなかった。
    まさかスタンリーキューブリックが考えた話じゃなかったとは。
    司馬遼太郎や藤子不二雄など誰もが知っている人の逸話を知れたり本当勉強になる内容だった。

  • ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~
    著者:三上 延

    ---

    **あらすじ**
    ミリオンセラー達成! 大人気古書ミステリ、待望の続編。
    鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。
    変わらないことも一つある──それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき──。

    ---

    **感想**
    シリーズ第二弾では、退院した栞子さんがビブリア古書堂に戻り、大輔と共に店を切り盛りしていく日常が描かれます。前作ではどこか距離のあった二人ですが、今回は出張買取という新たな活動を通じて、行動範囲も広がり、関係性も徐々に深まっていくのが印象的でした。特に、大輔の運転で各地を回る場面では、それぞれのエピソードに動きが出て、物語に奥行きが加わっています。

    また、本巻では栞子さんと母親との過去が少しずつ明かされていき、彼女の背景がより明確になります。ミステリーとしての面白さはもちろん、登場人物たちの人間関係にも一層の厚みが加わり、読みごたえがありました。

    著者あとがきで「次から本章がスタート」との記述もあり、今後の展開に期待が高まります。静かながらも緊張感のあるストーリーと、古書を通して浮かび上がる人間ドラマが魅力のシリーズ。次巻も楽しみです。

  • 2021/05/17読了
    #三上延作品

    連作オムニバス。
    実在する本と日常の謎を組み合わせ
    ストーリー展開する。
    ライトノベル?楽しく読める。
    栞子さんは純朴清楚って感じだけど
    現実世界にいたら結構面倒くさい人かも。笑

    第一弾が貸出中だったので第二弾から
    読んだが全然大丈夫だった。
    栞子さんの中で失踪した母親のイメージは
    かなり酷いが徐々に誤解が解けていく
    感じで進むのかな?

  • 兎にも角にも、本のことしか頭になかった栞子さんの中で
    「五浦くん」から「大輔くん」へと昇格した五浦くん、おめでとう♪

    栞子さんのお部屋にも(仕事の一環とはいえ)入室できたし、カレーも振舞われたし、
    デートと認識されていないにしろ、2人で出かける約束は取りつけたし、
    この一歩は果てしなく大きい!ガンバレ!

    そして、図書館で後から予約した3巻目のほうが、何故か予約の消化率が高くて
    2巻より3巻が先に届いてしまうのではないかとビクビクしていた私、
    ちゃんと2巻から手元に届いて、おめでとう♪

    それにしても、小学生時代に、あの『時計じかけのオレンジ』を読みこなし、
    あまつさえそれを読書感想文の題材に選んでしまう栞子さん。
    相変わらず一筋縄ではいかないヒロインぶりです。

    第1巻では、あまりに何もかもお見通しで、ちょっぴり作り物めいていた栞子さんでしたが
    本のこととなると冷徹なまでの商魂を見せ、自分たち姉妹を置き去りにした母への反感と
    その資質を受け継ぎ、知らず知らずのうちに母をなぞるような行動をとってしまうことへの
    自己嫌悪の狭間で揺れ動く今回は、なんだかちょっと可愛らしかったりして。

    母の真意を知りたくて、『クラクラ日記』を何冊も何冊も買い続ける栞子さんに
    ほろりとしてしまう、ビブリア古書堂シリーズ第2巻でした。

    • 円軌道の外さん

      てか、ドラマ化決まりましたよね〜(^_^;)

      キャスティングについて
      まろんさんはどう思いますか?

      栞子さんが剛力彩芽...

      てか、ドラマ化決まりましたよね〜(^_^;)

      キャスティングについて
      まろんさんはどう思いますか?

      栞子さんが剛力彩芽で(なぜ?)
      五浦くんは
      EXILEのAKIRAという
      なんとも奇想天外な キャスティング(笑)

      ホンマ悲しくなりましたよ…(>_<)

      2012/12/05
    • まろんさん
      決まりましたね。。。するとは思っていたのですけれど。。。

      栞子さんに剛力彩芽ちゃんは、まず、若すぎますよね?!
      栞子さんってもっと和の香り...
      決まりましたね。。。するとは思っていたのですけれど。。。

      栞子さんに剛力彩芽ちゃんは、まず、若すぎますよね?!
      栞子さんってもっと和の香りがして、しっとりしたイメージなので
      どうして可愛らしい剛力彩芽ちゃんを持ってきたのか、謎ですよね。。。

      五浦くんに至っては、なぜエネルギーに満ち満ちたAKIRA?
      あの、五浦くんらしい、おずおずとした風情はどこにいってしまうの?という感じですね(>_<)

      ふたりとも、イメージに合う配役をもらったらちゃんと演技できる人たちなので
      なんだか気の毒な感じがしちゃいますね~。
      2012/12/06
  • シリーズ2巻目も面白く読ませてもらいましたが、「時計じかけのオレンジ」は、名前はよく知っていましたが、こんなお話だとは全く知らず、話のあらすじを知って、中学1年生がこの本の感想を書く、ということにとても違和感を覚えました。今は映画はR-18になっているようで、いくら栞子さんがキレる女子だからと言って、ちょっと無理があるのでは…むしろ結衣ちゃんが三分の一で読むのをやめた、というのが普通の感覚ではないかと思いました。このお話は最後の一章が書かれているものとそうでないものが出版されていた、というのがキーポイントですが、その辺もよくわからなくて…再読してみましたが、やっぱりよくわかりませんでした。
    私の中でちょっとモヤモヤした作品でした。
    なので余計に大輔くんの過去の恋愛絡みの「名言随筆サラリーマン」は晶穂さんや義理のお姉さんの性格が好感が持てて、とても面白く読ませてもらいました。
    (私的には、栞子さんより晶穂さんの方が好きかなー)
    この先、どんなお話が出てくるのか、大輔くんと栞子さんの進展ぶりも合わせてとても楽しみです。
    他の方も書いておられましたが、栞子さんの巨乳は余計ですね笑

  • 1⃣古書好きの方

    2⃣ライトに小説を楽しみたい方

    3⃣古書に苦手意識を持っている方


    後輩に勧められて読んでみたところハマってしまい、2作目も読みました。

     本書はライトな推理小説なので、難しい本に疲れた時の救世主として読みました。前作は命の危機のようなシーンも多々ありましたが、2作目はそういったこともなくより気楽に読了できました。

     お勧めの人に古書好きの方と、古書の苦手な方の相反する人を含めましたが、これには理由があります。

     本書の主人公は古書です。なので、古書好きの方に勧められるのは明白だと思いますが古書が苦手な人は古書の雑学を楽しく学べます。本書の中で古書の内容や歴史も知れますので、自然と興味がわいてきます。

  • 小学生の頃、公団の集合住宅に家族四人で住んでいた。
    居間と夫婦の寝室と、弟と兼用の子供部屋があるだけの間取りだった。
    当然、書斎などというスペースが取れるはずもない。
    父はある日突然、僕ら兄弟のマンガや学習雑誌がある本棚に自分の蔵書を置き始めた。蔵書と言っても、仕事関係の業界紙と文庫本がいくらかあるだけだったが、いままで見たことがない新鮮な光景だった。
    興味本位で文庫を一冊手に取ってみた。
    『限りなく透明に近いブルー』
    不思議なタイトルと美しい表紙に惹かれたからだが、1、2ページめくって後悔した。見てはいけない物を見た気がした。
    過激な性描写があったからという訳ではない。普段くだらない冗談ばかりを言っている父の知らない一面を見た気がしたからだ。
    それから二度と父の本に触ることはなかった。

    その後、訳あって父とは離れて暮らすこととなる。
    父のようにはなるまいと思った。いまでも会うことはない。

    当時、読書感想文が大の苦手だった。
    原稿用紙に本のタイトルを書いて「おもしろかったです。」
    その後に何を続ければ良いかが全く分からなかった。
    結局、苦労してあらすじをなぞってどうにかお茶を濁すだけだ。
    本当に面白いと思っていたが、それ以外に何が必要なのかずっと疑問だった。次第に本からも遠ざかっていった。

    皮肉なことだが、システマティックな勉強から離れて、初めて読書や「学ぶ」ということの面白さが分かった。
    どんな本でも好き勝手に読めばいいと思う。
    狂気の物語は狂人が書く訳ではない。むしろ常識や倫理という軸足がなければ狂気までの飛距離は測れない。
    本や映画やマンガやゲームなど創作物自体が問題視されることがあるが、それはフィクションをきちんと楽しむ下地を育てない環境のほうに問題があるのだろう。

    高校時代の恩師のおかげで本に興味が湧いた。
    大学に入って、正門前の書店のフェア台で『限りなく透明に近いブルー』を見つけた。次第に読書量が増えていった。
    そして気がつけばいつの間にか、くだらない冗談ばかり言って本を読む大人になっていた。

    『ビブリア古書堂の事件手帖2』は本を巡る親と子のはなし。
    今回も本と物語のリンク具合、そして伏線がいい。
    福田定一『名言随筆 サラリーマン』が秀逸。

    今回の栞子さんの物語が、前後編の前編であればいいと思う。
    そして後編があれば、それは「許す」物語であってほしい。

    (まさか、気になっていた『国枝史郎』が登場するなんて。そろそろ読まなければ!)

    • まろんさん
      kwosaさん、こんにちは!

      お父様とのことを書かれた前半に惹き込まれて読み進めていて、最後の
      そして後編があれば、それは「許す」物語であ...
      kwosaさん、こんにちは!

      お父様とのことを書かれた前半に惹き込まれて読み進めていて、最後の
      そして後編があれば、それは「許す」物語であってほしい。
      という一文で、涙が溢れました。
      数十行のレビューなのに、お父様の蔵書に「見知らぬ父」を見て慄いた少年が
      いつしか本を愛する青年になり、そしてこの本の栞子さんにも
      母を許せるひとであってほしい、と願う大人へと成長していく過程を
      古いフィルムの中で、カタカタとコマ送りで見ているようで。

      3冊目は、栞子さんの心が、もっともっと動いて、劇的な展開も待受けていますので
      存分に楽しんでお読みになってくださいね!

      それにしてもkwosaさんが読書感想文の苦手な男の子だったなんて
      今の心ゆさぶるレビューからは想像もつきません。
      作文の苦手な小学生にこのレビューを読ませたら、
      ふつふつと希望が沸いてくるかもしれませんね♪
      2013/01/17
    • kwosaさん
      まろんさん!

      コメントありがとうございます。

      本を読み終えて思いつくままに書き連ねていったら、こんな文章になってしまいました。
      「なんで...
      まろんさん!

      コメントありがとうございます。

      本を読み終えて思いつくままに書き連ねていったら、こんな文章になってしまいました。
      「なんでこんなこと書いちゃったんだろう」
      「ちょっとカッコつけ過ぎじゃないか」
      後悔の念に襲われ、もっと別のことを書こうと本をパラパラと読み返しました。
      しかしその時、アントニイ・バージェスのあの言葉が!

      『わたしたちは書いたものを削除することはできる。しかし、書かなかったことにすることはできない』

      「うわっ」
      あまりにも出来過ぎたタイミングというか、本の魔力というか......
      でも、本を読んでいるとたまにこういうことがありますよね。
      おもいっきり『ビブリア古書堂』にはまっちゃっていますね。

      たったいま、3冊目も読み終えました。
      新刊が待ち遠しいです。
      2013/01/18
  • '24年12月15日、AmazonAudibleで、聴き終えました。シリーズ、二作目。

    今作も、以前に何度か読んていて…でも、やはり面白かった!

    栞子さんのお母さんの話が、キツかったのを、よく思い出しました。
    「時計じかけのオレンジ」、懐かしい!少年の頃、夢中で読みました!でも、子供が読むものじゃ、ないよなᕙ⁠(⁠⇀⁠‸⁠↼⁠‶⁠)⁠ᕗ
    司馬遼太郎と藤子不二雄、また読みたくなりました。

    さあ、三作目へ!

  • シリーズ2作目。
    栞子さんが帰ってきて大輔とより親密に。
    栞子の母親や、大輔の元カノの話が出てくる。
    ミステリよりヒューマンドラマに近い感じになってきた。
    もうこれ両想いでしょ。

  • やっぱり2時間ほどで一気に読み終えました。
    表には二人の距離が少しずつ近づいていくストーリーですが、物語の中で、真実と嘘、秘密と詮索、憶測と事実、なんとなくそれらが交錯しながらやりとりが進んでいくのを不思議な気分で読んでます。

  • 人見知りで、内気な古書店の店長・栞子さんと
    そこで働く大輔くんが日常の中で起こる謎を解き明かす
    ライトミステリ、第2弾。

    この栞子さん、洞察力と真実を鋭く見抜く観察眼で、一見つながりのなさそうな事実をつなぎ合わせ、点を一本の線につないで、真実を浮かび上がらせる。そもそも警察が登場するような事件ではないので、真実がわかることが解決ではなく、誰かがそうするに至った経緯を導き出すことが知らされた人のもやもやとしたやるせない気持ちを昇華させ、納得の結末やまたは気持ちの落としどころを見出すことになる。


    実生活の中で、こんな人が身近にいてくれたなら・・。
    突然降ってわいた、理不尽に思えることが、実は何らかの意図や
    策略があり、たまたまそれに巻き込まれただけで、あなたには非はなく、損な役回りをさせられただけだよと教えてもらえたら、必要以上に落ち込むこともないだろうに・・・。

    大きなことから小さなことまで、日々、途中が見えないために不思議に思えたり、謎だと思われていることがたくさんあるけれど、
    それ以上考えるのを諦めてしまっていることが多いもの。

    謎解き以上に2人の関係も気になる所。
    お互いにふとしたことから名前で呼び合う仲になり、
    古書店廻りと称して2人でドライブに出かけ、
    距離が縮まったように思えるふたり。

    誰かのことを深く知ろうと思ったら、詮索めいたこともせざるを得ないんじゃないかな(P252)

    と大輔くんが心の中で考えるあたり、この先の成り行きが大変楽しみです。
    気になるということは、「あなたのことが知りたい!」という
    欲求と平静を装うふりを行き来しながら、心のざわざわした感じを味わうことだと思うのです。

    • まろんさん
      「あなたのことが知りたい!」という欲求と平静を装うふりを行き来しながら、
      心のざわざわした感じを味わう。。。
      う~ん、素敵!さすがnicoさ...
      「あなたのことが知りたい!」という欲求と平静を装うふりを行き来しながら、
      心のざわざわした感じを味わう。。。
      う~ん、素敵!さすがnicoさん♪

      現実世界では、もうなかなかそんな気持ちを味わえる機会はなくなった私は
      本の中で、大輔くんと栞子さんの奥ゆかしい恋の行方を見守ることで
      ざわざわやらきゅんきゅんやらを、お裾分けしてもらうことにします♪
      2013/02/16
    • nico314さん
      まろんさん

      うふふ
      実は私もリアルな世界での恋心を味わうこともなくなり、ずいぶん経ちます。とほほ・・・。

      松潤いいな♡ とか、...
      まろんさん

      うふふ
      実は私もリアルな世界での恋心を味わうこともなくなり、ずいぶん経ちます。とほほ・・・。

      松潤いいな♡ とか、
      長谷川博巳や綾野剛(←大河ドラマの役柄)
      いいな♡ とか
      香川くん、長谷部さんいいな♡ とか
      あとは、本のキャラクターに
      妄想するばかりの毎日でした。

      しかーし
      お稽古ごとの先生にときめきを感じるようになると(これもやっぱり妄想の域をでませんけど、ね)
      少しばかり現実世界も彩りが鮮やかになったような気がしています。
      実は最近、お仲間さんたちもその先生を選んで、出席率が高くなり、同じように思っていたことを知って、ますますミーハー度があがっています。
      2013/02/16
  • シリーズ2作目。

    前巻では、ある事情から大怪我をして入院していたビブリア古書堂の店主・篠川栞子が、本巻では不自由な部分を残しながらも、仕事復帰。
    そしてこれまたビブリア古書堂に再び雇われることになった五浦大輔の語り手続行により、物語が進んでいく。
    本編の1つ1つの事件の残り香が、少しずつ次の話へとつながって、気がつけばプロローグからエピローグの間に、栞子と大輔の関係性も、ほんのわずかに変化していた。

    今回も巻頭にカラー絵が1枚はさまれている。
    しかし前巻は、各話が始まるときに挿絵があったが、本巻にはタイトルのみという違いがあった。
    なぜそうなったのかは不明だが、前巻の挿絵はちょっとかなりドキリとさせるような絵だった…ので、、前巻より、活字に専念できるようになったと言えるかもしれない。

    2巻が終わり、助走が終わってこれから本番…?みたいな雰囲気を感じた。

    各話のタイトルになった本以外にも、様々な古書が登場しているが、1冊もわからなかった。
    本編に出てくる古書をまとめて読める番外編もあるようだが、何巻まで読めばそちらを手に取れるだろうか…?

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著者プロフィール

『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズが累計700万部を超えるベストセラーとなる。同シリーズで、文庫作品初の『本屋大賞』候補、『本の雑誌』が選ぶ「この40年の書籍 第1位」に選ばれるなど、幅広い層からの支持を集める。

「2022年 『ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三上延の作品

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